ネギが辛い原因は?辛みをとる方法・対策は?水にさらすのが一番?
【カネキ近藤農園監修】ネギが辛いのはなぜなのでしょうか?辛味を抜く方法はあるのでしょうか?今回は、ネギが辛い原因・理由を、辛味成分が多い部分・個体の特徴や辛味を取る方法・対策とともに紹介します。辛味が薄い・強いネギの品種や辛いネギでも美味しく食べられるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
近藤泰久
カネキ近藤農園
長ネギは、基本的に「甘み」と「辛み」の両方を持っています。人間の舌は辛みを感じ取りやすいので、生で食べると辛みだけを感じ取ってしまいます。火を通せば通すほど辛みが薄くなってくるので甘みを感じられるようになります。皆様の好みに合わせて火を通す時間を調整してみて下さい。
ネギの辛味が薄い・強い品種も知っておこう
ネギの辛味が苦手でも、美味しく食べることが出来る辛味が薄い品種には、以下のようなものがあります。
・九条ネギ
・深谷ネギ
・岩津ネギ
・白神ネギ
上記の品種は、糖度が高いためそのままでも甘みを感じやすく食べやすい品種のネギのため薬味としても美味しく食べることができます。有名な下仁田ネギは、加熱することで甘みが出る品種で、そのままではネギの香りや辛味が強いのが特徴です。
(*ネギの品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ネギが辛い場合でも美味しく食べれるレシピを紹介!
辛味の強いネギでも、美味しく食べることが出来るおすすめのレシピを紹介するので参考にしてください。
①ネギしゃぶ鍋
繊維に沿ってカットしたネギを鍋で煮込みながら、しゃぶしゃぶにした豚肉を巻いて食べるネギしゃぶ鍋です。カットの方向と加熱によって、甘みが引き立ち美味しくたっぷりネギを食べることが出来ます。
②レンジで出来る長ネギナムル
レンジで加熱して、調味料を和えるだけで出来る簡単で美味しい長ネギのナムルは、シャキシャキ感と甘みがしっかり感じられます。長ネギを1本ごと使うレシピなので、たくさんある時の消費レシピとしてもおすすめです。
③とろとろ焼きネギ
シンプルなのにネギの旨味と甘みをしっかり味わえるので、色々な品種のネギで楽しんでほしいレシピです。ネギは柔らかくなるまで、じっくり火を通すのが旨味と甘みを引き出すポイントです。