まるごと冷凍弁当の食中毒予防法!安全に作る・運ぶコツや解凍方法も紹介!

まるごと冷凍弁当の食中毒予防方法を知っていますか?今回は、まるごと冷凍弁当の食中毒を予防する作り方・持ち運び方・食べ方を、〈容器・レンジは何分〉などのコツとともに紹介します。まるごと冷凍弁当の食中毒リスクが低いおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. まるごと冷凍弁当の食中毒を予防したい…
  2. まるごと冷凍弁当の食中毒を予防する【作り方】は?
  3. コツ①電子レンジ対応容器を使う
  4. コツ②よく乾燥させた弁当箱と清潔な手袋・調理器具を使う
  5. コツ③ご飯や食品はよく冷ましてから均一に詰める
  6. コツ④食中毒リスクが低いおかずを入れる
  7. コツ⑤水分が多いおかずは避ける
  8. まるごと冷凍弁当の食中毒を予防する【持ち運び方・食べ方】は?
  9. コツ①保冷剤や抗菌シートと一緒に保冷バッグに入れる
  10. コツ②食べる直前に電子レンジで加熱してから食べる
  11. コツ③解凍後に持ち運ぶ場合は水滴をしっかり取り除く
  12. まるごと冷凍弁当の食中毒リスクが低いおすすめレシピ3選!
  13. ①マヨネーズ卵焼き
  14. ②梅きんぴら
  15. ③酢切り干し大根
  16. まるごと冷凍弁当の食中毒を予防しよう

まるごと冷凍弁当の食中毒を予防したい…

毎日のお弁当作りの時短としてまるごと冷凍弁当が便利ですが、食中毒を起こさないようにするにはどのようにしたらよいでしょうか。まるごと冷凍弁当の食中毒を予防するには、作り方や解凍方法など注意点がいくつかあります。こちらでは、まるごと冷凍弁当の食中毒を起こさずに美味しく食べることができるコツを紹介します。

まるごと冷凍弁当の食中毒を予防する【作り方】は?

まるごと冷凍弁当の食中毒を起こさないようにするには、どのように作ったらよいのでしょうか。こちらでは、まるごと冷凍弁当を作る際に食中毒を予防する作り方のコツを5つ紹介します。

コツ①電子レンジ対応容器を使う

まるごと冷凍弁当を詰めるには、電子レンジに対応している容器を使いましょう。まるごと冷凍弁当を解凍する際には、電子レンジで加熱するので、お弁当の容器は電子レンジ対応のものを選んで詰める必要があります。100均にもレンジ対応の容器は多くありますが、なかには容器だけレンジ対応の物があるので、フタもレンジに対応しているものを選びましょう。

加熱するには電子レンジで5分ほど時間をかける必要があるので、対応していないとフタが変形してしまいます。また、容器が冷凍に対応しているかも確認して選びましょう。対応していないと、冷凍した際に容器にひびが入ってしまうことがあります。

コツ②よく乾燥させた弁当箱と清潔な手袋・調理器具を使う

食中毒を起こさないようするには、よく乾燥させた弁当箱や清潔な手袋、調理器具を使うことが大切です。食中毒の菌は水分がないと増殖しにくいので、弁当箱は使用したら洗ってしっかり乾燥させてから使用するようにしましょう。

調理するときや弁当箱に詰めるときには、細菌の付いた素手で食材を触ることはせずに手袋をして行い、調理器具はしっかり洗って乾燥させた清潔なものを使用しましょう。

コツ③ご飯や食品はよく冷ましてから均一に詰める

弁当に詰める際に、ご飯やおかずなどの食品は出来たてを詰めないように、よく冷ましてから弁当箱に均一になるように詰めましょう。熱いまま詰めると水蒸気が閉じ込められて、水っぽくなったり腐りやすい状態になったりしてしまいます。また、均一に詰めることで素早く冷凍されて食感がよくなるうえに、解凍の際もムラなく温めることができます。

コツ④食中毒リスクが低いおかずを入れる

食中毒のリスクが低いおかずを選んで入れることも必要です。食中毒リスクが低いおかずは、以下の通りです。

・揚げ物
・梅干し、酢やわさびなどで味付けしたもの
・きんぴら

高温で調理する揚げ物は、しっかりと火を通すので傷みにくく水分が出にくいおかずです。しかし、コロッケは傷みやすい食材のジャガイモを使用しているので避けましょう。酢や生姜、梅干しなどは抗菌作用があり、調味料として使用すると食材を腐りにくくします。きんぴらは水分が少ないおかずで、濃いめの味付けをすれば細菌の繁殖を抑えることができます。

