ししゃもは何歳から?赤ちゃんの離乳食NG?安全な与え方も紹介!

ししゃもは何歳から食べれるのでしょうか?子供・赤ちゃんの離乳食として与えても大丈夫なのか気になりますよね。今回は、ししゃもはいつから食べれるのかを、<骨を取る・丸ごと食べさせない>など与える際の注意点とともに紹介します。ししゃものアレルギーの症状・対処法や、何歳からあげたか先輩ママの口コミも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ししゃもは何歳から?子供・赤ちゃんはいつから食べれるの?
  2. ししゃもは身だけなら離乳食完了期の1歳頃から
  3. ししゃもを丸ごと食べるのは3歳以降
  4. ししゃもを子供に与える際の注意点は?
  5. ①なるべく小骨を取る
  6. ②食べる量に注意
  7. ③湯がいて塩分を落とすのもおすすめ
  8. ④病院にいけるような状況にしておくと安心
  9. ししゃものアレルギーの症状は?赤ちゃんの対処はどうする?
  10. ししゃもによるアレルギー症状
  11. ししゃもを食べた後に体調に異常があればすぐに医療機関を受診
  12. ししゃもを赤ちゃん・子供に与えるメリットは?
  13. ししゃもを子供に何歳からあげた?【先輩ママの口コミ調査】
  14. ししゃも以外に子供に与える食べ物で注意すべきものはある?
  15. ししゃもを子供に与える際は注意点を守ろう

ししゃもは何歳から?子供・赤ちゃんはいつから食べれるの?

赤ちゃんの離乳食は塩分量や消化機能、咀嚼力などを考慮しながら段階的に進めていくものです。カルシウムが豊富なししゃもをいつから食べさせてよいのか、気になる人もいるでしょう。ここでは、ししゃもは何歳から食べられるのかを説明します。

ししゃもは身だけなら離乳食完了期の1歳頃から

ししゃもの身だけであれば、離乳食完了期である1歳頃から食べさせて問題ありません。離乳食後期までの赤ちゃんに食べさせるのは、避けた方が無難です。ししゃもは塩分が高いため、赤ちゃんに与えると腎臓や血管に負担かかかってしまいます。離乳食後期にあたる生後9~10カ月の赤ちゃんに与えてもよいとの説もありますが、小骨が多いので注意が必要です。

ししゃもを丸ごと食べるのは3歳以降

ししゃもを丸ごと食べられるのは、3歳以降とされています。いつからししゃもを食べられるのかには咀嚼力の有無が重要で、3歳にあると乳歯が生えそろうので奥歯で食べ物をしっかり噛めるようになることが理由です。

子供が1歳半になると第1乳臼歯と呼ばれる奥歯は生えてくるものの、乳歯は全部で12本程度なので十分に食べ物を噛み潰すことはできません。第2乳臼歯が生えて20本の歯が揃うのは、早くても2歳半といわれています。ししゃもを丸ごと食べて骨を咀嚼できるようになる、3歳以降の方が安心なのです。

ししゃもを子供に与える際の注意点は?

ししゃもをいつから与えるのが好ましいかを知るとともに、何歳からどのように食べさせるのかを覚えておくと安心です。ししゃもの特徴や栄養成分も、関係してきます。ここでは子供にししゃもを食べさせるにあたり、何歳からどのような配慮が必要かも合わせて説明します。

①なるべく小骨を取る

3歳未満の子供にししゃもを食べさせる時には、なるべく小骨を取りましょう。3歳未満の子供が食べられるのは、ししゃもの身だけです。咀嚼力が十分でない時期の子供の場合、喉にししゃもの骨が引っ掛かるケースがあるからです。ししゃもを焼いた後で丁寧に骨を取り除き、ご飯やうどんに混ぜるなどして少しずつ食べさせてください。

またししゃもの卵や内臓は、3歳未満の子供には与えてはいけません。その理由については、後で詳しく説明します。

②食べる量に注意

年齢 1日の塩分量の目安(男) 1日の塩分量の目安(女)
1〜2歳 3.0g 3.0g
3〜5歳 3.5g 3.5g
6〜7歳 4.5g 4.5g
8〜9歳 5.0g 5.0g
10〜11歳 6.0g 6.0g

ししゃも1尾は30g程度ですが、147mgのナトリウムが含まれています。ししゃも6尾で塩分が1gが目安となっていますが、1~2歳の子供の1日の塩分摂取量は3gであり他の食べ物との兼ね合いを考えると食べさせ過ぎるのはよくありません。3~5歳の子供がししゃもを食べる際でも、1日に2~3尾にしておきたいところです。

表にあるように子供の年齢によって1日の塩分摂取要は変わるので、ししゃもを食べさせるのは何歳からかで一度に与えてよい量を判断しましょう。

③湯がいて塩分を落とすのもおすすめ

離乳食後期から完了期にかけての子供にししゃもを食べさせる時は、湯がいて塩分を落とすのもおすすめです。多めのお湯でししゃもを10分ほど湯がくだけで、簡単に塩抜きができます。湯がくのが面倒な時は目の細かい茶こしにししゃもを入れ、熱湯をかける方法もあります。

④病院にいけるような状況にしておくと安心

初めて赤ちゃんにししゃもを食べさせる時には以下のような日は避け、すぐに病院にいける状況にしておくのがおすすめです。

・平日の夕方
・土曜日の午後
・日曜日
・祝日
・年末年始


ししゃもを食べさせた後で体調に異変が表れても病院に連れていけるよう、昼前までに与えるのが原則です。食物アレルギーは、食べた直後に出るとは限らないからです。また赤ちゃんに食べさせる量も少量から始め、体調の変化をしっかり観察しましょう。

ししゃものアレルギーの症状は?赤ちゃんの対処はどうする?

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