こうじ水のデメリット・副作用は?効果なし?体験談を元に紹介!
こうじ水のデメリットや副作用を知っていますか?効果なしという声もありますが、本当でしょうか?今回は、こうじ水の〈デメリット・副作用・危険性〉を、メリットや効果的な飲み方とともに紹介します。こうじ水の味がまずいなどの体験談や作り方・レシピ紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
こうじ水のデメリットや副作用を知りたい…効果なし?
数年前に情報番組で女性タレントが毎日飲んで便秘解消につながったと紹介し、こうじ水は健康によいと注目を集めました。しかし近年は、こうじ水の効果を疑問視する風潮もあるようです。ここではまず、こうじ水とは何かについて説明します。
そもそもこうじ水とは?
こうじ水とは水に発酵菌を用いて培養した米麹を浸して作る、ほのかな甘味を感じる飲み物をさします。初めてこうじ水を作ったのは新潟県にある、山崎糀屋と呼ばれる老舗店の女将さんだそうです。甘酒だけでなく清酒や味噌の原料でもある、米麹を使うのがポイントです。
米麹を使って作る甘酒は飲む点滴あるいは美容液として人気を博していますが、価格が高く手作りするのも手間がかかるので続けにくいデメリットがあります。しかしこうじ水は甘酒のように製造の過程で米麹を発酵させる必要がなく、手軽に健康効果を享受できます。
こうじ水のデメリットや副作用は?効果なしで危険?
健康によいことで注目を集めたこうじ水ですが飲んでも効果がない、副作用があるなどの噂も流れているようです。消化酵素が豊富に含まれている米麹を使っているのに、なぜ副作用が出るのかが気になる人もいるでしょう。ここでは、こうじ水のデメリットについて説明します。
①味がまずいという意見が多い【体験談】
健康によいとわかっていても、こうじ水の味がまずいとの意見が多く寄せられているのは事実です。米麴を水に入れて作るこうじ水にはほんのりした甘みはあるものの、甘酒と比較すると物足りないと感じる人が多いと考えられます。
甘酒は発酵によって、米麴のブドウ糖が溶け出して甘みが出ます。しかしこうじ水は水に米麹を浸けるだけなので、ブドウ糖の量が少なくなるため甘みがあっさりしているのです。その味を美味しいと思えない人は、少なくないと言えます。
rinrin*
@yummy30_uni
テレビでやってたこうじ水。母親が本屋でこうじ水の本買ってきてたので試したけど、まずい。まずいものなんて久しぶりだな…おいしくないと続ける気なし!
②カビアレルギーの方は発症のリスクがある
こうじ水はカビアレルギーがある人が飲むと、様々な症状を発症するリスクがあることもデメリットの1つです。米麴はもともとカビや細菌の1つで、発酵菌に分類されています。発酵菌である米麹の働きによって味噌や酒が作られるのでよいものではあるものの、カビアレルギーの人は注意が必要です。
こうじ水はデメリットだけではない?メリットや効果は?
こうじ水には、以下のような栄養成分が含まれています。
・オリゴ糖
・ビタミンB群
・ミネラル
・消化酵素
・GABA
・ポリフェノール
こうじ水に含まれている上記の栄養成分の働きにより、美容や健康によい効果が得られるのも事実です。ここではこうじ水を飲むことで得られる、美容並びに健康効果について具体的に説明します。
①腸内環境の改善
こうじ水には炭水化物を分解してブドウ糖にするアミラーゼをはじめ、たんぱく質をアミノ酸にするプロテアーゼ、脂肪を脂肪酸にするリパーゼなど約30種類の消化酵素が含まれており腸内環境を改善してくれます。さらにこうじ水に含まれている消化酵素がオリゴ糖を作り出しそれが善玉菌のエサになり、便秘予防にも効果的です。
さらにオリゴ糖には、腸内でミネラルの吸収を促す働きがあります。発酵菌である米麹と水だけで作るこうじ水はオリゴ糖の濃度が高く、種類も豊富なのでより効果が高まります。甘酒にも同様の効果がありますが、アルコールが含まれているのでいつでも飲めるわけではありません。腎臓病を患っている人や高齢者、体力が落ちている人にもこうじ水はおすすめです。
②ダイエット効果
こうじ水に含まれているビタミンB群の働きにより、ダイエットにも効果的です。なかでも豊富に含まれているビタミンB1が糖質を、ビタミンB2が脂質の代謝を促します。こうじ水を飲むだけでビタミンB1とビタミンB2が簡単に摂取できるので痩せやすくなるだけでなく、肥満の予防効果にもつながります。