人工甘味料アセスルファムk(カリウム)とは?危険性や使用基準について解説!

アセスルファムk(カリウム)という人工甘味料を知っていますか?今回は、アセスルファムkのカロリーや血糖値への影響のほか、国が定める使用基準や実際に使われている商品なども紹介します。アセスルファムkに副作用・害はないか危険性についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. アセスルファムk(カリウム)とは?
  2. アセスルファムkは砂糖の200倍の甘味度をもつ人工甘味料
  3. アセスルファムkのカロリーと血糖値への影響
  4. アセスルファムkの使用基準は?
  5. 厚生労働省によって定められている
  6. アセスルファムkが使われている商品
  7. アセスルファムkの危険性は?副作用・害はない?
  8. アセスルファムkによる発がん性はないとされている
  9. 妊婦・授乳中はアセスルファムkの使用は控えた方が良い
  10. アセスルファムkを摂取し過ぎると副作用が現れることがある
  11. アセスルファムkの1日の摂取量の目安
  12. アセスルファムkを用いる際は正しく

アセスルファムk(カリウム)とは?

アセスルファムk(カリウム)は甘味料の一つで、さまざまな商品に食品添加物として利用されています。しかし、アセスルファムkが一体どんなものなのかよく知らない方が多いのではないでしょうか。ここでは、アセスルファムkとは一体何なのかについて説明します。

アセスルファムkは砂糖の200倍の甘味度をもつ人工甘味料

アセスルファムkは1967年にドイツで偶然発見された成分で、ジケテンと呼ばれる酢酸由来の物質を原料として作られる人工甘味料です。砂糖などの天然素材を利用した甘味料とは異なり、科学的に合成された合成甘味料に分類されます。JECFA(食品添加物専門会議)により人体への安全性が確認され、現在では90ケ国以上の国で使用されています。

アセスルファムkは砂糖の200倍の甘さを持ち、水に溶けやすく加工しやすいことが特徴です。味付けの際にも使用量が少なく済み、コストを抑えられるメリットがあります。アセスルファムkはすっきりとした後味が特徴ですが、わずかながら苦味を感じることがあり、他の合成甘味料と併用することでバランスの取れた甘さを作ることができます。

アセスルファムkのカロリーと血糖値への影響

アセスルファムkは一般的な砂糖よりも甘さが強いもののカロリーはなく、摂取後の血糖値の上昇を抑える利点があります。これは、アセスルファムkの分子量が小さく、人体の消化管で消化・分解ができないためです。分解による糖代謝ができないため、体内でエネルギーになることもありません。

人体に吸収されても分解ができずに体外に排出されてしまうので、実質カロリーがゼロです。また、糖代謝が行われないため血糖値が上がることがなく、インスリン分泌による脂肪の蓄積を抑えることができます。そのため、血糖値の上昇によって引き起こされるメタボリック症候群の解消や、生活習慣病の予防に役立つことが期待されている甘味料です。

アセスルファムkの使用基準は?

食品添加物に分類されるアセスルファムkは、どのような食品・飲料に、どの程度含まれているのでしょうか。ここでは、厚生労働省により定められた食品への安全な使用基準と、アセスルファムkが使用されている商品例を紹介します。

厚生労働省によって定められている

アセスルファムkは、前述した通りJECFAによる毒性や添加物の規格の厳しい検査をクリアし、安全性は高いと評価を受けています。食品添加物に分類されるアセスルファムkは、2004年に厚生労働省が定めた食品衛生法第13条により、以下のような安全に利用するための使用基準が定められました。

アセスルファムカリウムの使用基準
 アセスルファムカリウムの使用量は,あん類,菓子及び生菓子にあってはその1kgにつき2.5g以下(チューインガムにあってはその1kgにつき5.0g以下),アイスクリーム類,ジャム類,たれ,漬け物,氷菓及びフラワーペーストにあってはその1kgにつき1.0g以下,栄養機能食品(錠剤に限る。)にあってはその1kgにつき6.0g以下,果実酒,雑酒,清涼飲料水,乳飲料,乳酸菌飲料及びはっ酵乳(希釈して飲用に供する飲料水にあっては,希釈後の飲料水)にあってはその1kgにつき0.50g以下,砂糖代替食品(コーヒー,紅茶等に直接加え,砂糖に代替する食品として用いられるものをいう。)にあってはその1kgにつき15g以下,その他の食品にあってはその1kgにつき0.35g以下でなければならない。ただし,健康増進法(平成14年法律第103号)第26条の規定による特別用途表示の許可又は同法第29条の規定による特別用途表示の承認を受けた場合は,この限りでない。

この使用基準からアセスルファムkを算出すると、缶コーヒーなどの砂糖の代替品として使う場合であれば、一般的な190gの缶コーヒーなどの飲料では285mg以下、500mlの清涼飲料水であれば、250mg以下と使用量が決められています。

このように使用基準の量は一見すると少ないように思えますが、アセスルファムkが砂糖の200倍の甘さを持つことを考えると十分な味付けが可能です。

アセスルファムkが使われている商品

出典:https://twitter.com/rplelegans/status/1218493051737264128/photo/2

アセスルファムkが使われている商品例

・カロリーオフの表示がある食品・飲料
・微糖の表示がある飲料
・スポーツ飲料やソフトドリンク
・アルコール飲料、酒類
・ダイエット食品
・卓上甘味料
・生菓子、菓子類
・氷菓、アイスクリーム
・虫歯になりにくいという表示のあるガムやキャンディー
・歯磨き粉などのオーラルケア用品


アセスルファムkはカロリーが実質ゼロといった特徴を活かし、カロリーオフなどの低カロリー表示のある食品や飲料などに、砂糖の代替え品として利用されています。甘さだけでなく風味をよくする効果もあるので、香りを楽しむ飲料などにも食品添加物として含まれています。

最近では砂糖の代替えとして、お弁当やお惣菜などにも使用されているようです。また、口の中の細菌が分解することができないとされていて、虫歯予防の効果が期待されています。そのため、オーラルケア用品をはじめとする、医療品などにも幅広く利用されています。

アセスルファムkの危険性は?副作用・害はない?

食品添加物であるアセスルファムkを摂取することで、人体への危険はないのでしょうか。ここでは、アセスルファムkの危険性や、過剰摂取することで危惧される副作用などの害について解説します。

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