ケーキ用マーガリンとは?バターと違い・代用は?余った時の使い道・消費法も!
ケーキ用(製菓用)マーガリンを知っていますか?普通のマーガリン・バターとの違いや代用できるのでしょうか?今回は、ケーキ用マーガリンの特徴を、〈クッキー・ケーキ〉など作れるお菓子のレシピとともに紹介します。ケーキ用マーガリンが余った時の使い道・大量消費レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ケーキ用(製菓用)マーガリンとは?普通のやバターと違い・代用は?
バターと同じような使い方をされるマーガリンは、身近な食材ですが、ケーキ用マーガリンとはどんなマーガリンなのでしょうか。ここでは、お菓子作りに使われる製菓用、ケーキ用マーガリンについて詳しく紹介します。
ケーキ用(製菓用)マーガリンはお菓子作りに最適なマーガリン
ケーキ用マーガリンは、お菓子作りに特化して作られたマーガリンで、お菓子を作るのに適しています。ケーキ用マーガリンは練りこみやすく、混ぜやすいところが特徴で、ホイップしやすく作られたマーガリンです。
ケーキ用マーガリンと普通のマーガリンとの違い
ケーキ用マーガリンはホイップしやすく作られた、お菓子作りに最適なマーガリンですが、他にも普通のマーガリンとは違う特徴を持っています。ケーキ用マーガリンは混ぜやすいように、固まる温度が調整して作られていて、焼き上がりのバターのような香りも普通のマーガリンより際立ちます。
また、お菓子作りに使われるバターが無塩バターであるのと同じで、ケーキ用マーガリンも無塩マーガリンです。ケーキ用マーガリンが手元にない時は、普通のマーガリンでも代用できますが、使うときはレシピの塩分を減らすようにしてください。
ケーキ用マーガリンとバターとの違い
ケーキ用マーガリンは普通のマーガリンとは違う特徴を持っていますが、以下に紹介するように、バターとの違いも大きいです。
【固まる温度】
・ケーキ用マーガリン:10度以下でも固まらない
・バター:20度以下
【食塩使用】
・ケーキ用マーガリン:食塩不使用
・バター:食塩使用
【性質】
・ケーキ用マーガリン:植物性
・バター:動物性
【賞味期限】
・ケーキ用マーガリン:6ヶ月〜1年
・バター:6ヶ月
まず、バターは植物性なのに対してケーキ用マーガリンは植物性の食材で、どちらも賞味期限が長く長期保存が可能です。未開封であれば、バターは半年程度、ケーキ用マーガリンは1年程度まで保存できます。ケーキ用マーガリンは固まる温度を調節していて、一般的な冷蔵庫の庫内温度である10度以下で保存しても固まりません。
バターは20度以下で固くなり始め、冷蔵庫で保存するとしっかり固くなるので、ホイップする時は先に室温に戻して柔らかくする手間が必要です。ケーキ用マーガリンをバターで代用する時は、混ぜる前の温度管理に注意して、混ぜやすい17度程度まで戻しておく方がおすすめです。また、ケーキ用マーガリンは無塩ですが、バターは塩分が含まれています。
ケーキ用マーガリンの代用にバターを使用する時は、塩分を少なくする必要があります。反対に、バターの代用にケーキ用マーガリンを使いたい時は塩分を足すようにしてください。
ケーキ用マーガリンで作れるお菓子は?クッキーなど人気レシピ!
ここでは、以下のようなケーキ用マーガリンを使った定番のお菓子のレシピを紹介します。
・パウンドケーキ
・クッキー
・スコーン
・マフィン
ケーキ用マーガリンはバターを使うような焼き菓子に向いていて、香ばしい香りのよいお菓子が作れます。バターよりも柔らかいので生地も混ぜやすく、手軽に作れるので試してみてください。
①パウンドケーキ
バナナを使った甘味が美味しいパウンドケーキのレシピで、ケーキ用マーガリンを使うと生地を混ぜる時も簡単です。アーモンドプードルを使うので、より香り高く贅沢な風味に仕上がります。
②チョコチップクッキー
ケーキ用マーガリンを使ったチョコチップクッキーのレシピで、ホットケーキミックスを使うので初心者でも失敗がありません。チョコチップのほか、ドレンチェリーやナッツ類などを使ってアレンジするのもおすすめです。