生わかめで食中毒になる?下痢の症状も?原因や防止する方法も紹介!

生わかめで食中毒になるのでしょうか?今回は、生わかめの食中毒の原因や〈下痢・腹痛〉など症状を、食中毒を防ぐ下ごしらえの仕方とともに紹介します。生わかめで食中毒になった場合の対処法や美味しい食べ方、保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 生わかめを食べて腹痛・下痢に…食中毒?
  2. わかめで食中毒になる原因と症状は?
  3. 生わかめに付着した「腸内ビブリオ」が原因で食中毒になる
  4. 生わかめの食べ過ぎが原因の場合もある
  5. 生わかめの食中毒を防ぐには?そのままはNG?
  6. ①そのまま食べずに下ごしらえしよう
  7. ②調理器具を清潔に保とう
  8. ③鮮度が落ちないように保存しよう
  9. 生わかめで食中毒になった場合の対処法は?
  10. 水分補給をして安静にしよう
  11. 重症な場合は早めに病院に行こう
  12. 生わかめの食中毒には気をつけよう

生わかめを食べて腹痛・下痢に…食中毒?

生わかめはマグネシウムやカルシウムなどのミネラルを豊富に含んだとても体に良い食材です。ですが、生わかめは乾燥わかめや塩蔵わかめとは違い、正しい下処理をしないと菌により下痢や腹痛、嘔吐など食中毒を起こすことがあります。詳しく以下で紹介しますので参考にして下さい。

わかめで食中毒になる原因と症状は?

生わかめを食べるときは正しい下ごしらえをすることが必要です。ここでは、生わかめを食べた時に食中毒になる原因と症状について解説します。

生わかめに付着した「腸内ビブリオ」が原因で食中毒になる

生わかめを食べて食中毒になる原因は、付着している腸内ビブリオという起炎菌によるものです。腸内ビブリオによる食中毒の症状は次の5つです。

・激しい腹痛
・下痢
・嘔吐
・発熱
・激しい頭痛


潜伏期間は2〜3時間と短い場合もありますが、一般的には11〜12時間と言われています。また、比較的軽症で済む事もありますが、重症化して死亡したケースもあります。

生わかめを食べて食中毒にならないためには正しい下処理が必要です。生食用として売られている生わかめでも、色が茶色いものはそのまま食べることができません。沸騰したお湯の中で1分程度茹でたあと氷水でしっかり冷やしてください。その後、密封容器などに入れ4℃以下の低温で保存してください。

生わかめの食べ過ぎが原因の場合もある

生わかめを食べ過ぎると消化不良を起こし、腹痛や下痢の症状が出ることがあります。これは、わかめに含まれる豊富な食物繊維を胃腸が完全に消化できないからです。このことから、わかめを食べて下痢・腹痛になっても食中毒とは限らないということが言えます。

(*わかめの食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

わかめは食べ過ぎNG?腹痛・下痢に?摂取量はどれくらいまでが目安?

生わかめの食中毒を防ぐには?そのままはNG?

生わかめの食中毒を防ぐには正しい下ごしらえをする必要があります。そのまま食べると食中毒を起こす可能性があるからです。ここでは、生わかめの正しい下ごしらえについて解説します。

①そのまま食べずに下ごしらえしよう

ここでは生わかめの下ごしらえの方法について解説します。ただし、買った時に緑色のわかめは、下ごしらえをしてあるので流水で洗うだけで使うことができます。

①洗う
②葉と茎に切り分ける
③茹でる
④冷水に取る


汚れが付着しているので、たっぷりの水で洗い流してください。葉と茎は厚さが違うので切り分け、茹でるときも茎を先に入れてあとから葉の部分を入れるのがポイントです。茎を1分くらい茹でてから葉を入れて、鮮やかな緑色になったらすくって冷水につけてください。

酢の物や刺身など、食べる前に加熱処理しない料理は下茹でが必要です。味噌汁など調理する工程で加熱する場合は、下茹でしないでそのまま味噌汁に入れることができます。

お刺身・生わかめはそのままNG?湯通し必須?下処理〜食べ方まで紹介!

②調理器具を清潔に保とう

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