コツ⑤水分が多いおかずは避ける

弁当に入れるおかずは水分が多いものを避けるようにしましょう。弁当のおかずで不向きなおかずは以下の通りです。

・生もの
・半熟卵
・煮物
・混ぜご飯

生野菜や生の果物は、時間が経つと水分が出てきやすいので避けた方がよいです。半熟卵はサルモネラ菌が付着して繁殖しやすく、半熟の卵焼きは加熱の際に半熟の部分がゴムのような食感になってしまうこともあるので、卵料理はしっかり火を通したものがよいです。

煮物は汁気が多いおかずで、特にジャガイモなどの芋類は傷みやすいので避けた方が良いでしょう。様々な具材が入っている混ぜご飯は、水分量が多くなり傷みやすくなるので避けてください。

まるごと冷凍弁当の食中毒を予防する【持ち運び方・食べ方】は?

まるごと冷凍弁当の食中毒を予防するには、持ち運び方や食べ方にも注意が必要です。こちらでは、まるごと冷凍弁当の食中毒を予防するための持ち運び方や食べ方について紹介します。

コツ①保冷剤や抗菌シートと一緒に保冷バッグに入れる

まるごと冷凍弁当を冷凍された状態をキープするために、季節に関係なく常に保冷剤を使用しましょう。また、防腐効果のあるわさびの成分を含んだ抗菌シートを、ご飯やおかずの上に置くことも有効です。保冷剤は50gで外気が20℃で2時間保冷できますが、特に夏場は保冷剤が早めに溶けてしまうので、保冷バッグを使用することをおすすめします。

コツ②食べる直前に電子レンジで加熱してから食べる

まるごと冷凍弁当の食中毒を防ぐには、食べる直前に電子レンジで加熱してから食べることが大事なポイントです。電子レンジの加熱のポイントは、以下の通りです。

・加熱モードにする
・容器に合わせて加熱する
・初めは加熱時間を短めに設定して、様子を見て少しずつ時間を延ばす

まるごと冷凍弁当を自然解凍すると、解凍時に水分が出てきて細菌が繁殖しやすくなるので、必ず電子レンジで加熱してから食べるようにしましょう。弁当の容器が500mlの場合は、600Wで5分が目安です。加熱しすぎると食材が硬くなってしまうので、何分加熱するかは様子をみながら決めてください。

コツ③解凍後に持ち運ぶ場合は水滴をしっかり取り除く

まるごと冷凍弁当を加熱して解凍した後に持ち運ぶ場合は、加熱時に出た水滴をしっかり取り除くことが必要です。まるごと冷凍弁当は、食べる直前に電子レンジで加熱することが原則ですが、レンジなしの場合は加熱した後で持ち運ぶ必要があります。

その際には、加熱した時に水蒸気が容器の蓋に水滴としてついていることがあるので、しっかり拭き取り水分で細菌が繁殖しやすくならないようにしましょう。

まるごと冷凍弁当の食中毒リスクが低いおすすめレシピ3選!

まるごと冷凍弁当に入れるのに適した食中毒リスクが低いおかずには、どのようなものがあるのでしょうか。こちらでは、食中毒リスクが低く、冷凍や解凍しても美味しく食べられるおすすめのレシピを3つ紹介します。

①マヨネーズ卵焼き

出典: https://cookpad.com/recipe/5026114

お弁当に入れる卵焼きは食中毒のリスクを防ぐためによく火を通す必要がありますが、加熱時間が長いと硬く仕上がってしまいます。卵液にマヨネーズを入れて焼くと、冷凍や解凍をしても柔らかい卵焼きになります。ミックスベジタブルで彩りよく、お弁当に合うおかずです。

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②梅きんぴら

出典: https://cookpad.com/recipe/4705348

きんぴらは汁の出にくく濃い味付けのおかずなので、食中毒のリスクが低いです。さらに梅肉を使用しているので、抗菌作用があり細菌の繁殖を防いでくれます。梅には塩分が多いので、いつものきんぴらの味付けの醤油を減らして味を調整しましょう。

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③酢切り干し大根

出典: https://cookpad.com/recipe/7231791

酢が入ったさっぱりした酸っぱい切り干し大根で、抗菌作用のある酢の効果で食中毒を予防することができます。炒めるときに汁気がなくなるようにすれば、水分が出にくく細菌が繁殖するのを防げます。

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まるごと冷凍弁当の食中毒を予防しよう

まるごと冷凍弁当の食中毒を予防するためには、作り方、保冷剤などを使用した持ち運び方、電子レンジでの加熱方法など、注意しなければならないポイントがあります。また、食中毒のリスクが少ないおかずのレシピを参考にして、まるごと冷凍弁当の食中毒を予防して美味しく食べましょう。

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