人工甘味料の危険性を種類別に比較!常用するデメリット・体への害を徹底調査!

人工甘味料の危険性について知っていますか?今回は、人工甘味料のカロリーが低い&ゼロの理由に加えて、種類別の危険性や1日の摂取量の目安も紹介します。人工甘味料で太る危険性があるのかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 人工甘味料とは?なぜ低カロリー?
  2. 人工甘味料は2つに分けられる
  3. 人工甘味料のカロリーが低い・ゼロの理由
  4. 人工甘味料の危険度は?種類別に比較!
  5. 危険性①スクラロース
  6. 危険性②アセスルファムK
  7. 危険性③サッカリン
  8. 危険性④アスパルテーム
  9. 危険性⑤ネオテーム
  10. 危険性⑥アドバンテーム
  11. 危険性⑦キシリトール
  12. 人工甘味料を常用するデメリットは?副作用ある?
  13. インスリンの働きが鈍くなり太ることがある
  14. 人工甘味料は注意して使おう

人工甘味料とは?なぜ低カロリー?

近年ではダイエット志向が高まり、低カロリーな人工甘味料が使われる機会も増えてきました。しかし、どうして人工甘味料が低カロリーなのかを説明できる人は少ないかもしれません。ここでは、人工甘味料とは何か、なぜ低カロリーなのかについて説明します。

人工甘味料は2つに分けられる

人工甘味料は、以下の2つに大別されます。

①合成甘味料:人工的に作り出した自然の食品にはない甘み成分
②糖アルコール:自然界にある甘み成分を人工的に作り出したもの

どちらの人工甘味料もカロリーが含まれないか、もしくは砂糖に比べて低くなっています。人工甘味料の中には、砂糖よりも強い甘みを感じるものもあります。なお、人工甘味料の詳しい種類については後述するので参考にしてください。

(*糖アルコールについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

糖アルコールとは?種類や使うメリットは?危険性についても紹介!

人工甘味料のカロリーが低い・ゼロの理由

人工甘味料のカロリーが低いあるいはゼロになる理由は、体内に入ってもエネルギー源だと体が認識しないように作られているからです。通常の砂糖は摂取すると消化されて体内でブドウ糖などに分解され、血液中に吸収されて血糖値が上がり、やがて体を動かすためのエネルギーに変換されます。

しかし、人工甘味料の場合は消化されてもブドウ糖などの吸収できる形には変換されないため、血糖値も上がらず体を動かすエネルギーにも変わりません。

人工甘味料の危険度は?種類別に比較!

人工甘味料には合成甘味料と糖アルコールがあることは前述しましたが、その危険度は種類によって異なります。ここでは、合成甘味料や糖アルコールの種類と、それぞれの危険度について説明します。

危険性①スクラロース

スクラロースはイギリスで生まれた合成甘味料の一種で、砂糖の600倍の甘みがあるといわれています。水に溶けやすく虫歯になりにくいことから、お菓子や清涼飲料水などに使われています。

しかし、スクラロースの化学式は発がん性や催奇形性があるとされるダイオキシンと同じで安全性が確立されていないため、危険視する化学者も少なくありません。1日の許容摂取量は、体重1kgあたり5mgといわれています。(※1)

危険性②アセスルファムK

アセスルファムKは正式名称をアセスルファムカリウムといい、他の合成甘味料と混ぜて使われることが多い甘み成分です。甘さは砂糖の200倍程度で、口に残らないあっさりした甘みがあり、お菓子やパン、清涼飲料水をはじめ漬物やつくだ煮にも使われています。

しかし、厚生労働省の情報によると、アセスルファムKを大量摂取したラットが死亡したり妊娠中のラットに摂取させることで胎児に影響が出たりといった事例もあるようです。このような理由から、アスセルファムKは体に悪い人工甘味料とする意見が多くあります。1日の許容摂取量は、体重1kgに対し15mgといわれています。(※2)

(*アセスルファムKについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

人工甘味料アセスルファムk(カリウム)とは?危険性や使用基準について解説!

危険性③サッカリン

合成甘味料の一つであるサッカリンは、人工甘味料の中で最も歴史が古いことで知られます。砂糖の700倍の甘さがあるにも関わらずゼロカロリーで、苦味を含んだ甘みが口の中に残ります。漬物や佃煮、魚介加工品、しょう油、煮豆、ビン詰、缶詰、粉末清涼飲料などに幅広く使われている甘味料です。

がんの発症を誘発する危険はないことは証明されましたが、過剰摂取することで胃酸過多や不妊などが起きる可能性があるので注意が必要です。1日の許容摂取量は、体重1kgにあたり5mgとなっています。

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