ローストビーフの低温調理は何度?57/58/60度など温度別に比較して紹介!

ローストビーフの低温調理・湯煎は何度で行うのが良いのか知っていますか?57度がベストというのは本当なのでしょうか?」今回は、ローストビーフの低温調理・湯煎に最適な温度・時間を、実際に作った人の口コミを元に紹介します。ローストビーフの低温調理・湯煎で生焼けか確認する方法や、美味しく作るレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. ローストビーフの低温調理・湯煎は57度がおすすめって本当?
  2. ローストビーフの低温調理・湯煎の温度比較一覧!時間はどれくらい必要?
  3. 中心温度58度~67度が理想的
  4. 57度以下は食中毒の恐れがあるためNG
  5. ①57度~58度
  6. ②60度
  7. ③70度
  8. ローストビーフの低温調理で生焼けか確認する方法は?
  9. ①調理用温度計を使う
  10. ②竹串を刺して肉汁の色を確認する
  11. ローストビーフを低温調理で美味しく作る方法・レシピを紹介!
  12. 材料
  13. 作り方・手順
  14. ローストビーフの低温調理で好みの温度を探してみては?

ローストビーフの低温調理・湯煎は57度がおすすめって本当?

ローストビーフはクリスマスやお正月などのお祝いの席以外でも、日常的に作る人が多いようですが、湯煎の温度が難しいと言われています。おおよそ57度が良いと言われることが多いようですが、実際にはどうなのでしょうか。食中毒を起こさないためにも、ローストビーフを作るときの適温を知っておきましょう。

ローストビーフの低温調理・湯煎の温度比較一覧!時間はどれくらい必要?

まずはローストビーフを低温調理や、湯煎をする時の温度を比較してみましょう。口コミではさまざまな温度で加熱しているようですが、牛肉の厚みや時間によっても大きく変化するので、ぜひ参考にしてください。

中心温度58度~67度が理想的

ローストビーフの中心温度は、58度から67度が理想とされています。この温度は内部まで殺菌ができる温度で、肉が柔らかく最も美味しく食べられる温度であるためです。低温調理は沸騰したお湯に浸けるわけではないため、どれくらいの温度かは目で見てもわからないので、湯温計で計ってから加熱を開始するのが良いでしょう。

57度以下は食中毒の恐れがあるためNG

ローストビーフを作るときの温度は、57度以下になると食中毒の恐れがあるためNGとされています。肉の塊に低温調理で火を通す場合は、58度で28分以上の加熱が必要になりますが、肉の中心まで熱が入るにはさらに100分以上の時間がかかります。しかし、57度では中心部分にまで熱が入らず殺菌ができません。

断面からは殺菌されたかどうかや熱がしっかり入っているかはわからないため、必ず58度以上で加熱し、肉の厚みによって時間を伸ばすなどの工夫をしましょう。

(*ローストビーフの食中毒について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ローストビーフの食中毒が心配。炊飯器で安全に手作りする方法も紹介!

①57度~58度

ローストビーフを57度~58度のお湯の温度で作った場合は、以下の時間がかかります。

・2cm:2時間
・3cm:2時間40分
・4cm:3時間40分
・5cm:4時間40分


ローストビーフを作るうえで最低の温度でもある57度~58度は、かかる時間も長くなります。しかし、柔らかくジューシーでしっとりとした味わいと食感を楽しみたい場合は、こちらの温度で作るのがおすすめです。

出典: @yuna_digick

②60度

60度の湯煎でローストビーフを作るときの時間は、以下のようになります。

・2cm:1時間20分
・3cm:2時間
・4cm:3時間
・5cm:4時間


60度の湯煎で作った場合、柔らかくジューシーな味わいながらも、しっかり火が通った見た目のローストビーフが作れます。60度で作った場合のローストビーフの肉は中心が少し茶色い程度となり、ミディアムと呼ばれる焼き加減になります。湯煎の時間も逆算しやすいので、初めてローストビーフを作る場合にはおすすめの温度です。

出典: @yarukawan

③70度

70度の湯煎でローストビーフを作ったときの時間の目安は、以下の通りです。

・2cm:55分
・3cm:1時間35分
・4cm:2時間35分
・5cm:3時間35分


70度の温度で作った場合は湯煎の時間も短くなります。時間を調節することで柔らかくも仕上がりますが、赤みが残りつつしっかりした食感に仕上げたい場合には、70度で少し長めに湯煎するのが良いでしょう。

関連する記事