ヨーグルトの賞味期限切れはいつまで？1週間・1ヶ月はNG？食中毒の危険など紹介！

ヨーグルトを冷蔵庫で保存する場合は、以下のポイントに気をつけましょう。

・温度設定は10℃以下にする
・温度変化が少ない場所に置く
・ドアの戸袋には入れない
・開封後は蓋やサランラップで密封した上で2～3日以内に食べ切る

ヨーグルトには生きた乳酸菌が含まれており、常に乳酸菌の増殖が進んでいます。乳酸菌が増殖しすぎると酸味が強まるなどして風味が損なわれてしまうため、増殖を遅らせるためにも必ず10度以下の環境で保存しましょう。

また、ヨーグルトを戸袋付近で保存すると、振動によってホエイが分離しやすくなります。さらに戸袋付近はドアの開け閉めで温度が上がりやすく、劣化のスピードを上げてしまいます。特に開封後は、ドアの戸袋付近は避けた温度の低い場所で保存するようにしましょう。

また、冷蔵庫内には雑菌やカビが多く浮遊しているため、蓋を開けたまま保存すると雑菌やカビが侵入して増える可能性が高まります。ほか、ヨーグルトは冷蔵庫内の臭いも吸収しやすいので、蓋やラップで密封することが大切です。

ヨーグルトを冷凍保存する場合のポイントは、下記のとおりです。

・購入したパックのまま、または清潔な保存容器に小分けにして冷凍する
・冷凍する際は、あらかじめ砂糖やジャムを混ぜておく

ヨーグルトを日持ちさせたい時は、冷凍保存をすることで賞味期限を3～4週間程度まで延ばすことができます。ただし乳酸菌は低温の環境に弱いため、冷凍保存によって乳酸菌が弱ってしまう可能性はあります。全く効果が無くなるわけではありませんが、デメリットは理解しておくようにしましょう。

また、ヨーグルトを冷凍すると、解凍する際にホエイとヨーグルトが分離して食感が悪くなる場合があります。冷凍をする前に砂糖やジャムなど糖分を混ぜておくことで、解凍時の分離を防ぐことができるので、分離が気になる場合は事前にひと手間加えておくのがおすすめです。