広東料理とは?特徴や代表メニューの一覧や読み方・人気店を紹介!
広東料理を知っていますか?どんな特徴があるのでしょうか?今回は、広東料理とは何かを、〈味付け・調味料〉など特徴や、代表メニューの一覧とともに紹介します。広東料理の読み方やおすすめ店も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
肉包は日本では肉まんと呼ばれており、甘くない点心である鹹点心(しぇんてんしん)のひとつです。中身が入っているものには中国でもいくつか種類があり、あんまんは豆沙包(どうしゃーばお)と呼ばれています。日本の肉まんと中国の肉まんの違いは、中国の肉まんは皮に甘さがないことが挙げられ、むっちりとした食感が特徴です。
⑤小籠包(しょうろんぽう)
皮の中から熱々のスープが出てくる小籠包は、上海発祥の地と言われています。点心の扱いとされており、食事として食べるものではないようです。豚肉に煮凝りを混ぜ込むことで蒸したときに熱で溶けだし、スープになって出てくる仕組みで、食べるときにはレンゲに乗せて皮を破ってスープから楽しみます。
⑥ 紅焼排翅(ほんしゃおぱいちー)
紅焼排翅とはフカヒレの姿煮で、高級食材の一つとされています。乾物として扱われ、広州や潮州で利用されており、乾物であるフカヒレを蒸して臭みを消したものです。広東料理を代表する料理の一つで、繊維が太くて長いものほど高級なものとされています。
⑦ 蟹肉炒蛋(しぇーるーちゃおたん)
蟹肉炒蛋はかに玉のことで、ふんわりとした卵に蟹を混ぜてあんをかけた料理は広東料理の特徴を最大限に出しています。 日本では芙蓉蟹とも呼ばれ、芙蓉とはハイビスカスのことで、柔らかい卵がハイビスカスのように見えることから付けられました。日本にはかに玉の中にご飯を入れた天津飯もありますが、現地には存在しません。
⑧エッグタルト
エッグタルトは日本でも一時期流行し、若い人の間で話題のスイーツの一つになりましたが、広東料理の一つでもあります。イギリスカスタードタルトとポルトガルのパステル・デ・ナタを組み合わせたお菓子で、海外の貿易や植民地の時代が長かったからこそ生まれた料理と言えるでしょう。
⑨マンゴープリン
冷たい食味が特徴のマンゴープリンは香港発祥のお菓子で、1980年代には既に存在していたようです。南国でフィリピンからマンゴーが輸入されることも多いため、レストランなどで提供されることで人気となりました。最初は卵黄を加えたものだったようですが、現在はマンゴーだけを使うようになり、菊や魚の形を金型でかたどって提供するのが一般的のようです。
広東料理のおすすめ店は?
日本でもなじみの深い料理の多い広東料理は、本格的なものも日本で食べることができます。おすすめのお店を紹介するので、気になったらぜひ食べに行ってみてください。