長芋(山芋)で食あたりや食中毒に?症状や原因・対策は?対処法も紹介!
長芋(山芋)で食あたりや食中毒になる原因を知っていますか?症状にはどのようなものがあるのでしょうか?今回は、長芋(山芋)で食あたりや食中毒になる<アレルギー・食べ過ぎ・腐敗>などの原因を、<下痢・腹痛・お腹が張る>などの症状とともに紹介します。長芋(山芋)に似た植物で食べると食中毒を引き起こすグロリオサについても紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 長芋(山芋)で食あたりや食中毒になるって本当?原因・症状は?
- 長芋(山芋)で食あたりや食中毒になる原因①:アレルギー
- 長芋(山芋)アレルギーが疑われる症状
- 長芋(山芋)のアレルギーの可能性がある場合は病院で検査を受けよう
- 長芋(山芋)で食あたりや食中毒になる原因②:食べ過ぎ
- 長芋(山芋)を食べ過ぎると食物繊維過多で腹痛・下痢になる可能性がある
- 長芋(山芋)で食あたりや食中毒になる原因③:腐敗していた
- 長芋(山芋)が腐敗して食べられない時の特徴・見分け方
- 長芋(山芋)が腐らない保存方法・保存期間を知っておこう
- 長芋(山芋)で食あたりや食中毒になる原因④:似た植物であるグロリオサを食べた
- 長芋(山芋)に似たグロリオサはアジアに分布する球根植物で毒性がある
- 長芋(山芋)とグロリオサの見分け方
- 長芋(山芋)による食あたり・食中毒に注意しよう
長芋(山芋)で食あたりや食中毒になるって本当?原因・症状は?
長芋は粘りがあり栄養も豊富で人気がありますが、以下のような理由で食あたりや食中毒になるという話もあります。
・アレルギー
・食べ過ぎ
・腐敗
・グロリオサを食べた
長芋を食べて食中毒を起こす時に考えられる主な理由は以上の4つですが、この後の見出しで、それぞれの原因についてより詳しく紹介します。
長芋(山芋)で食あたりや食中毒になる原因①:アレルギー
長芋は山芋の一種でアレルギーを引き起こすと、食あたりや食中毒のような症状が出る場合があります。ここでは、長芋のアレルギーによる具体的な症状について紹介します。
長芋(山芋)アレルギーが疑われる症状
長芋を食べて、以下のような症状が見られたらアレルギーが疑われます。
・かゆみ
・下痢
・胃痛
・吐き気
・蕁麻疹
・しびれ
・呼吸困難
長芋を食べたときに体の一部がかゆくなったり、蕁麻疹が出たりしたら、アレルギーの可能性があります。山芋の仲間である長芋や自然薯、大和芋などを触ると手がかゆくなることもありますが、これは山芋の仲間の芋に含まれているシュウ酸カルシウムの影響でアレルギーではありません。
しかし、かゆみだけでなく、触れていないところがかゆくなったり蕁麻疹やしびれを起こしたりするときはアレルギーが疑われます。また、胃痛や吐き気、下痢などに加えて呼吸しづらくなったりするときもアレルギー反応と考えられるでしょう。
(*山芋のアレルギーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
長芋(山芋)のアレルギーの可能性がある場合は病院で検査を受けよう
長芋を食べてアレルギー症状が出た場合は、病院へ行きアレルギー検査を受けるのがおすすめです。山芋の仲間の芋類は比較的よく出回っているので、事前にアレルギーがあるかを知ってくことが大切です。アレルギーは突然発症することもあり、ひどい場合はアナフラキシーショックなども起こるので、軽く見ずに医師の診断を仰いでください。
長芋(山芋)で食あたりや食中毒になる原因②:食べ過ぎ
長芋で食中毒のような症状が出る場合、食べ過ぎが原因になっていることもあります。ここでは、長芋の食べ過ぎによる食あたりの症状について詳しく紹介します。
長芋(山芋)を食べ過ぎると食物繊維過多で腹痛・下痢になる可能性がある
長芋を食べ過ぎると腹痛や下痢など、食あたりによく似た症状が起きることもあります。長芋には水溶性食物繊維が多く含まれているので、適量を食べれば便秘対策や腸内環境の改善に効果的です。しかし、食べ過ぎると腸が過剰に刺激され、下痢な腹痛を起こす場合があります。
過剰に食物繊維を摂取することで、お腹にガスがたまりおならがたくさん出る、お腹が張るなどの症状がみられる場合もあるので、注意してください。
長芋(山芋)で食あたりや食中毒になる原因③:腐敗していた
長芋自体が腐敗していたことが原因で、食中毒のような症状が出る場合もあります。ここでは、腐った長芋で食あたりを起こさないように、腐敗した長芋の見分け方や適切な保存方法を紹介します。