肉じゃがの弁当への詰め方は?夏は腐る?次の日も安全&美味しくするコツ!
肉じゃがのお弁当への詰め方を知っていますか?夏などは特に食中毒など危険があります。今回は、肉じゃがをお弁当に次の日でも美味しく安全に入れるためのポイントを、作った後の正しい保存方法とともに紹介します。肉じゃがのお弁当用の作り置きレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 肉じゃがを次の日以降のお弁当に入れて大丈夫?美味しく安全にするには?
- 肉じゃがをお弁当に詰める際は食中毒に注意が必要
- 肉じゃがのお弁当への詰め方のコツ・注意点は?
- ①キッチンペーパーで汁気をとる
- ②お弁当グッズを使って仕切る
- ③汁気を吸う食材を下に敷く
- ④夏場は必ず保冷剤を入れる
- ⑤温め直しは菌の繁殖が心配であればしよう
- ⑥スープジャーに入れる際は汁の量・温度に注意が必要
- 肉じゃがをお弁当用に作った後の保存方法にもポイントあり!
- 肉じゃがの保存方法は冷蔵がおすすめ
- 肉じゃがの冷凍保存は可能だが味が落ちるので非推奨
- お弁当用の肉じゃがの日持ちする作り置き方・レシピも紹介!
- お弁当用の肉じゃがが日持ちする作り方のコツ・アイデア
- お弁当用の肉じゃがの作り置きレシピ
- 肉じゃがのお弁当への詰め方には要注意!
⑥スープジャーに入れる際は汁の量・温度に注意が必要
肉じゃがをスープジャーに入れる際は、肉じゃがの汁の量と温度に注意しましょう。まず、スープジャーの温度を保つため、肉じゃがの汁は具材が浸かるまでしっかり入れてください。
次にスープジャー内の温度は、菌が最も繁殖しやすい20〜40℃を避けることが大切です。そのため、スープジャーに熱湯を注いで保温しておいたり、肉じゃがを入れて6時間ほど過ぎても温度を50℃以上に保てる製品を選んだりするようにしましょう。
(*スープジャーの安全な使い方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
肉じゃがをお弁当用に作った後の保存方法にもポイントあり!
肉じゃがはお弁当用に作った後も、美味しい状態を保つために保存方法に気を配る必要があります。安全かつ美味しく肉じゃがをお弁当に詰めるためには、どのような方法で肉じゃがを保存すると良いのでしょうか。以下で詳しく解説していきますので正しい保存方法に関して参考にして下さい。
肉じゃがの保存方法は冷蔵がおすすめ
肉じゃがは冷蔵が最も簡単で、美味しく食べるのに適している方法です。以下の方法で2〜3日保存することができます。
①蓋を閉めずに落し蓋をして粗熱をとる
②肉じゃがをタッパーに移し替えて蓋をする
③冷蔵庫に入れる
落し蓋をすることでじゃがいもなどの具材に味がしっかり染み込み、煮汁の蒸発を防ぐ効果があります。蓋がない場合は、アルミホイルやクッキングシートで代用しましょう。また、肉じゃがをタッパーに移し替える際は煮汁も一緒に入れてください。煮汁はじゃがいもなどの野菜の乾燥を防ぎ、2日目以降の肉じゃがを温め直すときに必要になります。
肉じゃがの冷凍保存は可能だが味が落ちるので非推奨
肉じゃがは冷凍で3週間ほど保存できますが、じゃがいもなどは味わいや食感が落ちるのでおすすめできません。白滝やじゃがいもなどの冷凍で食感が変わる具材が入っていたり、汁気が多い肉じゃがは冷凍しても劣化が早かったりするためです。肉じゃがを作るときは冷蔵保存することを前提に、お弁当に入れて数日で食べ切れる量を作るようにしましょう。
(*肉じゃがの冷凍について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
お弁当用の肉じゃがの日持ちする作り置き方・レシピも紹介!
お弁当に肉じゃがを詰める際のコツがあるように、日持ちする肉じゃがの作り方もあります。また、冷蔵保存した肉じゃがをお弁当に使い切れるレシピも合わせて紹介するので、参考にしてください。
お弁当用の肉じゃがが日持ちする作り方のコツ・アイデア
肉じゃがをお弁当に詰めるときに乾物を敷き、汁気をとるコツを紹介しましたが、以下のような方法でも肉じゃが入りのお弁当を日持ちさせることができます。
・肉じゃがにあんをかける
・濃い味付けにする
・殺菌効果のある食材を加える
お弁当に肉じゃがを詰めたら、水で溶いた片栗粉をかけましょう。とろみを加えることでじゃがいもなどの乾燥を防ぎ、肉じゃがの残った煮汁が溢れにくくなります。また、醤油に含まれる塩分と砂糖には防腐効果があるので、お弁当に肉じゃがを詰める際は濃い味付けにすることも大切です。
さらに殺菌作用のある鷹の爪などの食材を付け合わせると、肉じゃがを長く日持ちさせる効果が期待できます。
お弁当用の肉じゃがの作り置きレシピ
こちらは、お弁当用に肉じゃがを作り置きできるレシピなので、2〜3日ほどで食べ切ることができます。あらかじめ、じゃがいもやにんじんなど丁寧に炒めて煮込むので、旨味が凝縮されていて美味しい一品です。2日目以降の肉じゃがを使用する場合は、必ずしっかり熱を加えた上で汁気をとってからお弁当に詰めるようにしましょう。