なめたけとは?なめこと違いは?栄養価・作り方や人気アレンジレシピを紹介!
なめたけとはどんな食材か知っていますか?今回は、なめたけの〈味・栄養素〉などの特徴や「なめこ」との違いを紹介します。そのほかにも、なめたけの作り方や、なめたけを使用した人気アレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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なめたけとは?
なめたけは漢字で滑茸と書きスーパーなどで瓶詰めで売られています。中には茶色く細長いものが入っていますが、なめたけとはどのようなものなのでしょうか?なめたけの味や栄養素なども併せて解説します。
「なめたけ」とは「えのき」を甘辛く煮た食材
なめたけは一見するときのこの種類の名前のようにも見えますが、実際はえのき茸を醤油で煮付けた食材のことを指します。京都府にある嵐山の料亭が発祥と言われており、1958~1959年頃から普及し始めたと言われています。なめたけはそのまま食べても美味しいですが、料理の食材として使うこともできる食材です。
なめたけの味
なめたけは醤油やみりんなどで調味された、甘辛い味付けが一般的です。現在では様々な味付けのなめたけがあり、昆布や鰹節などのだしが効いたものや醤油味の強いもの、辛味を加えたものなどもあります。いずれの場合も程よいとろみがついているのが特徴です。
手作りすると自分好みの味付けにできるので、市販のものではしょっぱすぎると感じる方などは自宅で作ってみるのも良いでしょう。
Twitterの口コミ
あとこのなめたけ!これ初めて作ったけどめちゃくちゃおいしい!!すごく優しい甘さ!!!市販のよりしょっぱくなくて薄味ですごく良かった…これで明日からのご飯がまた楽しみになる
Twitterの口コミ
あ すっごいおいしい 自分で作った なめたけ。
エノキの味がするわ~。
次は、砂糖減らしてチーズ乗せてなめたけピザ作ろうと思う。
なめたけ大好き
なめたけ(えのき)の栄養素
なめたけに含まれている栄養素は以下の通りです。
・ビタミンB1
・GABA(γ-アミノ酪酸)
・ナイアシン
・食物繊維
なめたけの原料であるえのきには、代謝を促すビタミンB1やナイアシン、疲労回復に役立つGABA、腸の調子を整える食物繊維などが含まれています。塩分量が多いので食べ過ぎは禁物ですが、体の調子を整えてくれる栄養素が豊富なので、普段の食事に摂り入れてみると良いでしょう。
(*えのきについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
「なめたけ」と「なめこ」の違いは?
「なめたけ」と「なめこ」はいずれも茶色く粘り気があり、見た目や名前が少し似ていますがどのような違いがあるのでしょうか。ここではなめたけとなめこの違いについて比較しながら解説します。
「なめこ」はきのこの1種で「なめたけ」とは別物
なめこはモエギタケ科スギタケ属のきのこで、ムチンという成分を分泌し、ぬめりや粘り気があるのが特徴食材です。一方なめたけの原料であるえのきは、タマバリタケ科エノキタケ属のきのこであり、種類が違います。
また、なめたけは調理された料理名ですが、なめこはきのこの品種を指す名称です。どちらもきのこで、色が茶色く粘り気があり似ている点は多いですが、2つは全くの別物と言えます。なお、上記の画像は「なめこ」です。
なめたけの作り方・レシピ
なめたけは瓶詰めの市販商品を購入する方が多いかもしれませんが、自宅でも簡単に作ることができます。ここでは、なめたけの作り方・レシピを3つ紹介します。