メレンゲの失敗したら?復活できる?リメイク術や正しい作り方・コツも紹介!

メレンゲ作りで失敗したことはありませんか?復活させる方法はあるのでしょうか?今回は、〈ボソボソ・離水〉などメレンゲの失敗例と原因を、復活のさせ方やそのまま使うのは問題ないのかとともに紹介します。〈ラングドシャ・クッキー〉などメレンゲが失敗した時のリメイク・再利用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. メレンゲ作りで失敗したかも…?原因や使い道はある?
  2. メレンゲの失敗例は?どのような状態?
  3. 例①ツヤがない
  4. 例②角が立たない・ボソボソしている
  5. 例③離水する・水分が出てくる
  6. 例④そもそも泡立たない・とろとろしている
  7. メレンゲが失敗してしまう原因は?作り方が問題?
  8. ①メレンゲに水分・脂分が入ってしまっている
  9. ②砂糖を入れるタイミングや回数が間違っている
  10. ③攪拌する場所が不安定でムラがある
  11. ④泡立てすぎている
  12. メレンゲが失敗したらどうする?復活のさせ方は?そのまま使うのはあり?
  13. メレンゲを一度冷やしてから再び混ぜよう
  14. 失敗したメレンゲをそのまま使うのはおすすめしない
  15. メレンゲが失敗しない作り方のコツ・ポイントは?
  16. 理想的なメレンゲを立てるコツ・ポイント
  17. 失敗しないメレンゲの立て方・手順
  18. メレンゲの失敗したときのリメイク・再利用レシピを紹介!
  19. ①ラングドシャ
  20. ②クッキー
  21. ③ガトーショコラ
  22. ④プリン
  23. ⑤フィナンシェ風
  24. 失敗しないようにメレンゲを作ろう

メレンゲが上手く作れない原因は、どのようなことが挙げられるでしょうか。作り方自体に問題がある以外にも、他の原因が考えられるので、思い当たる点がないかを確認してみましょう。

①メレンゲに水分・脂分が入ってしまっている

メレンゲが失敗してしまっている原因の一つに、水分や脂分が入ってしまっていることがあり、その場合は以下のようになります。

・離水する
・泡立たない
・ツヤがない


メレンゲを作るときに卵黄と卵白を分ける必要がありますが、卵黄は脂分が多いため、混ざってしまうとメレンゲを泡立てても上手く泡立たず、離水してしまうこともあります。また、ボウルに水滴が残った状態でもきれいなメレンゲはできないため、しっかり拭き取ってから作り始めるようにしてください。

②砂糖を入れるタイミングや回数が間違っている

砂糖を入れるタイミングや回数を間違えると、以下のような失敗に繋がります。

・泡立たない
・ボソボソしている

メレンゲに入れる砂糖はメレンゲを丈夫にする役割がありますが、泡立ちにくくする性質も持ち合わせています。そのためメレンゲを作る最初の段階で一度に砂糖を入れると、泡立たずにとろとろとした状態となってしまうため、砂糖を入れるときは3回に分けて入れるとよいでしょう。

また、砂糖を入れるタイミングが遅すぎる場合はボソボソとした状態になるため、メレンゲの状態を見極めて入れるようにしてください。また、レシピの分量よりも砂糖が多すぎたり少なすぎたりしても、上手くメレンゲが作れなくなります。

③攪拌する場所が不安定でムラがある

メレンゲを攪拌する場所が不安定である場合にも、メレンゲが失敗しやすくなります。

・ボソボソしている
・離水する

メレンゲは長い時間卵白を泡立てる必要があるため、たくさんメレンゲを作る場合は手動の泡立て器では手が疲れてしまいます。そのため中央部分はボソボソなのに、フチの部分は卵白の状態のままで水が出ている状態になることがあるので注意しましょう。

また、ハンドミキサーであっても、ボウルの底まで泡立てられず、泡立ちにムラができてしまうことがあるので、全体的に均一に混ざるようにする必要があります。

④泡立てすぎている

メレンゲはしっかり卵白を泡立てる必要がありますが、泡立てすぎても以下の失敗に繋がります。

・ボソボソした状態になる
・離水する


きれいなメレンゲはツヤがあり、ボウルを逆さにしても落ちてこないもったりとした状態です。ボソボソしたり離水してしまった場合は、既にその段階を過ぎて泡立てすぎてしまっているため、生地と合わせてもふんわり焼きあがりません。

メレンゲが失敗したらどうする?復活のさせ方は?そのまま使うのはあり?

メレンゲ作りが失敗してしまった場合、復活させる方法はないでしょうか。失敗の状態にもよりますが、原因によってはメレンゲが成功することがあるかもしれません。また、失敗したメレンゲをそのまま使うことはできるかも説明します。

メレンゲを一度冷やしてから再び混ぜよう

メレンゲが上手く泡立たない状態の救済方法として、メレンゲを一度冷やす方法があります。卵白が温まってしまっている状態では上手くメレンゲが作れないため、お菓子作りをする人によっては凍らない程度の時間で、冷凍庫で卵白を冷やしてから作ることもあります。

ただし、メレンゲを混ぜ過ぎている場合や水分や油分がメレンゲに混ざってしまっている状態では、冷やしてもメレンゲは上手く作れないので他のお菓子にリメイクしてしまいましょう。

失敗したメレンゲをそのまま使うのはおすすめしない

メレンゲ作りが失敗した場合、そのまま使うのはおすすめしません。メレンゲを使うお菓子には種類がありますが、失敗したメレンゲを生地に加えることで以下のような結果となります。

・マカロン:ピエが出ない
・シフォンケーキ:膨らまない
・スポンジケーキ:ボリュームが出ず固くなる


メレンゲはお菓子を作る上で生地全体にボリュームを出すほか、口当たりをよくして美味しくする重要な役割もあります。失敗したメレンゲを使っても上手くお菓子は作れないため、生地にボリュームが必要なお菓子作りには使わないようにしましょう。ただし、失敗したメレンゲを使っても美味しくリメイクできるお菓子もあるので、捨てずに無駄なく活用してください。

メレンゲが失敗しない作り方のコツ・ポイントは?

メレンゲを失敗することなく、上手く作る方法を紹介します。メレンゲを使ったお菓子を初めて作る場合は、まずはきれいなメレンゲはどういった状態なのかを知ったうえで作り始めることで、失敗することなく美味しいお菓子に仕上がります。

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