冷凍庫で氷が固まる時間は?短縮する方法や凍らない時の原因も紹介!
氷が固まる・できるのにかかる時間を知っていますか?今回は、冷凍庫で氷が固まるまでにかかる時間を〈製氷器・製氷皿〉別に、固まりにくい場合の理由と紹介します。氷を早く固まらせるための時間短縮の方法や、氷が溶けるのにかかる時間や保存期間・方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
急いで氷が必要な時には、早く固まって欲しいと思うこともあります。ここでは氷を時間短縮で、早く作る方法を紹介します。
①お湯を使用する
熱いお湯のほうが冷たい水よりも早く凍るというムペンバ効果という現象を利用して、お湯を凍らせてみましょう。常温の水の場合は固まり始めるまでにかかる時間は約100分ですが、熱湯が固まるまでの時間は30分ほどになります。
温度のむらにより早く凍るという現象なのですが、実際に家庭の冷蔵庫で試すことは止めておいたほうが良い方法になります。熱湯を冷凍庫の給水タンクに入れたりプラスチック製の製氷皿に入れると、故障の原因になる場合があるので気をつけましょう。
②アルミ製品に水を入れる
アルミ製品は熱伝導率がとても高く、アルミの板やアルミのバッドなどを使うことで氷を早く作ることができます。アルミ製のバッドの上に水を入れたアルミカップを置き凍らせることで固まる時間が30分ほどに短縮できます。アルミの製氷皿でも冷気が伝わるスピードが速くなり、水が固まるまでの時間は30分です。
③氷の表面積を多くする
氷が早く固まるようにするには、表面積が大きな製氷皿やステンレス製やアルミ製のバットを使うとよいです。大きな器を使うことで水の表面に、より多く冷凍庫の冷気が当たり冷やすことが出来るので氷が固まる時間を短縮することができます。
冷凍庫の氷が溶けるのにかかる時間は?保存方法・期間は?
冷凍庫内の氷が溶けるのには、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。せっかく出来た氷をいつでも使えるように、解かさず保存をする方法とどのくらいの期間保存をすることができるかを紹介します。
溶けるのにかかる時間は約1時間半
水の分子は通常は結合せず別々に動いていて、0℃をさかいにそれぞれの分子が動きを止め結合して固まるので氷が出来ます。氷が溶ける条件は温度が0℃を超えることで、分子がバラバラになり動き初めて溶け出すのです。急速製氷やお急ぎ製氷などの機能を使って凍らせた氷は特に解けやすく、1時間半ほどの時間でとけます。
保存期間は約1週間でポリ袋などに入れて保存しよう
作った氷を安全に保存できる期間は1週間のため、1週間以内に消費しましょう。冷凍庫内に氷をストックしておくと期間が長くなればなるほど、冷凍庫の開閉の回数が増えその度に菌が氷に付着する可能性が高くなります。
氷を安全に1週間以上保存する場合は、作った氷を出来立てのうちに、菌が触れないように密封度の高い容器や気密性高いポリ袋などに入れて冷凍するのがおすすめです。
(*溶けにくい氷の作り方のコツについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
氷が固まるまでにかかる時間を把握しよう
製氷皿や製氷機をはじめ冷凍庫でペットボトルや牛乳パックを使って、氷が固まるまでの時間はどのくらいかかるのかを把握しておきましょう。氷を使いたいシーンで氷がないと慌てないように、時間の余裕をもって製氷しておきましょう。