ハタケシメジの特徴・見分け方は?似た毒キノコ「クサウラベニダケ」と違いを比較!
「ハタケシメジ」はどんな特徴のキノコか知っていますか?今回は、「ハタケシメジ」の特徴を似た毒キノコ「クサウラベニタケ」と〈見た目・大きさ・感触・味〉などの違いを比較して見分け方を紹介します。「ハタケシメジ」の〈味わい・生態〉なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②感触
ここでは、ハタケシメジとクサウラベニタケの感触の違いを紹介します。
・ハタケシメジ
粘り気やぬめりがなく、しっとりした感触を持っています。
・クサウラベニタケ
クサウラベニタケは触るともろく、中が空洞のようになっていて、指でつまむと崩れることがあるようです。
③味わい・臭い
ここでは、ハタケシメジとクサウラベニタケの味わいや匂いの違いを紹介します。
・ハタケシメジ
ハタケシメジは匂いが少なく、味わいも上品でくせがありません。食べた時の歯ごたえが良いところは特徴ですが、比較的あっさりして旨味が感じられる味わいです。
・クサウラベニタケ
クサウラベニタケは漢字で書くと「臭裏紅茸」となり、独特の匂いが特徴です。マツタケの様な良い香りではなく、形容しがたい不快な匂いがあります。
④発生時期・生える場所
ここでは、ハタケシメジとクサウラベニタケの発生場所や発生時期から、両者の見分け方を紹介します。
・ハタケシメジ
ハタケシメジは主に春から秋にかけて発生することが多く、庭や畑でよく見られます。道路と河川の間など、よくある雑草地で生えることが多く、日陰を好むので倒木の間でも収穫できるキノコです。
・クサウラベニタケ
クサウラベニタケは夏から秋に発生するキノコで、主にブナ科の広葉樹林やマツとの混生林などで見られます。群生して生えることも多く、庭などで生えてくることは少ないようです。
「ハタケシメジ」と「クサウラベニタケ」の見分け方を知っておこう
ハタケシメジは美味しいので人気のあるキノコですが、毒キノコであるクサウラベニタケと間違えられることも多いので注意が必要です。見た目で素人が判断するのが難しいので、キノコ狩りなどに行った時は気をつけてください。