てんさい糖は体に悪い？糖尿病に効果的？どっちが本当？カロリーや原材料なども紹介！

てんさい糖は様々な健康効果を持ち、他の砂糖に比べると身体に良いことがわかりました。GI値が低く血糖値が上がりにくいため糖尿病の人でも食べられるイメージもありますが、実際はどうなのでしょうか。

糖尿病の人は普段から糖質量のコントロールをすることが大切で、糖質を摂り過ぎないように注意が必要です。てんさい糖は他の砂糖と比較すればGI値が低いですが、砂糖であることに変わりはありません。糖質量も多く、摂取すれば血糖値は上がってしまうので、摂取し過ぎに気を付けて普段の砂糖をてんさい糖に置き換える程度にしましょう。

自然派で身体に優しい砂糖としてのイメージが強いてんさい糖ですが、一方で最近ではてんさい糖は身体に悪いと言われるケースもあるようです。てんさい糖にはどのようなデメリットがあるのか、いくつかのポイントを挙げて解説します。

てんさい糖が身体に良くないと言われている大きな要因に、農薬の使用が挙げられます。てんさい糖の原料であるてんさいは北海道で作られていますが、害虫が付きやすいため農薬を使用しているのは事実です。しかし私達が食べている他の農作物でも農薬を使用しているものは多く、てんさい糖に限ったことではないので必要以上に過敏になることはないでしょう。

市販のてんさい糖の中には無農薬のものもあるので、農薬の使用が気になる方はインターネット通販などでオーガニックのてんさい糖を探してみるのもおすすめです。

遺伝子組み換えとは、害虫予防や栄養価の向上などを目的として、他の生物の遺伝子を組み替えて品種改良することです。遺伝子組み換えには様々なメリットがある一方で、アレルギーの原因になったり他の生物や食物の遺伝子が意図せずに変異したりと、人体や環境に害を及ぼす可能性があります。

海外で作られたてんさい糖の中にはオーガニック商品と記載すること目的として、無農薬でもてんさいを栽培できるように遺伝子組み換えされているものがあるようです。日本では法律で遺伝子組み換えのてんさいの栽培が禁止されているので、国産のものを選ぶようにすれば心配ないでしょう。

（＊遺伝子組み換えのデメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

てんさい糖は優しいまろやかな甘味が特徴なので、様々な料理に応用することができます。てんさい糖の良さを活かしたレシピをいくつか紹介するので、家庭でもぜひ使ってみて下さい。

あっさりとした味わいが特徴のてんさい糖を使うことで、いちごの甘味が最大限に引き出されます。長期保存も可能なので、手軽にてんさい糖の栄養を摂取することができます。