ぶどうの賞味期限はどれくらい?腐敗の見分け方は?日持ちする保存法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】ぶどうの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ぶどうの賞味期限を〈常温・冷蔵・冷凍〉保存別に比較して、いつまで食べられるのかなど紹介します。ぶどうの日持ちする保存方法や、賞味期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②腐っており食べない方がよい状態
賞味期限切れのまま放置するとぶどうはどんどん腐り、食べると体調を崩す危険があります。ぶどうが腐っていて食べないほうが良い状態の特徴を見てみましょう。
・匂い:異臭がする、アルコール臭がする
・見た目:カビが生えていて、果実がぶよぶよして水が出ている
・味:発酵したような酸味がある
腐っているか確認する場合、購入してからの日数よりも極力匂いや見た目で判断するようにしましょう。味を確認しようとして腐ったぶどうを食べると腹痛や食中毒の原因となるので、普段と匂いや見た目が異なったら食べるのは控えてください。
ぶどうの日持ちする保存のポイントは?
ぶどうは保存方法によって日持ち期間が変わりますが、さらに日持ちをさせたいという場合はひと手間加えると通常の保存期間よりも長期で保存が可能になります。どのようなひと手間を加えると良いのかを紹介します。
①食べる直前まで洗わない
ぶどうの表面には、ぶどうの鮮度を保つために分泌されている「ブルーム」と呼ばれる白い粉のような成分が付いています。
ブルームは水で洗うと簡単に洗い流すことができ、保存の際にぶどうを洗うと果実が傷みやすくなるため保存前は洗わず食べる直前に洗うようにしましょう。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
洗う際に粒ひとつひとつをゴシゴシ洗ってしまうと傷みやすくなるため、ボウルなどに水を張って房ごと浸けて振り洗いするのがおすすめです。
②房から外して保存する
ぶどうを房付きのまま保存すると、果実に溜まっていた水分が枝に戻り実の水分が減ってしまい、実が黒ずみやすくなったり味が落ちるなど劣化が早まります。ぶどうの鮮度を保つには、房から外して保存すると良いでしょう。房から外すときは枝を2~3mm残すようにすると、ぶどうに穴が開かず果汁が外に逃げずおいしく保存ができます。
③新鮮なぶどうを選んで購入する
ぶどうを日持ちさせたい場合、新鮮なぶどうを購入することが重要です。新鮮なぶどうの特徴を紹介します。
【新鮮なぶどうの特徴】
・皮に張りがあり、白っぽい粉が表面についてる
・枝が黄色か緑色でしおれていないもの
・枝から実が落ちていないもの
新鮮なぶどうを選ぶことで通常よりも日持ちしやすくなるため、購入の際には上記の特徴も確認して、状態の良いぶどうを探すようにしましょう。
ぶどうの賞味期限に注意しよう
ぶどうは賞味期限切れになると美味しさが半減するだけでなく、腐り始めたものを食べると体の不調にも繋がりまります。せっかく購入したぶどうをおいしく食べるために、適切な保存方法を知りできるだけ早めに食べるように心がけましょう。