レモン果汁に白い沈殿物が…カビ?未開封なら違う?見分け方を紹介!
レモン果汁の白い沈殿物・もやもやはカビなのでしょうか?食べるのは危険なのでしょうか?今回は、レモン果汁の白い沈殿物がカビか否かの見分け方を、食べてしまった時に出る症状・対処法とともに紹介します。カビにくい保存方法や余ったレモン果汁が腐る前に大量消費できるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- レモン果汁に白い沈殿物が…カビ?まだ使える?
- レモン果汁の白い沈殿物・もやもやはカビの可能性が高い
- 未開封の市販のレモン果汁にある白い沈殿物は「成分の沈殿」の可能性もある
- レモン果汁の白い沈殿物がカビか否かの見分け方は?
- ①味・匂い・見た目から見分ける
- ②容器を振る
- カビたレモン果汁は加熱すれば大丈夫?食べるとどうなる?
- カビが生えた・腐ったレモン果汁は加熱しても使えない
- カビたレモン果汁を食べると食中毒になる恐れがある
- レモン果汁がカビにくい保存方法・ポイントは?
- ①レモン果汁を絞るときに手で直接触れない
- ②自家製や開封後のレモン果汁はできるだけ早く使い切る
- ③長期保存する場合は冷凍保存する
- レモン果汁がカビる前に大量消費できるレシピも紹介!
- ①レモン果汁のシャーベット
- ②レモン果汁たっぷりのレモンムース
- ③レモン果汁のはちみつドリンク
- レモン果汁はカビる前に消費しよう
カビが生えた・腐ったレモン果汁は加熱しても使えない
カビが生えたレモン果汁は、加熱処理してもカビ毒が消えることは無く、食べることは出来ません。食品に発生したカビ自体は70度以上で10分間加熱すれば死滅しますが、カビ毒の毒性が消えることはありません。目に見えないカビ菌が全体に広がっている可能性が高いので、腐っていると感じた場合やカビを見つけた場合には、使用をやめましょう。
カビたレモン果汁を食べると食中毒になる恐れがある
カビが生えたレモン果汁を食べると、以下のような食中毒の症状が出る恐れがあります。
・腹痛
・吐き気
・嘔吐
・下痢
・発熱
食品全般に考えられることですが、カビの生えた食品を食べるとカビ菌から発生したカビ毒を摂取することで、強い食中毒症状を引き起こす可能性があります。また、カビ毒にはアレルギーの症状を悪化させたり、発がん性もあり体への悪影響がとても大きく危険です。
レモン果汁がカビにくい保存方法・ポイントは?
料理のアクセントに時々使いたいレモン果汁ですが、頻繁に使用せず残りがちであれば、出来るだけカビが発生しないよう保存したいものです。ここでは、その保存方法とポイントを解説します。
①レモン果汁を絞るときに手で直接触れない
レモン果汁を絞る際、直接手で触れるのは極力避けなければなりません。カビの原因となる細菌は、人の手にも付着しています。そのため、絞る前に手洗いをしっかりすることはもとより、レモン果汁に細菌が入らないよう手で直接触れないことが大切です。
②自家製や開封後のレモン果汁はできるだけ早く使い切る
自家製や開封後のレモン果汁はカビが発生しやすいため、できるだけ早く使い切る必要があります。ここでは、状況別に賞味期限の目安について説明します。
・自家製は冷蔵庫で1~2日
・市販(未開封)は常温で10ヶ月
・市販(開封後)は冷蔵庫で1~2週間
自家製のレモン果汁は、空気中に浮遊する細菌などでカビが発生しやすいため、早く使い切りましょう。また、市販のものでも保存料を使用していないことが多いので、開封後は出来るだけ早く使い切る必要があります。特に自家製については、レモンの殺菌効果を過信せず、出来るだけその日の内に消費すると安全です。
③長期保存する場合は冷凍保存する
レモン果汁を一度に使いきれなかった時など、長期に保存するには冷凍保存が有効です。
【レモン果汁を冷凍保存する手順】
①製氷皿にレモン果汁を入れ、凍らせる
②凍ったら取り出し、小分けにしてラップする
③保存袋や容器に入れて、再度冷凍庫で保存
レモン果汁を賞味期限内に使いきれないと思ったときは、冷凍保存が適しています。冷凍であれば栄養効果が変わることなく、カビの繁殖の心配もありません。また、一度に袋や容器に入れず小分けすることで、一つに固まってしまうのを防ぎます。自然解凍や、レモン氷として使用するなどして、1ヶ月を目安に消費してください。
レモン果汁がカビる前に大量消費できるレシピも紹介!
レモン果汁の賞味期限が切れてしまったり、カビが生えて使えなくなってしまったりする前に、上手に活用して使い切りましょう。ここでは、レモン果汁を無駄なく大量に消費できるレシピを紹介します。
①レモン果汁のシャーベット
こちらは、レモン果汁の大量消費に最適のデザートです。牛乳を使うので、ビタミンCに加えてカルシウムも摂れる、健康的なレシピです。レモン果汁を一度にたくさん使って、作り置きして冷凍しておけば、夏バテを予防しながら手軽に美味しく食べられます。