ヨーグルトの賞味期限切れはいつまで？1週間・1ヶ月はNG？食中毒の危険など紹介！

賞味期限が切れて1週間後のヨーグルトは、以下のように変化する場合があります。

・酸味が増す
・ホエイ（乳清）が分離する
・酸っぱい匂いがする

賞味期限切れの1週間後でもヨーグルトは食べることができますが、商品によっては品質が落ちて劣化が進み始めている場合があります。また、乳酸菌の発酵も進みすぎて酸味が増し、酸っぱい匂いがする場合もあるでしょう。この時期になると、時間経過によってホエイ（乳清）が分離し、ヨーグルトの固形分の上に水が張ったような状態になります。

賞味期限が切れて2週間も経つと、以下のような変化が見られます。

・異臭がする
・色が茶色くなる
・ホエイ（乳清）が分離する

ヨーグルトには、製造の時点で少ないながらも雑菌が混入しており、時間経過とともに徐々に増殖していきます。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は雑菌の繁殖を防ぐものの、賞味期限が切れて2週間後ともなると、雑菌の増殖がかなり進んだ状態になっている可能性が高いでしょう。雑菌の繁殖に伴って、通常のヨーグルトにはない異臭がする場合もあるかもしれません。

さらに、雑菌の増殖が進むと見た目が茶色くなる場合があり、このような状態になったヨーグルトは健康を害する恐れがあるので、食べるのは避けたほうが無難です。

賞味期限が切れて1ヶ月〜2ヶ月以上経過すると、以下のように変化する場合があります。

・色が茶色くなる
・腐った臭いがする
・鼻をつく匂いがする
・ホエイ（乳清）が分離する

賞味期限を切れてから、1ヶ月〜2ヶ月以上経ったヨーグルトは、変質が進んで腐っている場合もあります。腐った場合には、開封した途端に鼻をつくような不快な腐敗臭がすることもあるでしょう。いずれにしても、実際の賞味期限を大幅に過ぎたヨーグルトは、雑菌などが異常繁殖している可能性もあります。

商品によっては見た目や匂いなどに大きな変化が見られないこともあり、半年以上期限が過ぎたヨーグルトを食べても問題なかった実例もあります。個人の判断次第ではあるものの、賞味期限を大幅に過ぎた食品は健康を害する可能性が高いので、なるべく食べないようにしましょう。

賞味期限が切れてから時間が経過し、腐って食べられなくなった場合は以下のような状態になります。

・鼻をつくアンモニア臭がする
・ホエイが茶色くなる
・黄色や緑色・黒色のカビが生える
・全体がピンク色になる
・酸味が強い
・苦味がある

腐って食べられない状態にまで変質したヨーグルトは、見た目や味などにさまざまな変化が現れます。また、見た目には変化がなくても、味や匂いがおかしい場合は腐っている可能性があります。少しでもおかしいと感じた場合は、無理して食べずに廃棄しましょう。

腹痛、下痢などが食べた後に続く場合、食あたり・食中毒の可能性が高いです。様子を見て、ひどい腹痛が長期で続くようであれば、病院へ行くのが良いでしょう。