妊婦・妊娠中はバジルNG?安全な食べ方・量や食べ過ぎた場合の対処法を紹介!
妊婦・妊娠中はバジルを食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、妊娠中にバジルを食べてもいいのかを、食べる量など注意点とともに紹介します。妊婦(妊娠中)でも安全なハーブやバジルを食べ過ぎた場合の対処法のほか、レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
妊婦(妊娠中)はバジルを食べてもいいの?
妊娠中は母親と胎児の健康を守るために食べない方が良いとされている食材がたくさんありますが、ハーブのバジルはどうなのでしょうか。今回は、妊娠中にバジルを食べても良いのかどうか、注意点や食べ方などを説明します。
妊婦(妊娠中)でもバジルを食べる量に気をつければOK
妊娠中にバジルを食べてはいけないというわけではありませんが、食べ過ぎてしまうと以下のようなリスクがあります。
・子宮収縮作用があるため流産の危険性がある
・早産に繋がる可能性がある
バジルには子宮収縮作用があり早産や流産に繋がる可能性が高いため、食べる量には注意が必要です。ピザのトッピングなどの通常量であれば問題はないとされていますが、ジェノベーゼなどのソースで大量に食べることは流産率が高い妊娠初期や妊娠後期でもお腹のハリやすい妊婦さんは避けた方が良いでしょう。
陣痛が起こっても良い臨月37週目以降や、母乳には影響しないようですので授乳中の摂取は問題ありません。
妊婦・妊娠中にバジルを食べる場合の注意点は?
バジルなどのハーブは栄養価が高いため適量であれば身体に良い効果も期待できるとされています。ではその適量とはどの程度なのでしょうか。他にも気を付けたほうが良いハーブはあるのか説明します。
バジルを食べる量は1日に10gまで
バジルは薬草と言われるほど豊富な栄養素が含まれています。
・β-カロテン
・ビタミンE
・ビタミンC
・ビタミンK
・カリウム
・カルシウム
・鉄分
適量の摂取であればβ-カロテン、ビタミンE、ビタミンCなどの抗酸化作用の強い栄養素が含まれているため免疫力を高め、老化の原因となる活性酸素の害から身体を守ってくれます。また、カリウム、カルシウム、鉄分などミネラルの働きによりむくみ、生理機能、貧血の改善も期待できます。
バジルを1日に食べる量はバジルの葉だと十数枚程の5~10g程度、バジルソースであれば20~30g程度を目安にしましょう。また少量でも毎日摂取することは控えたほうが良いとされています。(※2、3、4、5、6、7)
バジル以外にもパセリなど気を付けるべきハーブを知っておこう
バジル以外にも妊婦(妊娠中)は、以下のハーブの摂取に注意が必要です。
・パセリ
・しそ
・サフラン
・ナツメグ
・ローズマリー
・シナモン
・レモングラス
・カモミール
・センナ
上記のハーブは子宮収縮作用があり、母体や胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
バジル以外に妊婦(妊娠中)でも安全なハーブはある?
妊娠(妊娠中)でも以下のハーブは摂取をしても安全だとされています。
・ダンデライオン
・エルダーフラワー
・ハイビスカス
・ネトル
・ローズヒップ
・ルイボス
上記のハーブにはリラックス効果、浮腫み、貧血、便秘の改善効果が期待でき、安全であるとはされています。しかし、体調に異変を感じたらすぐに摂取をやめてかかりつけ医に相談してください。
妊婦(妊娠中)にバジルを食べ過ぎた場合の対処法は?
妊婦(妊娠中)にバジルを大量に食べてしまった場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。ここでは、妊婦(妊娠中)にバジル食べてしまった場合について紹介します。
心配な場合は病院に行くのが安心
バジルを大量に食べちゃった、と焦る必要はありませんが、腹痛や下腹部のハリなど体調に異変があった場合は病院で診察を受ける方が安心でしょう。