黒糖のデメリットは？食べ過ぎは体に悪い？メリットと比較し紹介！

健康に良いと言われる黒糖ですが、使い方次第ではデメリットもあるようです。ここでは黒糖が健康にもたらすデメリットと、メリットを説明していきます。まずは黒糖について、白砂糖と比べながら具体的に説明していきます。

黒糖が体に悪いと言われる理由は何でしょうか。黒糖に限らず、食べ過ぎれば体に良いものでもデメリットを引き起こします。具体的に説明していくので、食べるときの参考にしてみてください。

黒糖は、サトウキビから黒糖に加工する工程内でボツリヌス菌が入り込むことがあり、1歳未満の子供には与えてはいけない食品の1つです。ボツリヌス菌は体内に入っても消化されてしまうことがほとんどのため、大人の体に入っても特に問題はありません。

しかし、胃腸のバランスがまだとれていない1歳未満の子供の体に入ると嘔吐、下痢、呼吸困難などが起こり最悪の場合は死亡することがあります。実際にボツリヌス菌が含まれているはちみつを1歳未満の子供に与えて死亡したケースもあるので、絶対に与えないようにしましょう。（※1）

（＊黒砂糖の危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

白砂糖に比べ、体に良いと言われがちな黒糖ですが、食べ過ぎれば虫歯の可能性もあります。黒糖の中には加工黒糖と呼ばれるものがあり、普通の黒糖と違い粗糖や黒蜜を混ぜて作ったものもあります。こちらは普通の黒糖に比べて糖分も高く、他の原材料が加わることでミネラル量も薄まってしまうため、より虫歯のリスクが高くなるでしょう。

黒糖は白砂糖に比べ、独特の匂いがあり色も付いています。そのため白砂糖とは違った風味となるため、料理に使いにくいといったこともあるようです。和食で砂糖を使う場合は醤油を使うことが大半であるため、色は気にならないかもしれませんが、お菓子作りに使用する場合は色や風味が変わるため注意が必要です。

また、固形の黒糖の場合は一度削って使うことになるため、手間に感じることがあります。日常的な料理に使う場合は粉になったタイプの黒糖を選ぶことで、解消できるので探してみてください。

黒糖は他の砂糖に比べると、価格が倍程度高くなっています。黒糖は沖縄県や鹿児島県などの国内生産であり、流通も白砂糖に比べると少ないため、必然的に価格が高くなります。そのため日常的に砂糖を使う場合は、輸入が大半で手軽な白砂糖を使うことが多くなるようです。