なめこの賞味期限はどれくらい?見た目でわかる?日持ちする保存法も紹介!

【管理栄養士監修】なめこの賞味期限はいつまでか知っていますか?今回は、なめこの賞味期限を〈袋入り・真空パック・缶詰〉など容器別に比較し、賞味期限が近い・腐った時の見分け方も紹介します。なめこの賞味期限を伸ばす〈冷蔵・冷凍〉での保存方法や、新鮮ななめこの特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 住吉彩
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管理栄養士、野菜ソムリエプロ。 病院で1000人以上の食事指導、栄養管理を経験。現在は”食のチカラで、心も身体も健幸美人で溢れる社会を作りたい!”...
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管理栄養士、野菜ソムリエプロ。 病院で1000人以上の食事指導、栄養管理を経験。現在は”食のチカラで、心も身体も健幸美人で溢れる社会を作りたい!”という思いから独立し、講座を主宰したり、講演、執筆、監修などを行っている。趣味は家庭菜園。万年ダイエッターを卒業するためのポイントをまとめたメルマガも配信中。

目次

  1. なめこの賞味期限が書いてない…?いつまで?
  2. 生鮮食品のため賞味期限は記載なし
  3. 常温保存はNG
  4. なめこの賞味期限は?日持ちしない?
  5. 袋入りは2〜3日程度
  6. 真空パックや瓶詰でも最大1週間
  7. 缶詰は数ヶ月ほど日持ちする
  8. 賞味期限が近いなめこの見分け方は?腐ると?
  9. 傷んだ・腐ったなめこの特徴
  10. 新鮮ななめこの特徴
  11. なめこの日持ちする保存方法は?
  12. ①冷蔵庫で保存する方法
  13. ②冷凍で保存する方法・期間
  14. ③天日干しする保存方法・期間
  15. ④醤油づけする方法・期間
  16. なめこの賞味期限に注意しよう

なめこが傷んでいる場合や、腐っている時の特徴は以下の通りです。

・酸っぱい臭いや変な臭いがする
・ドロっとしている
・押すと柔らかい
・なめこの形が崩れる
・真空パックなのに膨らんでいる
・泡立っている
・黒く変色している
・触ると滑りが取れる
・普段よりも水っぽい
・茎の部分にハリがない

真空パックや袋入りのなめこは、臭いや柔らかさなどから傷んでいるかどうかを判別できます。傷んでいるなめこや腐っているなめこは、開封した瞬間に酸っぱい臭いや明らかにおかしな臭いがする場合があります。

また、通常のなめこはきのこの形が保たれてますが、傷んだり腐ったりしていると形が崩れて千切れているものが増えるのが特徴です。そのほかにも、明らかに色が黒ずんでいるなどの変化が見られる場合もあります。

このように、普段と見た目や臭いが異なる場合は、健康を害する恐れがあるので食べないようにしましょう。なお、缶詰も保存状態などによっては変質している場合があります。開封後は一度中身の状態を確認してから使った方が安心です。

なめこが腐るとどうなる?白いのはカビじゃない?見分け方や保存法を紹介!

新鮮ななめこの特徴

新鮮ななめこには以下のような特徴があります。

・色が茶色く鮮やか
・大きさが揃っている
・ハリ・弾力がある
・ぬめりが強い
・濁りが無い
・しっかりと真空になっている
・かさが開ききっていない

新鮮ななめこは色がきれいな茶色をしており、ハリや弾力があります。新鮮なものほど見た目に透明感もあるので、選ぶ時の判断材料とすると良いでしょう。

なお、スーパーマーケットなどは品質管理が徹底されているため、定期的にチェックを行って質の悪くなったものは廃棄するのが一般的です。しかし、陳列されているなめこを他の客が触ったり間違えて落としたりした時に、袋に見えない大きさの穴が空く場合や手の温度で傷みが進む場合もあります。購入時は、しっかりと状態を確認するようにしましょう。

住吉彩

管理栄養士

なめこはビタミンやミネラル、食物繊維など普段の食事に不足しがちな栄養素がたくさん含まれています。そのため毎日の食事になめこをプラスするだけで、手軽にバランスの良い食事になります。日ごろの健康を手軽にサポートしてくれるので、保存法に注意して新鮮ななめこを取り入れてみてはいかがでしょうか?

なめこの日持ちする保存方法は?

なめこは通常あまり日持ちしないため、できるだけ長く日持ちさせたいと思う場合もあるでしょう。ここでは、なめこを日持ちさせることができるさまざまな保存方法を紹介します。

①冷蔵庫で保存する方法

なめこは冷蔵庫で保存することで、常温よりも日持ちさせることができます。冷蔵庫で保存するときは、以下のように保存しましょう。

1・石づきがついている場合は外す
2・洗わずにそのまま冷蔵庫で保存する


石づきがついているなめこは、冷蔵する前に石づきを外すひと手間が必要です。ただし、なめこは通常は洗わずにジップバッグなどに入れて保存するのがポイントです。

なめこのぬめりには、胃の粘膜の保護や消化促進に役立つムチンと呼ばれる成分が豊富に含まれており、洗うとこの成分が溶け出す可能性があります。ただし、あまりに汚れがひどい場合には、汚れを落とす程度に軽く水洗いすると良いでしょう。

なお、冷蔵保存の場合には0度~5度の環境を保てるチルド室で保存すれば、1週間程度は日持ちさせることが可能です。

②冷凍で保存する方法・期間

なめこは冷凍保存することも出来ます。冷凍で保存する場合は以下のような手順で行いましょう。

1.石づきを外す
2.ジップバッグに入れて、空気を抜く
3.ジップバッグの表面を平らに整えて冷凍庫に入れる


真空パックで包装されているなめこの場合は、ジップバッグに移さずそのまま冷凍庫に入れて構いません。真空パック以外の場合には、石づきを外してからジップバッグに入れ、なるべく空気を抜いておきましょう。また、冷凍させる時は、急速冷凍の機能を活用するか、金属トレーなどの上に乗せて冷凍させると細胞の破壊が抑えられるため風味が落ちにくくなります。

なお、冷凍したなめこを使用する時は、味噌汁や煮物などに入れるのであれば凍ったままの状態で使用可能です。それ以外の場合は、冷蔵庫に入れて解凍するか、袋のまま流水に入れて解凍すると良いでしょう。

住吉彩

管理栄養士

なめこは比較的賞味期限の短い食品なので、買い物をした日に使い切る量を買うことがおすすめです。必要以上に買ってしまった場合は、すぐに冷凍保存にするなど保存方法にも注意しましょう。

(*なめこの冷凍について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

なめこは冷凍できる?保存方法や日持ち期間は?解凍のコツやレシピのおすすめを紹介!

③天日干しする保存方法・期間

なめこは天日干しすると保存期間が長くなります。天日干しする場合は、以下のような手順で行います。

1.なめこをザルなどに並べて天日に干す
2.時々ひっくり返しながら3日程干し続けて乾燥させる


なめこを干すときは出来るだけ重ならないようにし、雨や夜露を避けるために夜は室内に取り込みます。干し終わったなめこは、消毒して乾燥させた瓶などに食品用の乾燥剤を入れて保存すると、3週間程度日持ちします。

天日干ししたなめこを使用する場合は、味噌汁などの汁物であればそのまま使えますが、他の料理に使用する場合はたっぷりの水で戻してから使用すると良いでしょう。なめこは、乾燥させるとぬめりが無くなりますが、通常のなめこにはないシャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。

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