ポテトサラダは日持ちしない?賞味期限の目安は?冷凍・冷蔵庫など別に!
ポテトサラダは日持ちしない料理だと知っていますか?今回は、ポテトサラダの賞味期限を〈冷蔵庫・冷凍〉保存別に比較して、いつまで食べられるのか日持ちする目安を紹介します。ポテトサラダの長持ちのコツや、賞味期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ポテトサラダの腐敗を防いで日持ちさせるためには、どのように保存したら良いのでしょうか。ここではポテトサラダの調理や保存の際のポイントを紹介します。
①冷蔵保存する場合
ポテトサラダを冷蔵保存する場合は、以下のような点に注意しましょう。
・蓋付きの容器やラップを使い、密閉保存する
・熱いものの近くには置かない
・保存容器から直接食べない
・取り分ける時は清潔な箸を使う
ポテトサラダを熱いものの近くに置くと、ポテトサラダの温度も上がって傷みやすくなります。また、容器から直接食べたり、他のおかずなどに触れた箸を使うと、箸から雑菌が混入して日持ちが短くなるので注意が必要です。ほかにも、冷蔵庫の中は雑菌が多いため、蓋やラップで容器を密閉しないと雑菌が非常に速いスピードで増える場合があります。
日持ちを長くするためにも、保存方法や取り扱いには気を付けましょう。
② 冷凍保存する場合
ポテトサラダを冷凍する際は、以下のようなポイントに気を付けて保存しましょう。
・じゃがいもと他の具材を分けて冷凍する
・じゃがいもはレンジやフライパンで加熱して、水分を飛ばす
・冷凍庫の奥において、なるべく空気に触れないようにする
・密閉できる容器や袋を使用する
冷凍保存する場合には、できるだけ空気に触れさせず、含まれる水分を少なくしておくことで長く日持ちさせることができます。調理中に水分を飛ばしたり、容器などを工夫するようにしましょう。
じゃがいものみのマッシュポテトを冷凍した場合の賞味期限は1ヶ月ですが、ハムなど生の具材を入れると水分量が増えるため、賞味期限も2週間と短くなります。冷凍保存する際は、じゃがいもと他の具材を分けて冷凍すれば、じゃがいもは長期間日持ちさせることが可能です。
なお、じゃがいもは冷凍すると食物繊維やでんぷんが破壊されるため、解凍した時にボソボソした食感になる場合があります。形が残らない程度にまでつぶす事で食感が保たれるので、冷凍する前はしっかりとつぶして滑らかな状態にしておきましょう。
③冷凍したポテトサラダの解凍方法
冷凍したポテトサラダは、解凍方法に気を付けることでおいしさを保つことができます。
・冷蔵庫で6時間程度、もしくは常温で自然解凍する
・解凍したものに、新たに生野菜を混ぜる
・解凍した後は再度味付けを行う
ポテトサラダは電子レンジで解凍すると、水っぽい食感になりおいしさが半減します。元の食感を取り戻すためにも冷蔵庫でゆっくり解凍するか、常温で自然解凍すると良いでしょう。また、生野菜やマヨネーズは冷凍すると味が落ちるため、食べる前に再度加えるのもおすすめです。
④調理時のポイント
ポテトサラダを日持ちさせるためには、調理の時にも気を付けた方が良いポイントがあります。
・じゃがいもが冷めてから、他の材料を加える
・きゅうりは塩もみをして、水分をよく切ってから加える
・味付けに砂糖や酢を加える
・まな板や包丁等の調理器具を熱湯やアルコールスプレーで消毒する
・素手ではなくビニール手袋をつけて調理する
ポテトサラダにきゅうりを加える場合、きゅうりの水分が多いとポテトサラダが傷みやすくなるので、きゅうりは塩もみしてよく水分を切っておくようにしましょう。ほか、じゃがいもが温かいままの状態で他の具材と混ぜてしまうと傷む速度が早まるので、しっかりと冷ましてから他の材料と混ぜることも大事です。
また、ポテトサラダを日持ちさせるためには、調理中に食材に雑菌を付着させないようにすることも大切です。特にポテトサラダは、じゃがいもをふかす工程以外は加熱しないため、調理器具や手などから雑菌が混入しやすい傾向にあります。
雑菌の混入を防止するためにも、調理器具の消毒やビニール手袋の着用をするなど、できる範囲で衛生的に調理することを心がけましょう。
(*ポテトサラダの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ポテトサラダを賞味期限内に使い切るアレンジレシピ
ポテトサラダをたくさん作り過ぎてしまった場合、食べ切れずに困ってしまうこともあるでしょう。ここからは、ポテトサラダを賞味期限以内に使い切るためのおすすめのアレンジレシピを紹介します。
①ポテトサラダのチーズトースト
ポテトサラダのチーズトーストは、パンにポテトサラダとチーズをのせて焼くだけの、朝食にもぴったりのレシピです。トーストだけではなく、ホットサンドにするのもおすすめです。