玉ねぎを食べた後の臭いを消すには?食前・食後にできる対策を紹介!
【管理栄養士監修】玉ねぎを食べた後に口臭がきつくなったことはありませんでしたか?イヤな臭いを防ぐ方法はあるのでしょうか?今回は、玉ねぎを食べた後の口臭を消す方法ややってはいけないNG行為を紹介します。玉ねぎの臭いを事前に対策できる方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
石川桃子
管理栄養士
歯磨き粉をつけないで磨くことで自然と唾液が出てきます。唾液にはpH緩衝作用があるため、お口の健康を守るためにもとても重要な役割をしています。お口が乾燥しやすい方は、普段使っている歯磨き粉の量を半量に減らして磨くだけでも唾液の分泌が変わってくると思うので、一度歯磨き粉の量を見直すことも検討してみてくださいね。
玉ねぎの臭いは事前対策できる?
臭いの元となるとはいえ、玉ねぎは毎日の食卓に欠かせない食材です。あらかじめ、口臭を抑える対策を取ることは可能なのでしょうか?
ここでは、事前にできる玉ねぎの臭いの対策方法について解説します。
加熱して食べる
玉ねぎの臭いはアリシンが原因ですが、アリシンは加熱すると途端に弱まります。玉ねぎに火を通して食べるときは、臭いはそれほど気にしなくても問題ありません。外出先で食事をするときは、なるべく玉ねぎが加熱された料理を選ぶといいでしょう。
しかし、サラダやマリネなど、生の玉ねぎを使った料理を作ることもありますよね。そのような場合、玉ねぎをカットした後、水にさらしてしばらく置いておきましょう。アリシンは水に溶けやすいため、臭いを軽減することができますよ。
魚や肉類と調理する
アリシンは、たんぱく質と結びつくことで働きが鈍くなる性質があります。そのため、たんぱく質が豊富な魚や肉類と合わせて食べると、臭いを感じづらくなります。魚や肉類を使った料理を作るときは、玉ねぎも一緒に調理するといいでしょう。
また、玉ねぎが持つ酵素のおかげで、魚や肉類が柔らかく仕上がります。玉ねぎは食材の臭み消しとしても有効です。魚や肉類と玉ねぎをセットで調理することにより、料理の出来栄えをランクアップさせることができますよ。ぜひ取り入れてみてくださいね。
玉ねぎの臭い対策しよう
玉ねぎを食べた後の口の臭いは、自分だけでなく周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。あとから恥ずかしい思いをしないためにも、きちんと臭い対策をしたいものです。食前や食後に少し気にかけるだけで、口の臭いをグッと減らすことができますよ。
玉ねぎは血液の流れを良くしたり、血管を柔らかく保ったりするなど、健康に嬉しい効果がたくさんあります。体のためにも、積極的に食べたい食材です。しっかりと口臭対策をして、臭いを気にすることなく、玉ねぎをおいしく食べましょう。