ベジブロスは危険性あり?残留農薬がやばい?安全に活用する方法も紹介!
ベジブロスは危険性があるというのは本当なのでしょうか?残留農薬が危険なのでしょうか?今回は、ベジブロスの危険性や残留農薬を取り除く方法を紹介します。ベジブロスに向いてる野菜や活用したレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
野菜を流水で洗うだけでも残留農薬を取り除く効果があるようですが、熱湯でゆがく対処を行えば、殺菌作用も得られてより安心です。ゆがく時間は1~2分ほどの短時間で行い、新しい水を入れ直してベジブロスを作ってください。
③ホタテパウダーで農薬を用いる
帆立の貝殻から作られたホタテパウダーには、食中毒などの菌を殺菌する効果や、農薬を取り除く効果があると言われています。帆立の貝殻が持つ強アルカリ性の成分が、その効果に有力なようです。一般に市販されているので、ホタテパウダーの持つ殺菌効果や農薬除去効果を求める人は購入してみてください。
④重曹につける
1リットルの水に対して小さじ1程度の重曹を溶かした、重曹水に野菜を漬ける方法も、残留農薬の除去に対して有効です。重曹水に浸ける時間は1分程度で、その後軽く水洗いしたうえでベジブロスを作ります。短時間で行えるので時間がない人にもおすすめの方法です。
有機野菜を使うのも手
化学肥料や農薬を使わずに作られた野菜のことを有機野菜と言いますが、ベジブロス作りに有機野菜を使うのも一つの方法です。有機野菜とはいわゆる無農薬野菜のことを指し、少し前までは無農薬野菜などと表現されていたものの、現在では有機野菜と表記されています。
有機野菜は農薬を使用している野菜に比べて価格は高いですが、健康的な食事作りを目指す人には根強い人気があります。
ベジブロスを活用したレシピを紹介!
ベジブロスを作る際に使う野菜はどんな野菜でも良い訳ではなく、以下のように向き不向きがあります。
【ベジブロスに向いている野菜】
・人参、大根、玉ねぎなどの皮
・トマト、りんごなどのヘタ
・白菜、とうもろこしなどの芯
【ベジブロスに不向きな野菜】
・ごぼうの皮
・ゴーヤ
・菜の花やキャベツの芯
大抵の野菜の皮や種・芯など捨ててしまう部分はベジブロスの材料に使えますが、上記にある不向きな野菜は、アクが出たり独特な苦みや風味が出たりするのでおすすめできません。もしまずいと感じるベジブロスになったとしても、味の濃い料理に活用すれば気にならなくなります。ここでは、ベジブロスを活用したレシピを紹介します。
①ベジブロスで作るスープカレー
玉ねぎの皮やじゃがいもの皮など、カレーに入れる食材の不要な部分でベジブロスを作り、煮込む際に活用すれば野菜の栄養を無駄なく摂取できます。クミンパウダーやカイエンペッパーなどのスパイスを用いた、本格的なカレースープのレシピです。
②ベジブロスの味噌汁
ベジブロスは野菜の旨みや栄養が豊富に含まれ、味噌汁の出汁に使うのもおすすめです。余ったベジブロスは冷凍しておくと使いたい時にすぐに使えて便利です。ベジブロスを作る際に野菜の皮を使う場合は、野菜に付いた汚れや農薬を落とすためにもよく洗う必要があります。
③レンコンのチャウダースープ
すりおろしたレンコンのとろみが美味しく、栄養たっぷりで体の中から温まるスープです。市販されているベジブロスもあるので、時間がない場合などに活用すると短時間で料理が仕上がります。