バラムツとは?食べると危険で死亡事故も?でも刺身は美味しいって本当?
バラムツとはどのような魚か知っていますか?食べると危険は本当でしょうか?今回は、バラムツを食べるのが危険な理由「油脂成分」について、死亡事故の真偽や〈下痢・便秘〉など食べた時の症状を紹介します。バラムツの刺身の味わいやどこで食べれるのかも〈オムツ必須〉など食べる際の注意点とともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
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バラムツとはどんな魚?食べたら危険って本当?
バラムツとは、駿河湾などで釣られることの多い深海魚で、体長は1メートルを超す巨大魚です。水深400mから800m付近で生息し、捕食のために水深の浅い所へ移動する習性があります。体表にはバラに似たとげがあることからバラムツという名前が付けられたようですが、食べると危険な魚として有名です。ここでは、バラムツについて詳しく紹介します。
バラムツを食べるのが危険な理由は?死亡事故も?
出典: @hamayu1137
バラムツは引きも強く、大きいので釣り人から人気がありますが、食べると危険なことでも知られています。ここでは、具体的にバラムツを食べると危険な理由について紹介します。
バラムツを食べると危険な理由は「特殊な油脂成分」にある
バラムツの筋肉にはワックスエステルと呼ばれる特殊な油脂成分が含まれていることが、食べると危険だと言われる理由です。ワックスエステルはロウに近い油脂で、人は消化することができません。そのため食べると消化されずに油がそのまま排泄され、気が付かない間にお尻から油が出てきていたという例もあるようです。
バラムツで死亡事故はないが下痢・便秘になる恐れも
消化できないワックスエステルを大量に食べると、消化不良で下痢や腹痛、脱水症状や便秘などの症状が起きる場合もあります。バラムツを食べることで死亡に至った例はありませんが、下痢などの胃腸障害の事例は多いので注意が必要です。
でも「バラムツ」の刺身は大トロ並みに美味しいって本当?
バラムツは消化できない油脂を含むため、食べると危険だと言われていますが、実際に食べるとどんな味がするのでしょうか。美味しいという話もありますが、ここでは、実際に食べたことがある人の感想とともに、バラムツの味わいを紹介します。
バラムツを食べてみた人の感想・口コミ
バラムツの味わいの特徴は、以下の通りです。
・大トロのような滑らかな舌触り
・濃い脂の旨味
・とろけるような濃厚な味わい
バラムツは消化できないワックスが問題ですが、大量の油脂が旨味につながり、まるで大トロのような味わいが楽しめます。舌の上でとろけるような滑らかな口当たりや、濃厚なトロをイメージさせる旨味が特徴です。加熱すると、マグロにも似たしっかりした味わいも感じられます。
刺身で食べると大トロの刺身のような味わいになり、網で焼くと余分な脂が落ちて旨味が残り、食べやすくなります。
mee mee
@meemee_ns
バラムツすっっごく美味しいのよ!!
お刺身3切れまでなら食べていいって言われたけど、あまりの美味しさに…食べそうになったけど全力で止められた🤤
清水紙魚子/Shimizu Shimiko
@shimizushimiko
前々から話に聞いていたバラムツの西京焼き。
漬けと網焼きによってだいぶ脂が落ちて食べやすくなり、また浸透圧で水分が抜け身がしっかりしつつ旨味が増していてとても美味しい。
バラムツを食べたい時は?どこで食べれる?購入できる?
出典: @Sorari_Aiba
バラムツは食べるのが危険なワックスが含まれていますが、その味わいはトロの様で美味しいと評判です。バラムツを食べてみたいと思った時は、どこで食べられるのでしょうか。ここでは、バラムツを食べる方法や、購入方法などについて紹介します。