妊婦・妊娠中はココアNG?毎日でも大丈夫?森永・バンホーテンがおすすめ?
妊娠中・妊婦がココアを飲んでも大丈夫なのでしょうか?今回は、妊婦や妊娠中にココアを飲んでもいいのかを、〈カフェイン・糖質〉など懸念点や飲む際の注意点とともに〈純・ミルク〉ココア別に紹介します。〈便秘解消・貧血予防〉など効果や妊婦・妊娠中でもおすすめなココアも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 妊娠中・妊婦はココアを飲んでもいいの?
- 妊娠中のココアは飲み方に気をつければ大丈夫
- 妊娠中・妊婦がココアを飲む際の懸念点は?どんな影響がある?
- ①カフェイン
- ②糖質の過剰摂取による妊娠糖尿病のリスク
- 妊婦や妊娠中にココアを飲む場合の注意点は?毎日はNG?
- ①ココアを飲む量は1日に2〜4杯が目安
- ②ミルクココアよりも純ココアがおすすめ
- 妊娠中・妊婦がココアを飲み過ぎた場合の対処法は?
- 心配な場合は病院に行くのが安心
- 妊婦・妊娠中に飲むココアは効果・メリットもある?
- ①鉄分による貧血予防
- ②食物繊維による便秘改善
- ③ポリフェノールによるアンチエイジング効果
- 妊婦・妊娠中でも安心なココアのおすすめを紹介!
- ①森永純ココア
- ②牛乳屋さんのミルクココア
- ③バンホーテンミルクココア 糖質60%オフ
- 妊婦がココア以外にも妊娠中に気を付ける飲み物は?
- 妊婦や妊娠中のココアは飲み方に気をつけよう
妊娠中・妊婦はココアを飲んでもいいの?
甘くて美味しいココアは、ホットでもアイスでも楽しめる飲み物です。ココアには、以下のように色々なメーカーの商品があります。
・森永ココア
・バンホーテン純ココア
・wakodoの牛乳屋さんのミルクココア
妊娠中にココアを飲むことで、赤ちゃんに影響が及ぶのではないか気になる人も多いでしょう。ここでは、純ココアとミルクココアの違いや妊娠中の飲み方、気をつける点について説明していきます。
妊娠中のココアは飲み方に気をつければ大丈夫
ココアは妊婦や胎児に影響があるとされるカフェインが少なめなので、飲み方に気を付ければ妊娠中に飲んでも問題ありません。ココアには添加物のない純ココアと、砂糖や乳成分を加えたミルクココアがあります。それぞれカフェインや糖質量などに違いがあるため特徴を把握し、飲み過ぎないようにしましょう。
妊娠中・妊婦がココアを飲む際の懸念点は?どんな影響がある?
妊娠中は通常の時よりも糖質や脂質の量、カフェインやアルコールは入っていないか、それが赤ちゃんに影響がないかなど気になることは多いです。妊娠中の方がココアを飲むにあたって、ココアに含まれる成分で注意すべき点を紹介していきます。
①カフェイン
1杯あたり | カフェイン |
森永純ココア | 10mg |
牛乳屋さんのミルクココア | 3mg |
バンホーテン(ミルクココア) | 9mg |
コーヒー | 90mg |
緑茶 | 30mg |
ミロ | 6mg |
レッドブル | 45mg |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています
上記の表はココアと他の飲み物のカフェイン量の比較です。なお、妊娠中のカフェインの過剰摂取は以下のようなリスクがあります。
・流産のリスクが高まる
・胎児の発育が遅れる
ココアとミロのカフェイン量は、各メーカーが推奨する1杯あたりの重量のココアをお湯で割った際の数値です。またその他の飲料については、1杯あたり150mlとしています。ココアにもカフェインが含まれていますが、他の飲料と比較しても少なめなので量に気をつければ安心して飲むことができるでしょう。
諸外国では、妊娠中のカフェイン摂取上限量を1日200~300mgとしています。妊娠中に与える影響を考慮し、カフェインの摂り過ぎには注意しましょう。(※1)
(*飲み物のカフェイン含有量について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②糖質の過剰摂取による妊娠糖尿病のリスク
1杯あたり | カロリー | 糖質 |
森永純ココア | 18kcal | 0.7g |
牛乳屋さんのミルクココア | 71kcal | 11.3g |
バンホーテン(ミルクココア) | 98kcal | 16.6g |
コーヒー | 6kcal | 1g |
緑茶 | 1kcal | 0g |
ミロ | 60kcal | 9.8g |
レッドブル | 68kcal | 16.5g |
ココアと他の飲み物のカロリーや糖質は上記の通りです。妊娠中の方は糖質の摂りすぎによる糖尿病に注意が必要です。妊娠糖尿病による胎児の合併症として以下のものがあげられます。
・巨大児
・形態異常
・心臓の肥大
・小児期から成人期のメタボリックシンドローム
妊娠中は血糖が上がりやすく、7〜9%が妊娠糖尿病と診断されるほど罹患率が高いため、妊娠初期から血液検査を実施します。妊娠糖尿病は胎児だけでなく、早産や流産、妊娠高血圧症候群を併発するなど妊婦にも大きな負担がかかります。そのため妊娠中は、カフェインだけでなく糖質量にも配慮が必要と言えるでしょう。
ココアの中でも純ココアとミルクココアでは糖質の量が大きく異なります。また、ココアを牛乳で作る時や、砂糖の使用量によっても摂取カロリーや糖質量が変化するため気をつけましょう。(※2、3、4、5、6、7)
妊婦や妊娠中にココアを飲む場合の注意点は?毎日はNG?
妊娠中にココアを飲むときは、どのようなことに注意すべきなのでしょうか。ここでは、妊娠中でのココアの適正量やおすすめの飲み方を説明します。