ピーマンの賞味期限はいつまで?日持ちする保存方法や傷みの見分け方やなど紹介!
【野菜ソムリエ監修】ピーマンの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ピーマンの賞味期限を〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存方法別に比較して、いつまで食べられるのかなど紹介します。ピーマンの日持ちする保存方法や、賞味期限切れで傷んだ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ピーマンの賞味期限はいつまで?保存方法は?
ーー[保存方法] 保存期間
[常温保存] 1週間
[冷蔵保存] 2週間
[冷凍保存] 1か月
[干して保存] 1か月
[作り置きして保存] 2~5日
ーー
ピーマンの賞味期限は保存方法によって賞味期限切れのタイミングが違います。方法別に保存するときのポイントと期限を詳しく説明します。
①ピーマンを常温保存する場合
ピーマンを常温保存する場合の賞味期限は1週間程度です。ピーマンの保存に最適な温度は7〜10度なので、気温が低い冬の場合は冷暗所で常温保存することが可能です。しかし、気温が高く冷暗所でも10度を超える夏の場合、ピーマンを常温保存するのは難しくなります。常温保存する場合、新聞紙やキッチンペーパーなどにピーマンを1個ずつ包みましょう。
②ピーマンを冷蔵保存する場合
ピーマンを冷蔵保存する場合の賞味期限は丸ごとなら1週間程度、カット後のものなら2~3日です。ピーマンは5〜10度の温度が保たれた冷蔵庫の野菜室での保存が一番適しており、水分がついていると痛みが早くなるため、水気を拭き取ってから新聞紙やキッチンペーパーに包んでからポリ袋に入れて保存しましょう。
カット後のピーマンは断面から傷みやすく日持ちしないため、空気に触れないようにしっかりラップをして冷蔵庫で保存します。カットしたピーマンは賞味期限切れになる前に出来るだけ早く使い切りましょう。
(*ピーマンの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
ピーマンに含まれるビタミンPは水溶性ビタミンのため、水にさらす時間が長くても栄養素が減少するので注意しましょう。
③ピーマンを冷凍保存する場合
ピーマンを冷凍保存する場合の賞味期限は1か月程度です。細切りや乱切りなど使い道に合わせてカットして、水分を拭き取ってからラップで包んだりジップロックに入れて保存します。使うときは、炒め物など加熱調理する場合は解凍せずそのまま使用しましょう。
和え物やサラダに使うために下茹でしてから冷凍保存したものは冷蔵庫に移してから自然解凍がおすすめですが、若干食感や味が落ちてしまいます。
(*ピーマンの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④ピーマンを干して保存する場合
ピーマンを干して保存する場合の賞味期限は1か月程度です。ピーマンは干すことで水分が抜けて旨味が凝縮されるので、たくさんピーマンがあり賞味期限切れになりそうなときには、ぜひ作ってみてください。作り方は、ピーマンを半分にカットして種とワタを取り除いてからザルに乗せて2日ほど天日干しするだけです。
干したピーマンは、保存容器に入れて冷蔵庫に入れてください。フレッシュなピーマンとは食感が変わりますが、水で戻してから炒め物や煮物などに使えて便利です。
⑤作り置きして保存する場合
作り置きして保存する場合、調理方法によって賞味期限が違います。
・サラダや和え物…2日以内
・きんぴらや炒め物…3日以内
・煮物…3日以内
作り置きしておくと日持ちするだけでなく、お弁当や食事の一品として手軽に加えることができます。作り置きのポイントは、水分の少ないきんぴらなどにしたり、かつおぶしやすりごまなど水分や調味料を吸ってくれるものと合わせること、濃いめ味付けにすることなどです。
作り置きしたものは清潔な保存容器で冷蔵保存し、賞味期限内に早めに食べ切るようにしましょう。お弁当に入れる場合は、しっかり再加熱をして下さい。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
きんぴらや炒め物にして冷凍保存することもおすすめします。高温でさっと炒めたものを冷凍すると味や食感も落ちにくいです。お弁当の小分けカップに入れて冷凍すると、そのまま使えて便利ですよ。