妊婦はオロナミンCを飲んでも大丈夫?毎日はNG?何本まで?カフェイン量も紹介!
妊婦や〈妊娠中・授乳中〉にオロナミンCを飲んでも大丈夫なのでしょうか?今回は、妊婦や〈妊娠中・授乳中〉にオロナミンCを飲んでも大丈夫かを、カフェインの観点から毎日何本まで大丈夫かとともに紹介します。〈つわり軽減・臨月に飲むと陣痛が来る〉など妊婦や妊娠中のオロナミンCにまつわるジンクスも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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妊婦が妊娠中にオロナミンCを飲んでも大丈夫?
妊娠中は、食べ物や飲み物に気を使いますが、オロナミンCは飲んでも大丈夫なのでしょうか。何かあってからでは大変なので、事前に確認をしておくのが安心です。ここでは、妊娠中や授乳中のオロナミンCの飲み方やジンクスについて紹介します。
妊娠中・授乳中のオロナミンCは飲み方に気をつければ大丈夫
オロナミンCには、以下のような成分が含まれています。
・カフェイン
・ビタミンC
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・アミノ酸
・はちみつ
妊娠中、授乳中ともにオロナミンCを飲んでも大丈夫ですが、糖分を多く含んでいるので、飲み過ぎに注意しましょう。妊娠初期には、つわりの軽減効果や気分転換に飲みたくなる人が多いようです。はちみつは、万が一ボツリヌス菌の混入があったとしても、抗体のある母親の体内で処理されるので、特に問題ありません。
つわりの軽減など効果も期待できるという噂もある
ビタミンB6を1日あたり5~60mg摂取すると、つわりが軽減する効果があると言われています。オロナミンCには、1本当たり4.9mgのビタミンB6が含まれているので、オロナミンCを飲むことでつわりが軽減する可能性があります。また、オロナミンCを飲むと出産が早まるというジンクスがありますが、これはあくまでも噂なので信用しない方がいいでしょう。(※1)
KOKO@ゆっくり回復中 @KOKO50344961
親友も絶賛悪阻中だからオロナミンC勧めたら、親友にも効いた!!
ビタミンB6凄いな
本当に元気ハツラツ
妊婦が妊娠中・授乳中にオロナミンCを飲む際の懸念点は?カフェインが多い?
100mlあたり | 糖質 | カフェイン |
オロナミンC | 15.8g | 15mg |
コーヒー | 0.7g | 60mg |
コーラ | 11.3g | 10mg |
三ツ矢サイダー | 11g | 0mg |
デカビタ | 13.5g | 13.5mg |
オロナミンCと他の飲料に含まれている糖質やカフェインを比較してみると、糖質は多く、カフェインもやや高めとなっています。ビタミンが豊富でも、飲み過ぎると糖分過多やカフェインの過剰摂取となってしまいますが、それぞれどのような悪影響があるのか以下で解説します。
(*カフェイン含有量の多い飲み物について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
①糖質
妊娠中、授乳中に糖質を過剰摂取すると以下のような症状が起こります。
・体重増加
・妊娠糖尿病
・妊娠高血圧症候群
糖質の過剰摂取により体重増加することで、妊娠糖尿病のリスクがとても高くなります。妊娠糖尿病になると、妊娠高血圧症候群や早産、胎児発育不全や胎児機能不全のリスクが高くなるので糖質の過剰摂取には注意が必要です。(※2)
②カフェイン
カフェインの過剰摂取による妊娠中、授乳中の症状は以下の通りです。
・カルシウム不足
・貧血
・早産や流産
・出産時の胎児の低体重
・興奮状態
カフェインに含まれるタンニンという成分は、カルシウムや鉄分の排出を促す作用があります。妊娠中、授乳中は栄養不足や貧血になりやすいため、過剰摂取するとさらにそれらを加速させる可能性があります。また、カフェインは血管を収縮させる作用があるため、過剰摂取すると早産や流産のリスクが高くなります。
母体がカフェインを過剰摂取することで、母乳を通して赤ちゃんの口に入ることになりますが、カフェインの作用により興奮して落ち着かない、泣き止まない、寝てくれないなどの症状が起こります。(※3、4)
ちなみに臨月に毎日飲むと陣痛がくるという噂は医学的な根拠がない
妊娠後期、とくに妊娠37週以降にオロナミンCを飲むと陣痛がくるというのはあくまで噂であり、医学的な根拠はありません。オロナミンCを毎日飲むと、糖分の取りすぎやカフェインの過剰摂取に繋がる恐れがあるので、噂を信じて毎日飲むのは避けましょう。