なめこは冷凍できる?保存方法や日持ち期間は?解凍のコツやレシピのおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】なめこは冷凍保存できるのでしょうか?なめこは味噌汁や副菜などに役立つ食材です。今回は、<袋入り・株付き>のなめこの冷凍での保存方法・日持ち期間や解凍方法を紹介します。なめこの賞味期限切れの見分け方やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- なめこは冷凍保存できる?
- なめこは冷凍保存がおすすめ
- なめこを冷凍する際のポイントは?
- ①洗わないで冷凍保存する
- ②空気に触れないようにする
- ③急速冷凍する
- ④小分けして冷凍保存する
- なめこの冷凍での保存方法・期間は?
- ①未開封のなめこを冷凍保存する方法
- ②株付きのなめこを冷凍する方法
- 冷凍なめこの保存期間の目安
- 冷凍なめこを解凍する方法は?
- ①流水で解凍する
- ②冷蔵で自然解凍する
- ③凍ったまま加熱調理して使う
- なめこの賞味期限切れの見分け方は?
- なめこの賞味期限切れの特徴
- 冷凍なめこを使ったレシピ
- ⓵冷凍なめこの炊き込みご飯
- ②冷凍なめこの釜揚げうどん
- ③冷凍なめこのパスタ
- ④なめこのさっぱり煮込み
- ⑤なめこの味噌汁
- ⑥なめこのネバネバ蕎麦
- なめこを冷凍保存して美味しく食べよう
なめこは冷凍保存できる?
なめこは、独特のぬめりを持つ、汁物や副菜などに使いやすい便利なきのこです。なめこはスーパーの冷蔵コーナーに陳列されていることが多いですが、冷凍して保存することも出来るのでしょうか。
なめこは冷凍保存がおすすめ
なめこを冷蔵保存した場合、その賞味期限は2~3日と短めです。しかし、冷凍保存することで賞味期限を大幅に延ばすことが出来るので、すぐに使わない場合は冷凍保存すると良いでしょう。なお、なめこには袋入りのものと株付きのものとがありますが、いずれのタイプも冷凍保存が可能です。
春日爽花
野菜ソムリエ
なめこがぬめりを持つ理由としては、湿った環境ではないと大きく成長できないため、寒さや虫から身を守るためなどが知られています。
なめこを冷凍する際のポイントは?
なめこは冷凍保存することで保存期間を延ばすことができますが、冷凍する際にはいくつかのポイントを守って保存することが大切です。ポイントを理解しておかないと、なめこの美味しさを逃してしまう場合もあるので注意しましょう。
①洗わないで冷凍保存する
なめこは、洗ってしまうと旨味が流れ出て風味が悪くなってしまうので、袋入り・株付きいずれの場合も洗わずに冷凍保存することが大切です。なお、株付きのなめこにはおがくずなどが付いていることがありますが、洗わずに手で取り除くようにしましょう。
(*なめこの水洗いについて詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
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野菜ソムリエ
なめこは胃粘膜保護作用で知られる水溶性食物繊維のムチンが豊富です。また、トレハロースカリウム、葉酸なども含んでいます。こういった栄養成分は水で洗う際に落ちやすいので気をつけましょう。
②空気に触れないようにする
なめこを冷凍保存する際は、空気に触れないように注意して保存することもポイントの一つです。なめこに関わらず、食品は空気に触れた箇所が乾燥や酸化を起こし、味や食感が悪くなります。なめこを冷凍する際も、空気に触れないようにラップや密閉容器などを適宜活用することが大事です。
③急速冷凍する
なめこを冷凍する際に気を付けた方が良いのが、冷凍する速度です。時間をかけて冷凍すると、凍結する過程でなめこに含まれる水分が大きな結晶になり、なめこの細胞を破壊してしまいます。細胞が破壊されると旨味が流出しやすくなる上に、食感が悪くなるので注意が必要です。
なめこを冷凍する際は、冷蔵庫の急速冷凍の機能を活用するか、熱伝導率の良い金属製のトレーに乗せて冷凍するなどして急速冷凍しましょう。
④小分けして冷凍保存する
なめこの冷凍保存を行う際は、小分けして冷凍保存するようにしましょう。小分けにせずに多くの量のなめこを冷凍すると、使用しなかったなめこは、解凍と再冷凍を繰り返すことになってしまいます。なめこは解凍と再冷凍を繰り返すことで細胞の破壊が進み、味と食感が著しく低下していきます。
小分けにしておけば、解凍と再冷凍を繰り返さずに済むうえに、調理の際にも使いやすくなるのがメリットです。