お刺身・生わかめはそのままNG？湯通し必須？下処理〜食べ方まで紹介！
生わかめはそのまま食べても大丈夫なのでしょうか？食べ方が気になりますよね。今回は、生わかめの食べ方がそのままだと危険かどうかを、食中毒など症状や美味しい食べ方・レシピとともに紹介します。生わかめ以外に〈刺身用・塩蔵〉わかめについてもそのまま食べられるか紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
生わかめの食べ方は？そのままだと危険？
普段、私だちが食しているわかめは鮮やかな緑色をしていますが、加熱されることでこのような色合いになっています。今回のテーマである生わかめは茶色い見た目をしています。まずは、生わかめの食べ方と、その注意点を見ていきましょう。
湯通しされてない生わかめをそのまま食べるのは食中毒のリスクがありNG
湯通しされていない生わかめをそのまま食べると食中毒のリスクを伴います。主な食中毒の症状としては、以下の通りです。
・激しい腹痛
・下痢や嘔吐
・発熱
生わかめをはじめとする海産物には腸炎ビブリオ等の菌が付着している可能性があり、保存状態によっては、食中毒の危険があります。生食用わかめは、湯通しや加熱調理をすることで、このようなリスクを避けることが出来るので、生わかめを食べる際には必ず下処理をしてから食べるようにしましょう。
（＊生わかめの食中毒に関して詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）
生わかめの下処理・湯通し方法
生わかめの下処理の方法は、以下の通りです。
①綺麗な水でしっかりと洗う
②茎と葉をわける
③茎、葉の順に、沸騰したお湯に入れる
④流水で粗熱をとり、氷水にいれてしめる
⑤水気をしっかり切る
お湯に入れる時間として、茎は少し長めの20秒ほど、葉はさっと湯通しする程度を目安にしましょう。わかめが鮮やかな緑色になったらお湯から引きあげます。茹でたあとに氷水でしめることで、歯ごたえがよくなります。また、調理後にドレッシングなどの味が薄くならないよう水気をしっかり切ることも重要です。
基本的に生わかめは冷蔵で3日程度、冷凍で1か月程度日持ちします。下処理をしたあと、用途や使用量にあわせて保存方法を選択しましょう。
生わかめと同様に刺身用・塩蔵わかめもそのままはNG？
市販の生食用わかめには生わかめのほかに、刺身わかめや塩蔵わかめなどがあります。これらの食べ方についても見ていきましょう。
生わかめと刺身用わかめは同じものを指すことが多い
基本的に、刺身用わかめは生わかめと同じものを指します。すでに湯通しをされているものが多いですが、表面の汚れや菌を落とし、より食中毒のリスクを避けるためにも、食べる前に水洗いか、湯通しをするのがおすすめです。
特にサラダや酢の物などの場合は、少し手間ですが湯通しをすると色鮮やかに仕上げることができます。ここでも、調理後に味がぼやけないようにしっかりと水気を切って使用します。
塩蔵わかめも下処理してから食べよう
生わかめを塩漬けにした塩蔵わかめは、まず水を貼ったボウルに3分程つけて塩抜きをします。そして生わかめや刺身わかめと同様に軽く湯通しをしてから食べます。塩漬けされて保管されているため、生わかめや刺身わかめに比べて保存できる期間が長いのが特徴です。
生わかめの美味しい食べ方・レシピは？
では、次に生食用わかめの美味しい食べ方を紹介します。乾燥わかめには無い、生わかめ特有のこりこりとした歯ごたえと磯の香りを自宅で簡単に楽しめるレシピです。
①お刺身生わかめとツナの和え物
お刺身用生わかめを使って、自宅にある材料と調味料で作るお手軽メニューです。生わかめのこりこりとした食感を味わいたい人におすすめのレシピです。