ぶどうの賞味期限はどれくらい?腐敗の見分け方は?日持ちする保存法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】ぶどうの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ぶどうの賞味期限を〈常温・冷蔵・冷凍〉保存別に比較して、いつまで食べられるのかなど紹介します。ぶどうの日持ちする保存方法や、賞味期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ぶどうの賞味期限は長い?短い?
ぶどうは果物のため賞味期限が短いと考えている方が多いでしょう。しかしぶどうの賞味期限は厳密には決まっておらず、保存方法によって異なります。この記事では、ぶどうの保存方法や賞味期限のほか、さらに日持ちさせるポイントなどを紹介します。
ぶどうの賞味期限はどのくらい?
ぶどうは1房にたくさん果実が生っているため意外と食べきれないことが多く、一時保存する場合が多いですが、保存したぶどうはどの程度日持ちするのでしょうか。ぶどうの保存方法とあわせて、保存方法別に賞味期限を紹介します。
①ぶどうを常温保存した場合(2~3日)
ぶどうは常温で保存可能ですが、室温では他の保存方法より日持ちしにくくなります。すぐに食べる場合のみ常温保存するようにして、長期保存の場合は他の保存方法にしましょう。
・賞味期限:2~3日
【保存方法】
1.ポリ袋もしくは新聞紙で1房ずつ包む
2.冷暗所で保存
常温保存する場合は必ず、直射日光の当たらない冷暗所での保存が適しています。また夏は通常よりも気温が高くぶどうの傷みが早くなるので、1~2日程度で食べきるようにしましょう。
②ぶどうを冷蔵保存した場合(5〜7日)
ぶどうは冷蔵庫で保存することが多いでしょうが、どの程度日持ちが可能かを見てみましょう。
・賞味期限(房付き):5日
【保存方法】
1.ポリ袋もしくは新聞紙で1房ずつ包む
2.野菜室で保存
・賞味期限(房無し):7日
【保存方法】
1.枝を少し残してぶどうの実を切り取る
2.密封袋に入れて野菜室で保存
房の有り無しによって日持ち日数が異なるので、すぐに食べ切らない場合は房から外して冷蔵での保存方法がおすすめです。また皮を剥いでしまうと日持ちしにくくなるので、皮はついたまま保存しましょう。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
大粒ぶどうの場合は房から一粒ずつ切り離すのがよいですが、デラウェアなど小粒のぶどうは房のままキッチンペーパーや新聞紙などで包んでから保存容器に入れ冷蔵庫に入れるようにしましょう。
③ぶどうを冷凍保存した場合
冷凍保存すると味が落ちるというイメージがありますが、ぶどうは冷凍保存をしても味が落ちることはありません。すぐに食べれらない場合など、長期間保存したい場合は冷凍保存がお勧めです。
・賞味期限:2~3週間
【保存方法】
1.枝を少し残してぶどうの実を切り取る
2.ぶどうを水で洗い、キッチンペーパーでふき取る
3.水分を完全にふき取ったら、ぶどうが重ならないように密閉袋に入れる
4.平らにして冷凍庫へ保存
ぶどうを冷凍保存する場合、皮付きのまま保存しても流水解凍時に綺麗に剥くことができるので皮の有無はお好みで大丈夫です。また解凍したぶどうを再度冷凍保存すると味が落ちるので、解凍したら食べきるようにしましょう。
(*ぶどうの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ぶどうの賞味期限が切れて腐るとどうなる?見分け方は?
ぶどうの賞味期限が切れて腐り始めると、明らかに普段と見た目や香りが異なり違和感を感じる方が多いでしょう。実際にどのような変化がみられるのか具体的に見てみましょう。
①賞味期限が切れて間もない時の状態
賞味期限が切れて間もない場合、食べても健康に影響がないことがほとんどです。賞味期限切れのぶどうの特徴を見てみましょう。
・匂い:新鮮なものより香りが落ちている
・見た目:果実が落ちやすく、みずみずしくない
・味:新鮮なものより味が落ちている
新鮮なぶどうより匂いや味はやや落ちますが、食べて体調を崩すことはありません。しかし房からぶどうが落ちやすくなると、傷みが進んでいる証拠なので腐ってしまう前に極力早めに食べるようにしましょう。