冷凍ブルーベリーが体に悪いと言われる理由は？そのまま食べるのもNG？

冷凍ブルーベリーは長期間保存可能で、いつでも使えて便利なため、人気のある食品のひとつです。しかし、冷凍ブルーベリーが体に悪いと言われているのを知っているでしょうか。この記事では冷凍ブルーベリーの健康への影響や、メリットなどについて解説します。

冷凍ブルーベリーは一粒が小さいので、ついたくさん食べ過ぎてしまう人も多いでしょう。その冷凍ブルーベリーが、体に悪い食品であるという説があります。なぜそのように言われるのか、理由を解説します。

冷凍ブルーベリーを食べると、その冷たさでお腹が冷えてしまいます。そのため胃腸に負担をかけて、消化不良を起こしやすくなるのです。またブルーベリーには、便のかさを増やして便通を良くする効果がある不溶性食物繊維が多く含まれています。適量の不溶性食物繊維は健康に良い効果がありますが、摂取過剰になると便が固くなり便秘につながる可能性があります。（※1）

（＊ブルーベリーの食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

まれではありますが、ブルーベリーを食べてアレルギー反応を起こす人もいます。体に入ってきたブルーベリーを異物と間違えて免疫が反応すると、アレルギー症状があらわれます。冷凍ブルーベリーを食べてかゆみや腫れ、腹痛などの症状が出た場合は要注意です。（※2）

保存期間を延ばすために、保存料や酸化防止剤などの添加物が使われている冷凍食品もあります。必要最小限の使用に抑えられてはいますが、冷凍ブルーベリーに限らず、そのような添加物が含まれている食品を過剰に摂取すると、健康に影響が出る危険性があります。

冷凍ブルーベリーは農産物であるため、生育のために農薬を使っている場合があります。冷凍ブルーベリーはそのまま食べることも多く、残留農薬が気になります。しかし出荷や製品になる過程で必ず検査が行われ、安全であると保証されたものだけが販売されているので、残留農薬については心配ありません。

（＊業務スーパーの冷凍ブルーベリーの安全性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

冷凍ブルーベリーを食べ過ぎると、便秘や下痢になるなどのデメリットがあわられます。冷凍ブルーベリーは1日にどの程度まで食べても大丈夫なのか、こちらで解説します。