てんさい糖は体に悪い?糖尿病に効果的?どっちが本当?カロリーや原材料なども紹介!
てんさい糖とはどんな砂糖か知っていますか?今回は、てんさい糖の製造方法や味に加えて、きび砂糖など他の砂糖との<原料・カロリー・値段>の違いや、糖尿病の人でも食べれるのかを紹介します。てんさい糖の健康効果や、体に悪いと言われる理由の他に、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- てんさい糖とは?
- てんさい糖とはサトウダイコンを原料にした砂糖
- てんさい糖の製造方法
- てんさい糖の味
- てんさい糖と他の砂糖との違いは?
- ①原料の違い
- ②カロリー・糖質の違い
- ③値段の違い
- てんさいに健康効果はある?
- ①冷え性を改善する
- ②GI値が低く血糖値の上がりゆるやか
- ③風邪を予防する
- ④アトピー性皮膚炎を改善する
- ⑤便秘を改善する
- てんさい糖は糖尿病の人でも食べていい?
- てんさい糖であれば食べていい訳ではない
- てんさい糖が体に悪いと言われる理由は?害はある?
- ①原材料の栽培に農薬が使われている
- ②遺伝子組み換えされている可能性がある
- てんさい糖の活用レシピ
- ①いちごジャム
- ②クッキー
- ③パンケーキ
- ④肉じゃが
- てんさい糖を食べてみよう
てんさい糖とは?
最近はスーパーなどでも色々な種類の砂糖が並んでいますが、その中でもてんさい糖とはどのような特徴のある砂糖なのでしょうか。てんさい糖の特徴を原料や製造方法、味の口コミなども合わせて紹介します。
てんさい糖とはサトウダイコンを原料にした砂糖
てんさい糖の原料はてんさい(甜菜)と呼ばれるほうれん草の仲間で、別名をサトウダイコンと言い、見た目は大根に似た植物です。てんさいは北海道でしか栽培されていない農作物で、てんさいを使ったてんさい糖は精製せずに作られ、琥珀色をしていて粒が大きい特徴があります。
また、精製しないためミネラルを多く含み、オリゴ糖も5%程度含んでいるので精製した砂糖に比べて栄養価も高めです。
(*砂糖大根について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
てんさい糖の製造方法
てんさい糖の原料であるてんさいは秋頃に収穫されるため、てんさい糖は冬にかけて工場で製造されます。まず、収穫したてんさいの根の部分を刻んでお湯に浸けることで糖分を出します。
抽出した糖分を濾過してから煮詰め、遠心分離機で結晶と糖蜜に分けた後、糖蜜部分を乾燥させたものがてんさい糖です。残った結晶部分は精製され、グラニュー糖や上白糖となります。
てんさい糖の味
てんさい糖は柔らかい甘さと優しくてまろやかさのある味わいが特徴で、くせがなくあっさりとした味なので様々な料理に使うことができます。甘くなり過ぎずお菓子にも使えますが、琥珀色をしているので、白さを出したいホイップなどには不向きです。
Twitterの口コミ
いちごジャム煮はじめました。あー!なんていい香りなんだろう。てんさい糖の優しい甘さといちごの香りの混ざった感じがたまらんです。#いちごジャム #いちご #てんさい糖
Twitterの口コミ
マフィン
コッタさんからサンプルでいただいたてんさい糖をシンプルなマフィンにしました(*´`)
グラニュー糖とは少し違う、ふんわりとした甘みでした(*´༥`*)
#コッタ #てんさい糖 #ハロウィン
てんさい糖と他の砂糖との違いは?
てんさい糖は他の砂糖とはどのような違いがあるのでしょうか。原料やカロリー、値段の違いなどいくつかポイントを紹介するので購入する際に迷った時は参考にして下さい。
①原料の違い
先述したようにてんさい糖はてんさいと呼ばれる植物が原料になっていますが、流通している砂糖の60%はサトウキビを原料にしたもので、てんさいが原料のものは全体の40%です。サトウキビは北海道で作られるてんさいとは対照的に、鹿児島や沖縄などの南部で栽培されています。
サトウキビが原料の代表的なものにきび砂糖や黒糖などがあり、てんさい糖に比べてミネラルが豊富です。
②カロリー・糖質の違い
砂糖の種類 | カロリー | 糖質 | 1日の摂取カロリーの占める割合 |
てんさい糖 | 380kcal | 97.5g | 17% |
黒糖 | 356kcal | 89.7g | 16% |
三温糖 | 383kcal | 98.7g | 17% |
上白糖 | 384kcal | 99.2g | 17% |
グラニュー糖 | 387kcal | 100g | 18% |
きび砂糖 | 396kcal | 98.8g | 18% |