黒砂糖は危険?白砂糖は体にいい?成分などの違いから徹底調査!

黒砂糖は危険・体にいいとも言われますが、どっちでしょうか?白砂糖は体にいいのでしょうか?今回は、黒砂糖は危険なのかを白砂糖との〈製造方法・成分〉の違いから紹介します。黒砂糖の体にいい効果も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 黒砂糖は体にいい?危険?
  2. そもそも「黒砂糖」と「白砂糖」の違いって?
  3. 黒砂糖と白砂糖は製造方法が違う
  4. 黒砂糖と白砂糖の「栄養素・成分」に違いがでる
  5. 結局、黒砂糖は危険?体に悪いの?
  6. 黒砂糖が危険かは「食べ方」次第
  7. 黒砂糖にある体にいい効果は?
  8. 黒砂糖が危険・体に悪いかは食べ方次第!

黒砂糖は体にいい?危険?

日常的な料理やお菓子作りに使用する砂糖といえば白砂糖ですが、同じ砂糖でも黒砂糖は健康によくない、危険といわれることもあるようです。白砂糖や黒砂糖が危険、体にいいとされる根拠はどこから来たのでしょうか。今回は白砂糖と黒砂糖の違いや、白砂糖と比べて黒砂糖が危険や体にいいといわれる理由などについて紹介します。

そもそも「黒砂糖」と「白砂糖」の違いって?

黒砂糖と白砂糖は同じ砂糖ですが、色が全く違うため人によっては色で体にいいか悪いかを判断していることもあるでしょう。ここでは黒砂糖と白砂糖の製造方法や成分の違いについて紹介します。

黒砂糖と白砂糖は製造方法が違う

黒砂糖と白砂糖の一番大きな違いは、砂糖が完成するまでの製造方法によるものといえます。黒砂糖はサトウキビを絞った汁を石灰と煮て、不要な成分を取り除いたものをさらに煮詰めたものです。一方、白砂糖は石灰と一緒に似たサトウキビの汁をさらにろ過し、不要な成分を徹底的に取り除いて精製したものを指します。

製造方法だけ見れば、精製して不純物を取り除いた白砂糖の方が黒砂糖よりも体にいいように思えますが、白砂糖は体にいい成分まで取り除いてしまっている状態ともいえるでしょう。

黒砂糖と白砂糖の「栄養素・成分」に違いがでる

黒砂糖は白砂糖と違い、ろ過や精製といった工程が無いため、人間の健康維持に必要なミネラルなどの栄養素や成分が残ったままになっています。白砂糖にはミネラルなどの栄養素がほとんど含まれておらず、純粋な甘味成分のみが残った状態です。

普段の食事だけでは不足しがちなミネラルを補いたい場合は、黒砂糖を使用した方がよいでしょう。ただし、黒砂糖を使用すると料理やお菓子の出来上がりの色味が変わってしまうため、使う場面は限られるかもしれません。

結局、黒砂糖は危険?体に悪いの?

白砂糖よりも不純物が残っているとも捉えられる黒砂糖は、体にいいとも危険ともいわれていますが実際はどうなのでしょうか。ここでは黒砂糖が危険なのか、健康にいいのか食べ方と合わせて紹介します。

黒砂糖が危険かは「食べ方」次第

黒砂糖が健康を害する危険なものになるには食べ方も関係し、食べ過ぎると以下のような問題が生じます。

・糖尿病になるリスクがある
・カロリーの過剰摂取につながる

黒砂糖は白砂糖よりも血糖値の上昇が緩やかではありますが、食べ過ぎれば当然、糖尿病になるリスクも発生するでしょう。また黒砂糖は固形で売られていることが多く、食べやすいため知らないうちに食べ過ぎてカロリーの過剰摂取になってしまうこともあります。

上記に挙げた食べ過ぎによる問題は黒砂糖だけではなく、白砂糖にも当てはまるためどちらも適量を守って摂るようにしましょう。(※1)

黒砂糖にある体にいい効果は?

黒砂糖は白砂糖と違い、精製されていないためミネラルなどが残っており、以下のような栄養素が含まれています。

・ビタミンB群
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・オフタコサノール
・フェニルグルコシド

黒砂糖にはビタミンB1・B2・B6が含まれており、疲労回復や皮膚を守る効果があるため風邪予防や日焼け後の皮膚の修復にも役立つでしょう。

ミネラル類としてはカリウム・カルシウム・マグネシウムが含まれています。カリウムはむくみの防止やナトリウムの排出作用があるため、血圧を正常に保つ効果が期待できます。また、カルシウムは骨を丈夫にし、マグネシウムは整腸作用があるため、便秘解消にも有効です。

黒砂糖にはさらに肥満や生活習慣病を予防するオフタコサノールや血糖値の上昇を抑えてくれるフェニルグルコシドが含まれています。これら2つの栄養素は、ダイエット中にも最適です。黒砂糖は正しく食べれば健康によく、白砂糖よりもダイエット効果が見込めます。(※2、3、4、5、6、7、8)

黒砂糖が危険・体に悪いかは食べ方次第!

今回は黒砂糖が危険・または体にいいといわれている理由について白砂糖と栄養素や製造方法を比較しながら紹介しました。黒砂糖も白砂糖も同じ砂糖なので、食べ過ぎには気を付けて適量を摂るようにしましょう。

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