遺伝子組み換えのデメリット・メリットは?食品・作物や生態系の問題点も紹介!

遺伝子組み換えのデメリット・メリットを知っていますか?今回は、遺伝子組み換えの<環境・生態系・人間>などへのデメリットや<経済>などに与えるメリットを紹介します。遺伝子組み換えのデメリットに対策する方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 遺伝子組み替えのデメリット・メリットとは?
  2. 遺伝子組み換えのデメリット・問題点は?
  3. ①人間への健康被害の危険性がある
  4. ②環境・生態系が崩れる
  5. ③企業の食料支配を促進する恐れがある
  6. 遺伝子組み替えのメリット・利点とは?
  7. ①作物の収穫量が増える
  8. ②家畜・動物への飼料のコストが減る
  9. 遺伝子組み換えのデメリットへの対策はある?
  10. 遺伝子組み換え食品を使っているかを確認するしかない
  11. 遺伝子組み換えの農作物がよく使われている食品とは?
  12. 遺伝子組み替えを使うかはあなた次第!

遺伝子組み替えのデメリット・メリットとは?

遺伝子組み換えと聞くと漠然と体に悪いというイメージが強いです。しかしいざ考えてみると難しい所が多くよく分かっていないという方が多いのではないでしょうか。作物の栄養や健康への影響など気になることが多い問題ですのでこちらの記事でデメリット・メリットを解説していきます。

遺伝子組み換えのデメリット・問題点は?

遺伝子組み換えの作物を使った食品を取ると健康に影響はあるのでしょうか。それに加えて食品の栄養量は変わらないのか、環境への影響はないのか、不安になる点が多い問題です。遺伝子組み換えのデメリットは以下の通りです。

①人間への健康被害の危険性がある

作物に導入された新しい遺伝子が人体に与える影響はあるのでしょうか。厚生労働省では遺伝子組み換え作物について、遺伝子組み換え箇所の性質が解明されていれば問題はないとの見解を示していますが、アレルギー誘発の可能性など今後詳細な検討が必要と考える研究者が多いです。遺伝子組み換え作物の安全性はまだ保証されていないというのが現状です。

②環境・生態系が崩れる

遺伝子組み換えの植物は知らず知らずの内に種を増やし、在来の生態系を破壊する可能性があります。遺伝子組み換えされたものは薬品や病気に強くなるように改良されているため、放っておくと瞬く間に広がってしまうことが懸念されているのです。

広がってしまえば駆除も難しく、遺伝子組み換えをしていない在来種に取って代わってしまう可能性もゼロではありません。

③企業の食料支配を促進する恐れがある

遺伝子組み換え企業の中には莫大な経済力を持つ企業が存在します。そのような企業の力が強い地域では、農民が植える作物を決めるのではなく、企業により何を植え栽培するかの決定がなされてしまいます。そうなると更に遺伝子組み換え作物の種子が撒かれる頻度も上がり、遺伝子組み換え食品の勢いが増すばかりです。

遺伝子組み換え作物は薬品に強いですから農薬が多く使用され、農場を管理する人件費は削減されていきます。結果として農業地帯の雇用の喪失に繋がる危険性もあるのです。遺伝子組み換えのデメリットは健康だけでなく社会をも壊す危険性を秘めていると言えます。

遺伝子組み替えのメリット・利点とは?

ここまで遺伝子組み換えを行うデメリットを解説しましたが、遺伝子組み換えを行うメリットも勿論あります。こちらでは遺伝子組み換えの技術が私達にもたらすメリットを2点解説します。

①作物の収穫量が増える

遺伝子組み換えを行う最大のメリットは作物の収穫量が格段に増えるということです。作物を育てる上で大きな問題は雑草に栄養を持っていかれてしまうことですが、除草剤に強い品種に改良し、除草剤で雑草だけ取り除けば作物に栄養を行き渡らせて収穫量を増やすことが出来ます。

作物の流通が増えれば経済も活性化されますし、暑さや高濃度の塩分に強い品種が開発されれば作物が育たない地域の多いアフリカやアジアの飢餓問題を解決する糸口になります。遺伝子組み換えは世界の飢えを解決する可能性を秘めているのです。

②家畜・動物への飼料のコストが減る

遺伝子組み換えの作物は病気や薬品に強いため大幅に栽培コストをカットし、安価で安定的に供給することが出来ます。そのため家畜の飼料として使うトウモロコシは遺伝子組み換えの作物であることが多いです。そうすることで農業全体の生産コストを下げることに遺伝子組み換え技術は貢献しています。

遺伝子組み換えのデメリットへの対策はある?

デメリット・メリットどちらもある遺伝子組み換え作物ですが、デメリットを避けるために出来る限りの対策は行いたいところです。遺伝子組み換え食品を選択して食べないようにすることは出来るのでしょうか。

遺伝子組み換え食品を使っているかを確認するしかない

遺伝子組み換えか否かは商品の原材料表示欄に書かれています。日本で遺伝子組み換え作物である可能性がある以下の食品は表示義務があるので必ず原材料表示欄を確認してください。

・じゃがいも
・トウモロコシ
・大豆
・アルファルファ
・パパイヤ


しかし遺伝子組み換えの作物を食べて育った家畜については飼料の内容の表示義務はありませんので、確認が難しい部分もあります。厳密に完全に口にしないとようにするとかなりの労力やコストがかかるのが現状です。

遺伝子組み換えの農作物がよく使われている食品とは?

遺伝子組み換えの農作物が食品に加工されている場合、表示に気付くことは出来るのでしょうか。遺伝子組み換えの農作物がよく使われている食品は以下の通りです。

・豆腐
・納豆
・コーン油
・コーンスターチ

納豆や豆腐は「遺伝子組み換えでない」という表示を目にすることがあるかもしれませんが、油など原材料に遺伝子組み換えの農作物が使われていても表示がない品目もあります。コーンスターチは調味料や加工食品に幅広く使用されますが原材料表示を見ても分からないことがほとんどです。

遺伝子組み替えを使うかはあなた次第!

遺伝子組み換えの技術にはデメリット・メリットがそれぞれあり、私達の生活において無視できない問題です。原材料表示を確認しても完全には把握出来ないことも多いですが、それでも努力は出来ます。食品を選択する上で大切なポイントは沢山ありますが、遺伝子組み換えとの付き合い方はそれぞれがしっかりと考えていく必要があります。

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