ポークステーキ(豚ロース)の焼き方は?柔らかくするコツ・美味しい作り方を紹介!
ポークステーキの焼き方を知っていますか?柔らかくする方法が気になりますね。今回は、ポークステーキ(豚ロース)の美味しい焼き方を、〈時間・フライパン〉など作り方のコツとともにを紹介します。ポークステーキに合うソースをレシピとともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ポークステーキ(豚ロース)の美味しい焼き方を知りたい…
やわらかくジューシーな豚肉を美味しく手軽に味わえると人気のポークステーキですが、上手に焼くにはそれなりのコツが必要です。今回はポークステーキの美味しい焼き方を、人気レシピとあわせて紹介します。
ポークステーキの美味しい焼き方のコツは?柔らかくする方法は?
ポークステーキを美味しく焼くにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは焼き方のコツやポイント、肉をより柔らかくする方法を紹介します。
①豚ロースは常温に戻してから焼く
ポークステーキに使う豚ロースは、焼く前に必ず常温に戻しておきましょう。
・春~夏:10分程度
・冬場:20~30分程度
肉を常温に戻す時間の長さは上記の通り室温や季節によって異なりますが、気温の低い冬場でも30分を限度と考えてください。常温に戻すことで肉全体に火が通りやすくなり、しっとりとジューシーに焼き上げることができます。
②筋を切っておく・焼く前に叩いておく
ポークステーキをより柔らかく焼き上げるためには、焼く前の豚ロース肉に以下の工夫を加えましょう。
・焼く前の豚ロース肉の筋切りをする
・焼く前の豚ロース肉を軽く叩いて、肉の繊維をつぶしておく
こうすると焼いたときに豚肉が縮みにくくなり肉全体に均一に火を通すことができるため、よりしっとりと柔らかく焼き上げることができます。豚肉の筋は脂身と赤身の境目にあるので、包丁の先で等間隔に小さく切れ込みを入れるようにして切るのがポイントです。
③酒に浸ける
ポークステーキに使う豚ロースは、焼く前に酒に漬けておきましょう。
・料理酒ではなく日本酒に漬ける
・漬ける時間の目安:1時間~半日ほど
こうするとお酒のアルコール成分の保水効果によって豚肉がパサつきにくくなり、より柔らかく焼き上げることができます。料理酒には塩分や甘味料などが含まれており味付けの調整が必要になるので、日本酒を使用するのがおすすめです。日本酒がない場合は、ビールや焼酎、赤ワインなどで代用することもできます。
④下味は焼く直前につける
ポークステーキの下味をつけるときのポイントは、以下の通りです。
・下味は焼く直前につける
・下味をつけた後の豚ロースに軽く小麦粉をまぶす
下味をつけるタイミングが早いと、焼くまでの間に肉の旨味や水分が出てしまい乾燥した食感になってしまうので、下味は必ず焼く直前につけましょう。このとき下味をつけた豚肉表面に小麦粉をまぶしておくと、調理後も肉の旨味や脂肪が外に逃げません。またソースにも絡まりやすくなるので、より美味しく食べることができます。
⑤火の強さ・焼き時間の目安
ポークステーキを焼くときの火の強さや焼き時間の目安は、以下の通りです。
・火の強さ:弱火~中弱火
・焼き時間の目安:片面2分半~3分ほど
ポークステーキを美味しい焼き方のポイントは、フライパンの蓋をして弱火で蒸すように焼くことです。こうすることで中までじっくり火を通すことができます。片面2分半から3分ほどの時間をかけて丁寧に焼き上げましょう。
⑥最後は余熱で火を通す
ポークステーキを焼き終えたら、以下のようにして余熱で火を通します。
・火を止めたらすぐに皿に移さず、そのまま余熱でしばらく火を通す
・フライパンからアルミホイルに移して余熱を通す
余熱で火を通すことにより肉汁が安定しやすくなり、よりジューシーで美味しいポークステーキに仕上げることができます。さらにフライパンからアルミホイルに移して密封すると、より効果的です。
⑦中まで焼けているかの確認方法
ポークステーキが中までしっかり焼けているかを確認する方法は、以下の通りです。
・串などで刺してみて、肉から出る肉汁の透明感で判断する
・温度計を使用して確認する
肉にしっかり火が通っていれば透明な肉汁が、中まで焼けていなければ濁った汁が出てきます。また、肉に刺したまま調理できる専用の温度計を使って確認する方法もあります。一般的に、豚肉は63度まで加熱する必要があります。ただ温度計を使用する場合、豚肉の厚さは少なくとも3センチ以上が必要になるので注意しましょう。