妊娠中に食べてはいけないお菓子は?妊婦におすすめな市販品も紹介!
妊娠中に食べてはいけないお菓子を知っていますか?今回は、妊娠中に食べてはいけないお菓子の特徴を、〈無添加・低カロリー〉な〈和菓子・スイーツ〉など食べてもOKな市販のお菓子とともに紹介します。お菓子以外で妊娠中に気をつけるべき食べ物・果物なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 妊娠中に食べてはいけないお菓子はある?特徴は?
- ①カロリーが高いお菓子・スナック類
- ②添加物や人工甘味料を使用しているお菓子も避けた方が無難
- ③アルコールを含むお菓子
- ④カフェインを含むお菓子
- 妊娠中に食べるお菓子・おやつには何がおすすめ?
- ①寒天・こんにゃくゼリー
- ②ドライフルーツ・果物
- ③ナッツ類
- ④ヨーグルト・チーズなど乳製品
- 妊娠中におすすめな市販お菓子7選!無添加・安全の和菓子など!
- ①アリサン ローバイト
- ②アンデイコ こだわり極プリン
- ③ウォーカー ショートブレッド ハイランダー
- ④井村屋 片手で食べられるちいさなようかん
- ⑤森永製菓 マクロビ派
- ⑥ノースカラーズ オーガニックポテトのチップス
- ⑦クラシエ 甘栗むいちゃいました
- ちなみに妊娠中に食べてはいけない食べ物はお菓子以外で他にある?
- 妊娠中に食べてはいけないお菓子を把握しよう
妊娠中に食べてはいけないお菓子はある?特徴は?
妊娠中は食事についていろいろ心配してしまうものですが、妊娠中に食べてはいけないお菓子や避けた方が良いお菓子はどんなものなのでしょうか。ここでは、妊娠中に食べてはいけないお菓子や避けた方が良いお菓子の特徴や具体例を紹介します。
①カロリーが高いお菓子・スナック類
妊娠中に高カロリーのお菓子やスナック類を食べ過ぎると、急激な体重増加や浮腫の原因になります。また、お腹の赤ちゃんに対しては次のような悪影響が心配されています。
・早産、流産
・巨大児
・新生児高血糖
・心臓の肥大
・黄疸
妊娠初期の肥満は先天奇形のリスクが、妊娠後期には高血圧や糖尿病のリスクが高くなります。また、肥満度の高さと帝王切開での分娩数は比例しています。妊娠中の食事はバランスの良い食事を心がけ、おやつは200kcal以内を目安に抑えるように注意が必要です。200kclを超えるお菓子は以下の通りです。
・ポテトチップス
・板チョコ
・バニラアイス
・ショートケーキ
・ドーナツ
・大福
脂質や糖質が多いスナック菓子や洋菓子類は、1つ食べると300kcal以上のエネルギーを摂取してしまいます。高カロリーのお菓子を食べる場合は、小分けにするなどして、摂取カロリーの目安を守れるように工夫しましょう。
②添加物や人工甘味料を使用しているお菓子も避けた方が無難
添加物や人工甘味料にも、注意が必要です。添加物の多くは石油から精製され、発癌性やアレルギーなどの健康被害を誘発する可能性があり、人工甘味料はインスリンの働きに異常を生じさせて脂肪の燃焼を妨げ、体重を増加させるという研究報告がされています。
添加物や人工甘味料は、健康への影響がないとされる「一日摂取許容量」の目安が定められていますが、添加物の複合摂取の影響については安全性が証明されていません。妊娠中の食事では、赤ちゃんの健康のために無添加の食べ物を選んだり、おやつや食事は手作りすることをおすすめします。
(*人工甘味料の危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③アルコールを含むお菓子
妊娠中は、アルコールを含むお菓子は厳禁です。アルコールが使われているお菓子には次のようなものがあります。
・ウイスキーボンボン
・ラム酒や日本酒などお酒の入ったチョコレート
・シャンパン苺大福
・お酒に漬け込んだドライフルーツを使ったお菓子
お酒が入ったボンボンやチョコレート以外にも、レーズンサンドや洋酒を染み込ませたケーキなどにも注意が必要です。アルコールは、赤ちゃんの体内に運ばれ「胎児性アルコール症候群」と呼ばれる以下のようなリスクを引き起こす原因になります。
・低体重・低身長
・学習や発達面での知能障害
・形態異常
・脳性小児まひ
・行動障害
胎盤を通過したアルコールが、胎児細胞の増殖や発達を妨げることが原因だと考えられています。妊娠全期間を通じてのアルコール摂取には、細心の注意を払いましょう。なお、ケーキやクッキーなどの焼き菓子に含まれるアルコールであれば、焼成過程でアルコール分が揮発するため、気兼ねなくお酒の風味が楽しめます。(※2)
④カフェインを含むお菓子
カフェインの摂取量も、妊婦は注意しなければいけないポイントです。大量のカフェイン摂取による赤ちゃんの健康への影響は、以下の通りです。
・早産
・流産
・発育不良
・胎児の低酸素状態
・鉄分やカルシウムの吸収を阻害する
カフェインの過剰摂取は胎盤の血管の収縮と血流の減少を招き、胎内に運ばれる栄養分や酸素量を低下させて、赤ちゃんの発育不全や酸欠を引き起こします。また、代謝機能が未熟な赤ちゃんは、体内に入ったカフェインを排出するのに非常に時間がかかるため、内臓に負担をかけてしまうのです。
妊婦さんのカフェイン摂取量は、1日にコーヒー2杯分相当の200mg~300mgが目安です。高カカオチョコレートはカフェインが多く含まれるので、代わりにミルクチョコレートやホワイトチョコレートを選ぶのがおすすめです。妊婦の健康と赤ちゃんの健やかな発達のためにも、お菓子ばかりでお腹を満たさず、バランスの取れた食事を心がけましょう。(※3)
(*妊娠中のチョコレートの飲食について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊娠中に食べるお菓子・おやつには何がおすすめ?
妊娠中のおやつは、食事で不足する栄養素を補う役目があります。お腹の赤ちゃんの発達や、妊婦の心身の健康に良い食べ物を選びましょう。今日からでも手軽に取り入れられる、おすすめのおやつを3つ紹介します。
①寒天・こんにゃくゼリー
寒天やこんにゃくは低カロリーな上に、食物繊維が豊富なので、妊娠中に起こりやすい便秘や高血圧を改善する効果があります。カロリーゼロのこんにゃくゼリーには人工甘味料が含まれているので注意しましょう。(※4)