メニエール病で食べてはいけないものとは?日常生活の注意点を紹介!
メニエール病の人が食べてはいけないものを知っていますか?今回は、メニエール病の人が食べてはいけないものや、逆に食べるべきものを紹介します。メニエール病の人が食事以外に注意するべきことも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- そもそもメニエール病とは?
- メニエール病の症状はめまいが代表的
- メニエール病が起こる原因
- メニエール病の治療には薬や生活習慣の改善が必要
- メニエール病の人が食べてはいけないものとは?
- ①塩分の多い食品
- ②カフェインの多い食品
- ③油脂の多い食品
- ④加工食品
- ⑤過度のアルコール
- ⑥肉類・炭水化物は食べ方に注意
- ⑦体を冷やす陰性食品
- 逆にメニエール病の人が食べるべきものは?
- ①ビタミンB
- ②ビタミンE
- ③食物繊維
- ④カリウム
- ⑤亜鉛
- ⑥葉酸
- ⑦アミノ酸
- ⑧鉄分
- ⑨水分
- メニエール病の人が食事以外で気をつけることは?
- ①生活リズムを整える
- ②なるべくストレスを避ける
- ③たばこをやめる
- ④運動を適度にする
- ⑤ガムを噛む
- ⑥ツボやマッサージが有効な場合も
- メニエール病の人が食べてはいけないものを知っておこう
そもそもメニエール病とは?
メニエール病がどんな病気か理解していても、メニエール病の人が食べてはいけないものまで知っていますか。この記事ではメニエール病の症状や原因、メニエール病の人が食べてはいけないもの・食べるべきものを紹介します。
メニエール病の症状はめまいが代表的
メニエール病の主な症状は、以下の通りです。
・めまい
・難聴
・耳鳴り
・耳の閉塞感
メニエール病はめまいを主症状として、難聴や耳鳴りを伴います。耳の器官である内耳のリンパ液が増えて、むくみを起こすことで上記の症状が現れます。メニエール病のめまいは数十分から数時間と、比較的長く続くのが特徴です。聴覚症状を伴うめまいが反復する点も、メニエール病の特徴に挙げられます。
メニエール病が起こる原因
メニエール病が起こる主な原因は 、以下の通りです。
・ストレス
・疲労
・睡眠不足
・気圧の変化
・几帳面な性格
メニエール病の詳しい原因は明らかになっていませんが、現在では上記の要因が関係すると考えられています。ストレス・疲労・睡眠不足などの体への負担が蓄積されると、メニエール病のめまい症状は起こりやすくなります。
梅雨時期や台風接近、飛行機への搭乗などによる気圧の変化も、メニエール病のめまい症状の原因です。性格的に几帳面であったり、我慢して頑張り過ぎたりしてしまう人はストレスをためやすく、メニエール病にかかりやすい傾向があります。
メニエール病の治療には薬や生活習慣の改善が必要
メニエール病は正確な原因が特定できていないので、根本的な治し方はありません。そのため、めまいや聴覚症状を緩和する薬物療法が、メニエール病の主となる治療法です。発作が強くて薬を飲めない場合は、安静にしてめまいを止める点滴治療を行います。
メニエール病の発作は、疲労やストレスが蓄積されると起こりやすくなります。そのためしっかり休息を取り、ストレスを解消できるように生活習慣を改善することで、メニエール病の発作が起きる確率を低くすることが可能です。
メニエール病の人が食べてはいけないものとは?
メニエール病のつらい症状を、日々の食事に気をつけることで改善できれば安心です。ここからは、メニエール病の人が食べてはいけないもの、避けるべき食べ物を紹介します。
①塩分の多い食品
塩分の多い食品は、以下のようなものがあります。
・インスタントラーメン
・漬物
・干物や練製品などの魚介加工品
メニエール病は、内耳のむくみが原因であると言われています。塩分が多い食事を摂ると、体内で過剰になった塩分を薄めるために体が水分をため込むので、むくみが起きやすくなってしまいます。
上記の食べ物のほか、外食で食べる料理は塩分が多量に含まれるものが多いです。外食は手軽で美味しく、気分転換にもなりますが、メニエール病の治療のためには外食が続かないように気をつけましょう。
②カフェインの多い食品
カフェインの多い食品は、以下のようなものがあります。
・コーヒー
・紅茶
・緑茶
・エナジードリンク
・チョコレート
適度なカフェインの摂取は眠気の解消や集中力の向上、リラックス効果などを得られるメリットがあります。しかしメニエール病の人にとっては、摂取し過ぎるとめまいが起こりやすくなるため、食べてはいけないものに挙げられます。カフェインが、交感神経を過度に刺激してしまうことが原因です。コーヒーを1日に何十杯も飲むような、過度の摂取は控えてください。
③油脂の多い食品
油脂の多い食品は、以下のようなものがあります。
・バター
・マーガリン
・ハム、ウインナーなどの肉加工品
・霜降り牛、豚バラ肉、鶏皮などの部位
油脂の多い食品の取り過ぎで引き起こされるのが、動脈硬化です。動脈硬化が起こると血管が硬くなる、詰まるなどして血流が悪くなり、脳や体の隅々まで血液が届きにくくなります。その結果、めまいや耳鳴りなどのリスクが増加します。
油脂が多く含まれる料理は控えめにして、肉類は脂身の少ない赤身肉や鶏胸肉を選びましょう。肉加工品は塩分も多く含むので、頻繁に摂取するのは避けてください。
④加工食品
加工食品には、以下のようなものがあります。
・インスタントラーメン
・干物や練製品などの魚介加工品
・ハム、ウインナーなどの肉加工品
上記のような加工食品には、塩分が多く含まれます。加工食品を食べ過ぎて体内の塩分が過剰になると、体は水分を多く取り込んでバランスを取ろうとします。その結果、体がむくんでめまいが起こりやすくなるのです。加工食品は美味しく便利ですが、食べてはいけないものに挙げられる食品のひとつなので、日常的な摂取は控えるようにしましょう。