ムースーローとは?本格的な作り方・アレンジレシピやカロリーを紹介!
ムースーローとはどんな料理なのでしょうか?作り方やカロリーが気になりますよね。今回は、ムースーローの簡単で本格的なプロのレシピ・作り方を、カロリーや由来、漢字とともに紹介します。ムースーローを美味しく仕上げるレシピのポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ムースーローとは?
中華料理店のメニューに、ムースーローと呼ばれる料理を見かけることがあります。ムースーローとは、どのような料理なのでしょうか。はじめに、ムースーローの正体や名前の意味、カロリーおよび糖質について紹介します。
ムースーロー(木須肉)はきくらげと豚肉の卵炒めを指す
ムースーローは漢字で木須肉と表記し、きくらげや豚肉、卵をメインに使った炒め物のことを指します。ムースーローの発祥の地は、中国の山東省です。現地ではタケノコが使われていましたが、伝来先の北京市ではタケノコが不作であったため、きゅうりで代用されるようになりました。現在は、白菜やピーマンなどの野菜を使って作られることもあります。
ムースーローは歯ごたえのあるきくらげやジューシーな豚肉、柔らかい卵の食感の違いが楽しめる料理です。濃い目の味付けなのでご飯に合うと人気があり、日本の中華料理店や家庭でもよく作られています。
ムースーローの由来
ムースーローの名前は、炒めた時の卵の見た目に由来しています。この卵の見た目が黄色くキンモクセイの花に似ていることから、中国語でキンモクセイを意味する木須と豚肉を現す肉の字を当てて、木須肉と名付けられたと言われています。
ムースーローのカロリー・糖質
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
ムースーロー | 333kcal | 1g | 15% |
【材料】
・豚肉肩ロース:100g/237kcal
・乾燥きくらげ:5g/11kcal
・卵:60g/85kcal
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。
上記のカロリー・糖質は、調味料を含まない具材のみの数値を記載したものです。ムースーローは脂質の高い豚肉が使われているためカロリーが高い一方で、それぞれの具材の糖質は低いため、低糖質な料理です。ただし、調味料を加えて作るとカロリーは473kcal前後、糖質は3.6gとなるので、ダイエット中は調味料の量に注意しましょう。
ムースーローの簡単なレシピ・作り方【本格的でプロのような味】
ムースーローを家庭で美味しく作るには、どのように調理すればよいのでしょうか。ここでは、ムースーローを簡単に作れるレシピや作り方を紹介するので、家庭でプロのような味に仕上げたい人は参考にしてください。
材料
・豚コマ肉:120g
・卵:3個
・乾燥きくらげ:6g
・小松菜:100g
・生姜:5g
・塩:少々
・胡椒:適量
・酒:小さじ1
・片栗粉:小さじ1と1/2
【合わせ調味料】
・醤油・酒:各大さじ1
・オイスターソース:大さじ1/2
・砂糖:小さじ1/2
・味の素:適量
作り方・手順
ムースーローの作り方は、以下の通りです。
1.乾燥きくらげをぬるま湯に漬けて戻す
2.ボウルに卵を割り入れ、少量の塩を加えて混ぜる
3.別のボウルに豚肉を入れ、塩と多めの胡椒、片栗粉、2.で溶いた大さじ1杯の溶き卵を加えて揉み込む
4.小松菜は根元を切り落とし、4cmくらいの幅に切る
5.生姜は千切りにする
6.合わせ調味料を混ぜてタレを作っておく
7.フライパンに多めの油を入れて溶き卵を投入して炒め、一度取り出す
8.フライパンに小さじ2杯の油を入れて、豚肉を投入して両面焼く
9.生姜と小松菜、きくらげを投入して炒める
10.合わせ調味料を投入して卵を戻し入れ、手早く炒め合わせて完成
豚肉は脂身があるものを選ぶとジューシーに、卵はLサイズを使うとボリュームのある仕上がりになります。小松菜は食感を残すために、大きめに切るのがポイントです。乾燥きくらげは50℃のぬるま湯に20分ほど漬けて戻し、炒める前には水っぽくならないように、しっかり水気を切っておいてください。
卵は白身を切って空気を含ませるようにしてしっかりと混ぜておくと、柔らかく仕上がります。味が具材に均一に馴染むように、合わせ調味料をフライパンに投入する直前で、再度よく混ぜておきましょう。仕上げに好みでラー油を加えると、コクと辛味が加わってより美味しくなります。
ムースーローを美味しく仕上げるレシピのポイントは?
ムースーローを本格中華料理のように美味しく仕上げるには、どのような点に気を付けるとよいのでしょうか。ここでは、ムースーローをより美味しく作るためのコツについて、卵の調理方法の観点から紹介します。