妊婦は蕎麦を食べてもいい？妊娠中のアレルギーの危険性は？レシピも紹介！
妊婦（妊娠中）は蕎麦を食べてもいいのでしょうか？実は、むしろおすすめです。今回は、妊婦が蕎麦を食べても大丈夫な理由を、食べるメリット・効果や食べる場合の注意点とともに紹介します。妊娠中の蕎麦で胎児の〈アレルギー・性別〉が決まる噂の真偽や、蕎麦のおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 妊婦（妊娠中）は蕎麦を食べてもいい？大丈夫？
- 妊婦・妊娠中の蕎麦はメリット・効果がたくさんありおすすめ
- 妊婦が蕎麦を食べるメリット・効果は？
- ①食物繊維による便秘解消
- ②つわりで食欲が湧かなくても食べやすい
- ③ダイエット効果もある
- ④鉄分による貧血の予防
- ⑤ビタミンB1による疲労回復
- ⑥ルチンによる血圧の低下
- ちなみに蕎麦茶・湯も同様に効果を期待できる
- 妊娠中に蕎麦を食べる場合の注意点は？
- ①蕎麦を食べる量は1日に260gまで
- ②蕎麦を調理する場合は塩分を控えめにする
- ③消化不良を防ぐために柔らかめに茹でる
- 妊婦（妊娠中）と蕎麦にまつわる噂の真偽も調査！
- ①妊娠中の蕎麦が胎児のアレルギーに影響する？
- ②蕎麦を食べたくなるかで胎児の性別が決まる？
- 妊婦向けの蕎麦のレシピを紹介！
- ①オクラとなめこのねばねば蕎麦
- ②鴨南蛮蕎麦
- ③とろろ蕎麦
- 妊婦が蕎麦以外にも妊娠中に気を付けるべき食べ物は？
- 妊婦（妊娠中）の蕎麦は食べ方に気をつけよう
妊婦（妊娠中）は蕎麦を食べてもいい？大丈夫？
アレルギーのある食品でもある蕎麦ですが、妊娠中に食べることで産まれてくる赤ちゃんへの影響はないのでしょうか。妊婦が蕎麦を食べても良いのか、食べることでの効果や赤ちゃんへの影響はないのかなどを説明します。
妊婦・妊娠中の蕎麦はメリット・効果がたくさんありおすすめ
妊娠中は、赤ちゃんへの影響を懸念して様々な食品の摂取が制限され、今まで何気なく食べていたものでも控えた方が良いことがあります。しかし、蕎麦は妊娠初期から食べても全く問題のなく、妊娠中に食べることでのメリットや妊婦に嬉しい効果がたくさんあるおすすめの食材です。
妊婦が蕎麦を食べるメリット・効果は？
妊娠中に食べることでたくさんのメリットと効果のある蕎麦に含まれる栄養素には、以下のようなものがあります。
・食物繊維
・鉄分
・ビタミンB1、B2
・ルチン
含まれる栄養素で得られる妊婦におすすめのメリットと効果についても、それぞれ詳しく説明するので妊娠中の食事の参考にしてください。
（＊蕎麦の栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）
①食物繊維による便秘解消
蕎麦にはセミセルロースという食物繊維が含まれており、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える役割があります。そばに含まれる食物繊維は水に溶けにくい不溶性食物繊維のため、便のカサを増やし便秘解消に効果的です。妊娠中はホルモンバランスが乱れることで便秘になりやすく、飲める薬も限られてしまうため蕎麦を食べることで解消できておすすめです。（※2、3）
②つわりで食欲が湧かなくても食べやすい
蕎麦やうどんなどの麺類はつわりで食欲がない時でも食べやすく、温かくも冷たくもアレンジできるため妊娠中におすすめの食材です。つわりの時期に蕎麦がおすすめの理由は食べやすさだけではなく、蕎麦はタンパク質・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれているため少量でも多くの栄養が摂取出来ます。
小麦を使ううどんよりも栄養価が高いため、食事があまり取れないつわり時期に食べるのに最適と言えます。
③ダイエット効果もある
蕎麦のカロリーはうどんよりも若干高いですが、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品であるため脂肪を溜め込みにくいダイエット向きの食材です。妊娠中は体重コントロールを支持されることもありますが、お腹の赤ちゃんのためにも極端に食事量を減らすことはおすすめできません。
蕎麦は食物繊維の便秘解消効果とインスリンの上昇が抑えられ脂肪になりにくいため、健康的に体重コントロールするのに適しています。（※4、5、6）
(＊そばのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④鉄分による貧血の予防
蕎麦には鉄分も豊富に含まれているため、食事に取り入れることで妊娠中の貧血予防になるおすすめの食材です。妊娠中は赤ちゃんに優先的に鉄分を送ることから、普段の1.5倍ほと鉄分が必要とされており、不足すると鉄欠乏性貧血で立ちくらみなどが起こります。
蕎麦に含まれる鉄分は非ヘム鉄で、ビタミンCと一緒に摂取することで吸収が良くなるため、果物などを一緒に食べるのがおすすめです。（※7、8）