キンミヤ焼酎(甲類)は危険?乙類より体に悪いとされる理由は?

キンミヤ焼酎など甲類の焼酎は乙類より危険・体に悪いと言われますが本当でしょうか?今回は、甲類の焼酎が乙類より危険・体に悪いとされる理由を、特徴の違いやどちらが体に良いのかとともに紹介します。甲類焼酎の健康に配慮した飲み方や、体に良い甲類焼酎の種類・銘柄も紹介するので参考にしてみてくださいね。

・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】

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目次

  1. 甲類焼酎は危険?乙類より体に悪いって本当?
  2. まずは焼酎の甲類・乙類の定義と違いを知ろう
  3. 甲類の焼酎が乙類より体に悪いと言われる理由は?
  4. ①度数の割に飲みやすくアルコールの過剰摂取に繋がりやすい
  5. ②値段の安さによる不信感
  6. ③原材料が不明・色々使われている
  7. ④乙類の焼酎に比べてカロリーが高い
  8. 焼酎の甲類と乙類で結局体に良いのはどっち?
  9. 焼酎は乙類の方が体に良いとされているが甲類にもメリット・効能はある
  10. また飲み過ぎは甲乙関係なく体に悪いので適量を守ろう
  11. 甲類焼酎の健康に配慮した飲み方は?1日の摂取量目安は?
  12. ①焼酎(25度)は1日に100mlまでにする
  13. ②割り物でアルコール度数を下げて飲む
  14. 甲類焼酎の体に良いおすすめの銘柄も紹介!
  15. ①キンミヤ焼酎25度(305円)
  16. ②大五郎25度(1,192円)
  17. ③極上25度(440円)
  18. 焼酎の甲類・乙類どちらでも体に悪いかは飲み方次第

甲類焼酎は危険?乙類より体に悪いって本当?

そのまま飲んでも美味しく、チューハイのベースなどにも人気のキンミヤ焼酎は、焼酎甲類に分類されます。焼酎には、甲類のほかに乙類もありますが、甲類の方が体に悪いと言われることも多いです。ここでは、焼酎甲類の危険性について紹介します。

まずは焼酎の甲類・乙類の定義と違いを知ろう

焼酎甲類と焼酎乙類の代表的な違いを、以下に紹介します。

【焼酎甲類】
・複数の原料から作られた酒粕や廃糖蜜を原料とする発酵液を使う
・連続式蒸留で作られている
・アルコール度数は36度未満

【焼酎乙類】
・単一の原料から作られている
・原料に使われるのは米・麦・蕎麦などの穀類、芋類、清酒粕、黒糖、国税庁長官が指定する49品目
・単式蒸留で作られている
・アルコール度数は45度以下


焼酎は酒税法によって、焼酎甲類と焼酎乙類に分類されています。主な違いは原料と蒸留方法、アルコール度数の3つです。キンミヤ焼酎などに代表される焼酎甲類は、麦やとうもろこしなど複数の穀物を発酵させて作られた発酵液を蒸留して作ります。さらに、原料を蒸留して純度を高めるために、連続式蒸留が使われているのが焼酎甲類です。

連続式蒸留は名前の通り、一度に何度も蒸留して効率よくアルコールの純度を高める方法です。日本では明治期に取り入れられた蒸留方法で、時間と手間を省いた大量生産に向いています。連続式蒸留で作られた焼酎甲類は、原料の風味が残らず、クリアですっきりした味わいに仕上がります。一方、焼酎乙類は、芋や米などの単一の原料から作られています。

連続式蒸留よりも蒸留回数が少なく、原料の風味や味わいが残りやすいところが特徴です。アルコール度数にも違いがあり、より純度の高い焼酎甲類は36度未満で、焼酎乙類は45度以下と定められています。

(*キンミヤ焼酎について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

キンミヤ焼酎とは?飲み方・割り方のおすすめを定番〜アレンジまで紹介!

甲類の焼酎が乙類より体に悪いと言われる理由は?

焼酎には甲類と乙類があり、それぞれ作り方や原料、アルコール度数などに違いがありますが、どうして焼酎甲類だけが体に悪いと言われるのでしょうか。ここでは、焼酎甲類が体に悪いと言われる理由について紹介します。

①度数の割に飲みやすくアルコールの過剰摂取に繋がりやすい

焼酎甲類は連続式蒸留で作られたクリアですっきりした風味が特徴で、飲みやすく、アルコールの過剰摂取につながりやすいお酒です。焼酎乙類は、原料となる芋や米などの原料の風味が残り、ゆっくり味わうのに向いています。しかし、焼酎甲類はきりっとした透明感のある味わいなので水のような感覚で飲みやすく、飲みすぎや悪酔いしやすいお酒といわれています。

②値段の安さによる不信感

焼酎甲類が体に悪いと言われる理由の一つに、値段が安いことも上げられます。焼酎甲類は比較的新しい技術で作られたお酒で、大量生産に向いていて値段も安く作れます。そのため、焼酎乙類よりも安くコスパの良いお酒が多いです。安い焼酎であれば、4リットル焼酎で3000円前後という値段で購入できます。

しかし、値段の安さが品質への不信感につながり、体に悪い危険なお酒なのではないかと考える人も少なくありません。

③原材料が不明・色々使われている

以下に紹介する焼酎のように、焼酎甲類は原材料が複数あり、何が使われているかわからないものも少なくありません。

・宝焼酎 極上宝
・サントリー 鏡月
・アサヒ 大五郎
・合同酒精 ビッグマン


焼酎甲類の原材料は、複数の穀物から作られた糖蜜などで、どんな穀物が使われたか明記されていないものが多いです。乙類であれば、原材料がはっきりわかるので、原材料不明の焼酎甲類の方が体に悪いと考える人もいます。

④乙類の焼酎に比べてカロリーが高い

焼酎甲類は、焼酎乙類よりもカロリーが高いところも、体に悪いと言われる理由のひとつです。

・焼酎甲類(1合)370kcal
・焼酎乙類(1合)263kcal

焼酎甲類は、連続式蒸留によってアルコールの純度が高められているので、アルコール由来のカロリーも高くなります。同じ量を飲んでも、約100kcalほど焼酎甲類の方がカロリーが多くなるので肥満につながる危険性があると心配する人が多いです。

焼酎の甲類と乙類で結局体に良いのはどっち?

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