天ぷらを揚げる順番は?野菜・肉・エビは?温度・時間なども紹介!
天ぷらを揚げる順番を知っていますか?どのような順番で揚げると美味しく作れるのでしょうか。今回は、天ぷらを揚げる順番やポイントを〈野菜・肉・エビ・かき揚げ〉など別に紹介します。天ぷら以外の揚げ物の順番や美味しい揚げ方のコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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天ぷらを揚げる順番は?
天ぷらの盛り合わせを作る場合、先に揚げた方が良い食材などはあるのでしょうか。ここでは、天ぷらを揚げる順番やその理由について紹介します。
天ぷらを揚げるおすすめの順番
天ぷらは、以下の順番で揚げるのがおすすめです。
①葉野菜
②固い野菜
③柔らかい野菜
④魚介類・肉
⑤かき揚げ
複数の食材を使って天ぷらを作る場合は、上記の順番で揚げましょう。大きく分けると、野菜・魚介類や肉・かき揚げの順番です。この順番で揚げると、揚げ油が汚れにくく、温度も一定を維持しやすいので効率よく調理ができます。
揚げる順番のポイント・理由
揚げ油が汚れにくい野菜類を最初に揚げ、その後で臭みのある魚介類や肉、衣や具材が剥がれやすいかき揚げを入れましょう。野菜は、火の通りが早い葉野菜を最初に揚げ、次に水分の少ない固い野菜を入れます。柔らかい野菜は水分が多く、油が薄まりやすいので後に回すのがポイントです。
天ぷらを揚げる順番・食材ごとのポイントは?
ここでは、天ぷらを揚げる際の方法やポイントを紹介します。食材ごとに注意するポイントが異なるので、美味しい天ぷらを揚げるための参考にしてください。
①葉野菜
最初に揚げる葉野菜には、以下の種類があります。
・大葉
・セロリ
・にんじんの葉
・ほうれん草
【大葉の天ぷらの揚げ方】
①大葉を冷水にくぐらせ水気を拭き取る
②大葉の裏側のみ衣を付ける
③180℃の油で20秒ほど揚げる
葉野菜の中でも、大葉は天ぷらの材料として人気があります。大葉は、揚げる前に冷水にくぐらせると食感が良くなります。水気が残っていると油はねの原因になるので、キッチンペーパーで拭き取りましょう。衣は、大葉の裏側のみに付けることもポイントです。
②固い野菜
2番目に揚げる固い野菜には、以下のような種類があります。
・じゃがいも
・さつまいも
・かぼちゃ
・ごぼう
・れんこん
【かぼちゃの天ぷらの揚げ方】
①かぼちゃの種を取り出し5mm程度の厚さに切る
②全体に衣を付ける
③160℃の油で3~4分ほど揚げる
固い野菜には、芋類・かぼちゃ・根菜などが含まれます。これらの野菜を揚げる際は、衣を全体にまんべんなく付け、中温でじっくり揚げることがポイントです。竹串を刺して抵抗なく貫通したら、油から引き上げましょう。
③柔らかい野菜
3番目には、以下のような柔らかい野菜を揚げます。
・なす
・椎茸
・舞茸
【なすの天ぷらの揚げ方】
①なすのヘタを落とし縦4つに切る
②なすの皮に切り込みを入れる
③切り込みを開きながら衣を付ける
④170℃の油で2分ほど揚げる
柔らかい野菜には、なすのように水分量の多いもののほか、きのこ類も含まれます。なすの天ぷらを揚げる際は、皮に切り込みを入れることで、全体に衣が付きやすくなります。揚げ油に入れて1分ほど経過したら、食材を裏返しましょう。
④魚介類・肉
天ぷらの食材として、以下のような魚介類・肉が人気です。
・エビ
・イカ
・カレイ
・ワカサギ
・鶏肉
・ウインナー
【ワカサギの天ぷらの揚げ方】
①ワカサギに塩を振ってしばらく置く
②ワカサギの水気を拭き取り爪楊枝でお腹に穴を開ける
③全体に衣を付ける
④180℃の油で1分ほど揚げる
エビ・イカ・白身魚などの魚介類や、鶏肉・ウインナーを使った天ぷらは、濃厚な風味に仕上がります。魚の天ぷらを作る際は、臭みを取るために塩を振り、出てきた水気をしっかり拭き取りましょう。また、内臓が破裂すると油はねの原因となるので、お腹に2~4箇所ほど穴を開けておくのがポイントです。
⑤かき揚げ
最後に揚げるかき揚げは、以下の食材を使うと美味しく仕上がります。
・にんじん
・玉ねぎ
・桜エビ
【にんじんと玉ねぎのかき揚げの揚げ方】
①にんじんと玉ねぎを細く切る
②衣と混ぜ合わせる
③衣と合わせた食材をおたまですくい取り180℃の油で1~2分ほど揚げる
かき揚げの具材には、にんじんや玉ねぎなどの野菜や、桜エビなどがよく使われます。これらの食材を衣と混ぜ、おたまですくって油に直接入れましょう。かき揚げは具材や衣が分離しやすいので、最後に揚げることがポイントです。