ベジブロスは危険性あり?残留農薬がやばい?安全に活用する方法も紹介!

ベジブロスは危険性があるというのは本当なのでしょうか?残留農薬が危険なのでしょうか?今回は、ベジブロスの危険性や残留農薬を取り除く方法を紹介します。ベジブロスに向いてる野菜や活用したレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ベジブロスに危険性があるって本当?
  2. そもそもベジブロスとは?
  3. ベジブロスの危険性は?残留農薬がやばい?
  4. ベジブロスの危険性は人体に影響を及ぼすほどではない
  5. ベジブロスの残留農薬に危険性を感じる人の対処法は?
  6. ①塩水・酢水につける
  7. ②熱湯でゆがく
  8. ③ホタテパウダーで農薬を用いる
  9. ④重曹につける
  10. 有機野菜を使うのも手
  11. ベジブロスを活用したレシピを紹介!
  12. ①ベジブロスで作るスープカレー
  13. ②ベジブロスの味噌汁
  14. ③レンコンのチャウダースープ
  15. ベジブロスの危険性を把握しよう

ベジブロスに危険性があるって本当?

野菜の栄養が濃縮されたベジブロスは、汁物だけでなく煮物や煮込み料理などに活用でき、健康的な食事作りに重宝します。一方で、ベジブロスに危険性があるのではないかといった心配を抱える人もいるようです。今回はベジブロスの危険性について詳しく解説します。

そもそもベジブロスとは?

ベジブロスとは野菜のヘタ・皮・種など、普段捨てがちですが栄養豊富な箇所を煮出したスープのことで、濃縮した野菜の旨みと高い栄養価が含まれます。ベジブロスはそれだけで旨みたっぷりのスープとして味わえるほか、煮込み料理などのだしとして利用できます。

ベジブロスの注目される栄養にフィトケミカルが挙げられますが、生のままでは摂取できない栄養素で、強い抗酸化力を持つため生活習慣病予防にも効果的です。

ベジブロスの危険性は?残留農薬がやばい?

ベジブロスは野菜の皮やヘタを活用するので、残留農薬の危険性があるのではないかと疑問視されているようです。ここでは、農林水産省や厚生労働省が公表する農薬の基準についてを紹介し、ベジブロスの危険性について詳しく解説するので参考にしてください。

ベジブロスの危険性は人体に影響を及ぼすほどではない

結論から言うと、ベジブロスの危険性は人体に影響を及ぼすほどではないようですが、その根拠として農林水産省と厚生労働省が定める農薬の基準について順に紹介します。まずは農林水産省のホームページに載っている、農薬の基準についての文章です。

農産物を食べた人の健康が損なわれないよう、食品衛生法に基づき定められた農作物中の残留農薬の基準値。この規格に合わない食品の製造、加工、販売、使用はしてはならない。

農林水産省では上記のように、農作物の残留農薬の基準値を設けており、規格に合わない野菜は販売してはならないとされています。農薬を使用した場合、多少の残留農薬は認められており、その量は健康に悪影響を及ぼすほどではないようです。次は、厚生労働省のホームページに載っている食品中の残留農薬等についての文章です。

食品中に残留する農薬などが、人の健康に害を及ぼすことのないよう、厚生労働省は、全ての農薬、飼料添加物、動物用医薬品について、残留基準を設定しています。
残留基準は、食品安全委員会が人が摂取しても安全と評価した量の範囲で、食品ごとに設定されています。農薬などが、基準値を超えて残留する食品の販売、輸入などは、食品衛生法により、禁止されています(いわゆる「ポジティブリスト制度」)。
農薬が基準を超えて残留することのないよう、農林水産省が、残留基準に沿って、農薬取締法により使用基準を設定しています。また、食品の輸入時には、検疫所において、残留農薬の検査等を行っています。

このように、厚生労働省でも残留農薬の基準が定められ、輸入野菜も含めて残留農薬の検査が行われており、市場に出ている野菜は基準値内の野菜であることになります。農薬には癌などの病気を引き起こす成分が含まれると不安に思う人もいるようですが、その危険性は極めて低いと言えます。

それでも、無農薬で作られた野菜でない限りは残留農薬が含まれることになり、その点が気になる人は後述する対処法を参考にしてみてください。

ベジブロスの残留農薬に危険性を感じる人の対処法は?

農薬の使用量が基準値以内だったとしても、野菜作りに農薬が使われている限り、残留農薬に危険性を感じる人もいるでしょう。ここでは、残留農薬に対しての懸念を少しでも減らすための方法を紹介します。

①塩水・酢水につける

野菜を塩水や酢水に30分ほど漬けることで、80%の残留農薬を取り除くことができると言われています。塩水の場合は1%程度の塩分濃度、酢水の場合は水:酢が1:2の割合で作るとよいでしょう。漬ける待ち時間があるので、時間に余裕がある時の対処法としておすすめの方法です。

②熱湯でゆがく

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