筋子の美味しい食べ方は?そのまま・生でOK?醤油・塩漬け別にレシピと紹介!

筋子の美味しい食べ方を知っていますか?そのままでも良いのでしょうか?今回は、筋子の美味しい食べ方を<醤油漬け・塩漬け・粕漬け>など別に、そのままではなくほぐす場合の食べ方とともに紹介します。筋子を使ったおすすめのアレンジレシピをご飯以外でも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. そもそも筋子とは?
  2. 筋子とは卵巣膜に入ったままのサケ・マスの卵のこと
  3. 筋子の食べ方はそのままでOK?それともほぐす?
  4. 市販の筋子はほぐさずにそのまま生で食べてOK
  5. 筋子はほぐしてイクラにして食べても美味しい
  6. 味付け筋子の美味しい食べ方は?冷凍の場合は?
  7. ①筋子の醤油漬けの美味しい食べ方
  8. ②筋子の塩漬けの美味しい食べ方
  9. ③筋子の粕漬けの美味しい食べ方
  10. 冷凍筋子は解凍してから食べよう
  11. 筋子を使ったアレンジレシピ!ご飯以外のおすすめを紹介!
  12. ①オクラの筋子和え
  13. ②筋子のチーズ海苔巻き
  14. ③筋子の和風パスタ
  15. ④筋子の豆腐サラダ
  16. ⑤ルイベ漬け
  17. 筋子の食べ方はそのままでもほぐしてもOK

そもそも筋子とは?

筋子はいくらによく似た見た目の魚卵ですが、具体的にどういうものなのか知っている人は少ないでしょう。ここでは、筋子について、美味しい食べ方やおすすめのレシピなどを紹介します。

筋子とは卵巣膜に入ったままのサケ・マスの卵のこと

筋子はサケやマスの卵巣のことで、いくらよりも少し安く販売されていることが多く、北日本で一般的に食卓に上る食材です。筋子の多くは塩漬けになっているもので、醤油漬けも販売されています。筋のような卵巣膜に入っているので、筋子と呼ばれます。未成熟の小さい筋子が流通する方が多いですが、北海道などの産地では、大きな粒の筋子も珍しくありません。

同じサケ科の魚の魚卵であるいくらとの違いは、卵巣膜に入っているかどうかです。卵巣膜に入っていれば筋子となり、卵巣膜を取りバラバラにほぐしたものをいくらと呼びます。大きさの違いと誤解されることも多いですが、小さくても卵巣膜を取り除いたものはいくらにあたります。

同じ食材でも、卵巣膜を取る除くには手間もかかるため、筋子よりいくらの方が値段も高いです。

(*筋子といくらの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

いくらとすじこの違いは?味・粒の大きさ・値段を比較し食べ方のおすすめも紹介!

筋子の食べ方はそのままでOK?それともほぐす?

筋子はいくらと同じサケ科の魚卵で、卵巣膜に入ったものを指しますが、そのまま食べても良いのでしょうか。ここでは、筋子をそのまま食べても良いのかや美味しい食べ方などを紹介します。

市販の筋子はほぐさずにそのまま生で食べてOK

市販の筋子は卵巣膜に入った状態で、そのまま生で食べても大丈夫です。販売されている筋子の多くは塩漬けなので、美味しく味付けされています。特に冷たい筋子と温かいごはんの相性は抜群で、ごはんの上に乗せて食べると絶品です。刺身のようにしてお酒のおつまみにしたり、野菜と和えて食べたりしても美味しいので試してみてください。

ただし、処理されてない生筋子のを食べる場合、中にアニサキスが紛れている可能性があります。そのため、

・目視で確認して、アニサキス幼虫を除去
・-20℃で24時間以上冷凍
・70℃以上、または60℃で1分以上加熱

して、アニサキスを死滅・除去する必要があります。家庭で安全に処理したい場合は、加熱処理するのが良いでしょう。すじこ・いくらは、ゆで卵のように70~80度の熱では固まらないので、まずくなる心配は不要です。(※1)

筋子はほぐしてイクラにして食べても美味しい

筋子は卵巣膜をつけた状態で、そのまま食べても美味しいですが、膜が気になる方はほぐしていくらにするのもおすすめです。以下に、筋子をほぐす簡単な手順を紹介します。

1.40度程度のぬるま湯に塩を二つまみ入れる
2.筋子の腹を裂くように割りながらお湯につける
3.手で優しく揉むようにほぐす
4.お湯を捨て水洗いをしてざるにあげる
5.塩を一つまみ加えた水で筋子を揉み洗いする
6.洗った筋子をざるにあげて、数回水洗いを繰り返す
7.醤油やみりんなどでお好みの味付けをする


筋子をほぐすときは、塩を加えた40度くらいのお湯の中で優しく揉むようにほぐします。この時、筋子の卵を潰さないようにすることが大切です。ある程度ほぐれたらお湯を捨て、水洗いを繰り返します。水洗いする時も、一つまみ程度塩を加えて行います。

洗ったお湯や水には少しの汚れや血、臭みなどが入っているので、毎回しっかりざるにあげて水を捨ててください。ほかにも、筋子をざるにこすりながらほぐす方法もあり、大量の筋子をほぐすときは道具を使うと便利です。筋子をそのまま食べる時は切り方に注意が必要で、先に黒くて太い筋を取っておくと、切りやすいです。

味付け筋子の美味しい食べ方は?冷凍の場合は?

筋子は塩漬けが一般的ですが、醤油漬けなどもあり、それぞれに美味しい食べ方があります。ここでは、味付けされている筋子の美味しい食べ方や冷凍の場合について紹介します。

①筋子の醤油漬けの美味しい食べ方

筋子の醤油漬けは、醤油やみりんを使って味付けされたもののことで、そのままでもしっかり味がついています。筋子の醤油漬けをごはんに乗せて食べると絶品で、簡単にいくら丼のような一品が楽しめます。

一口大に切って黒い大きな筋や薄皮をはがしておくと食べやすく、粒の食感が良くなり美味しいです。醤油漬けの筋子は味が濃いので、お好みで大根おろしや豆腐など、あっさりしたものを合わせると味のバランスが良くなるので試してみてください。

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