生わかめで食中毒になる?下痢の症状も?原因や防止する方法も紹介!

生わかめで食中毒になるのでしょうか?今回は、生わかめの食中毒の原因や〈下痢・腹痛〉など症状を、食中毒を防ぐ下ごしらえの仕方とともに紹介します。生わかめで食中毒になった場合の対処法や美味しい食べ方、保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 生わかめを食べて腹痛・下痢に…食中毒?
  2. わかめで食中毒になる原因と症状は?
  3. 生わかめに付着した「腸内ビブリオ」が原因で食中毒になる
  4. 生わかめの食べ過ぎが原因の場合もある
  5. 生わかめの食中毒を防ぐには?そのままはNG?
  6. ①そのまま食べずに下ごしらえしよう
  7. ②調理器具を清潔に保とう
  8. ③鮮度が落ちないように保存しよう
  9. 生わかめで食中毒になった場合の対処法は?
  10. 水分補給をして安静にしよう
  11. 重症な場合は早めに病院に行こう
  12. 生わかめの食中毒には気をつけよう

生わかめを切り分ける際に使ったまな板、包丁には腸炎ビブリオという菌が付着している可能性があるのでしっかり洗ってください。洗わずにその包丁、まな板などの調理器具を使うと残った腸内ビブリオが食材に付着し二次感染が起きるからです。また、生わかめの下ごしらえを終えたら手もしっかり洗うことも重要です。

③鮮度が落ちないように保存しよう

下ごしらえをして余った生わかめは鮮度が落ちないように保存をしてください。保存のポイントは次のとおりです。

①下茹では必ずする
②密封する
③冷蔵、冷凍、塩蔵の3種類

生わかめを保存する場合は必ず下茹でをしてください。次に密封容器や袋などに入れますが、入れる前にしっかり冷やすことが重要です。冷やさずに密封すると蒸れて腐る原因になります。保存方法は冷蔵、冷凍、塩蔵の3つが選べますが、保存できる期間が異なります。冷蔵は3日程度、冷凍は約3ヶ月、塩蔵は冷蔵庫に入れて約半年保存が可能です。

(*生わかめの冷凍保存方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

生わかめは冷凍保存できる?湯通ししてから?解凍の仕方や賞味期限の目安も紹介!

生わかめで食中毒になった場合の対処法は?

正しい下ごしらえをすると食中毒になる可能性は低くなりますが、もし食中毒になった場合の対処法をここで解説します。

水分補給をして安静にしよう

食中毒になった場合は、水分補給をして安静にしてください。水分補給をするのは、下痢や嘔吐で水分が出ていくので脱水症状にならないようにするためです。また、水分補給は冷たい水ではなく、温かいお湯を飲んでください。吐き気がおさまってきたら、成分が体液に近いスポーツドリンクや経口補水液を飲むのがおすすめです。

重症な場合は早めに病院に行こう

食中毒は場合によっては重症化する危険性もあります。次のような症状が見られるときは早めに病院で受診をしてください。

・意識がはっきりしない
・血便が出る
・嘔吐が止まらない
・下痢が1日に10回以上出る
・体がフラフラする
・尿が出ない、尿が少ない


食中毒は重症化すると最悪死亡する可能性もあります。自分で病院に行けないときは救急車を呼ぶのがおすすめです。また、お年寄りや小さな子は重症化しやすいので、もし食中毒になったら速やかに受診をしてください。

生わかめの食中毒には気をつけよう

生わかめはとても美味しい食材ですが、しっかり下ごしらえ・保存をしないと付着している菌により食中毒を起こす可能性があります。この記事を読んで正しい調理をして、安全で美味しい生わかめを食べてください。

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