ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由は?危険?安全な飲み方・商品も紹介!
ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいいと言われているのを知っていますか?危険なのでしょうか?今回は、ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいいと言われる発がん性などの危険・理由を、安全な飲み方と一緒に紹介します。安全に飲めるペットボトルの水・ミネラルウォーターも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ペットボトルの水は飲むのをやめたほうがいい?腐るなどの危険がある?
- ペットボトルの水は正しく扱えば安全
- ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいいと言われる理由は?
- ①水道水よりも検査が甘い
- ②菌の繁殖
- ③ペットボトルの容器から溶け出す有害物質
- ④環境汚染
- ⑤値段が高い
- ペットボトルの水・ミネラルウォーターの安全な飲み方は?
- ①ペットボトルの水は正しく保存しよう
- ②ペットボトルの容器を再利用するのは危険
- ペットボトルの水は早く飲み切ろう
- 安全なペットボトルの水・ミネラルウォーターを紹介!
- ①アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル(税込4362円)
- ②サントリー 天然水 ラベルレス(税込4898円)
- ③伊藤園 磨かれて、澄みきった日本の水(税込2580円)
- ペットボトルの水は安全なので飲んでOK
ペットボトルの水は飲むのをやめたほうがいい?腐るなどの危険がある?
ペットボトルの水は自動販売機やコンビニなどで手軽に購入できるため、日常的に飲んでいる人が多いです。ただ、ペットボトルの水は飲み方によっては健康を害する危険性もあるので注意が必要です。今回は、ペットボトルの水の危険性や安全な飲み方について紹介します。
ペットボトルの水は正しく扱えば安全
通常、ペットボトルの水は未開封の場合であれば腐ることはありません。ただ、賞味期限が切れてしまった場合、あるいは直射日光に当たってしまった場合などは飲むのを控えた方が良いと言われています。ペットボトルの水の賞味期限はメーカーによって異なるので、購入した際にきちんと確認しておきましょう。
ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいいと言われる理由は?
ペットボトルの水は手軽に購入できる上に飲みやすく、健康や美容のために飲んでいる人も多いです。ペットボトルの水を飲むのは危険だという意見もありますが、実際はどうなのでしょうか。ここでは、ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由について紹介します。
①水道水よりも検査が甘い
ペットボトルの水の検査内容は、食品衛生法により以下のように定められています。
・約20項目:製造の際に殺菌・除菌を行わない場合
・約47項目:製造の際に殺菌・除菌を行う場合
これに比べ、水道法により義務付けられている水道水の検査基準は51項目もあります。このように、検査内容を比較するとペットボトルの水は水道水よりも検査が甘いと言えるので、飲む際は注意が必要です。
②菌の繁殖
塩素処理されている水道水と違い、ペットボトルの水には雑菌の繁殖を防ぐ働きをする塩素が含まれていません。そのため、開封後のペットボトルの水は菌の繁殖により傷みやすいので注意が必要です。場合によっては深刻な健康被害につながる危険もあるため、開封後はできるだけ早めに飲むようにしてください。
③ペットボトルの容器から溶け出す有害物質
ペットボトルの容器から溶け出すとされている有害物質は、以下の通りです。
・フタル酸エステル類
・BPA
・アンチモン
ペットボトルの容器はプラスチックで作られており、原料としてフタル酸エステル類やBPAが含まれています。また、容器を製造する際の触媒としてアンチモンという物質が使用されています。フタル酸エステル類やBPA、アンチモンには発がん性があり、大量に摂取すると深刻な健康被害を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。
ペットボトルの容器はプラスチックでできており、熱がこもった場所や直射日光の当たる場所などでは特に溶けやすいと言われています。ただ、ペットボトルは国と業界団体の定める規格に適合した安全な容器です。ペットボトルから溶け出す発がん性物質はほんの微量であり、健康を害するほどの危険な水準に達することはないので安心してください。(※1)
④環境汚染
プラスチックでできているペットボトルがごみとして処理される際に環境へかかる負荷の大きさも、近年は大きな問題となっています。プラスチックごみを可燃ごみとして処理した場合の環境汚染や、埋め立て処理された場合の土壌汚染により、生態系にも悪影響が出ているためです。
これ以上プラスチックごみを増やさないためにも、ペットボトルの使用は控えたほうが良いと言えます。
⑤値段が高い
100mlあたり | 値段 |
ペットボトルの水 | 約20円 |
水道水 | 1円以下 |
一般的に、ペットボトルの水は100mlあたり約20円ほどで購入することができます。一方、水道水の値段は、店で販売されているミネラルウォーターの値段の1000分の1程度です。このようにペットボトルの水は水道水に比べると値段が高いことも、ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由の一つであると言えます。
ペットボトルの水・ミネラルウォーターの安全な飲み方は?
ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由は複数ありますが、正しい飲み方を守ってさえいれば、安全に飲むことは可能です。ここでは、ペットボトルの水やミネラルウォーターを安全に飲む方法について紹介します。
①ペットボトルの水は正しく保存しよう
ペットボトルの水は水道水と違って塩素消毒されておらず、直射日光などの熱を受けると雑菌が繁殖しやすくなります。またペットボトルを熱気のある場所に放置すると、ペットボトルに含まれるフタル酸エステル類やBPAなどの有害物質が溶け出しやすくなると言われています。ペットボトルの水を保存する際は、高温多湿の場所は避けましょう。
②ペットボトルの容器を再利用するのは危険
ペットボトルの水は塩素処理されていないので、一度開封すると、空気中の小さなゴミや雑菌などが入り込むことにより内側が汚れてしまっています。場合によっては雑菌の繁殖が深刻な健康被害を引き起こすケースもあるため注意が必要です。特に汚れていないように見える場合であっても、開封後のペットボトルの容器を再利用するのはやめましょう。
ペットボトルの水は早く飲み切ろう
開封後のペットボトルの中身は、時間が経つにつれ、外気の熱や空気中の雑菌などの影響を受けて少しずつ汚染されています。またペットボトルの容器に含まれる発がん性物質は、飲料がペットボトル内に入っている時間の長さに比例して多く溶け出すと言われています。健康を守るために、一度開封したペットボトルの水はできるだけ早く飲み切るようにしてください。
安全なペットボトルの水・ミネラルウォーターを紹介!
安全なペットボトルの水、ミネラルウォーターの特徴は、以下の通りです。
・国産である
・消費期限が長い
・加熱処理がされている
・保存料や添加物が不使用
・徹底した品質管理がされている
ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由について紹介してきましたが、国内で採水され、徹底した加熱処理や品質管理をされている商品であれば安心して飲むことができます。ここでは、より安全なペットボトルの水、ミネラルウォーターについて紹介します。
①アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル(税込4362円)
徹底した加熱処理がされており、日本人の口に合いやすい軟水を使用した天然水のセットです。水そのものの自然なおいしさを味わうことができる上に、ラベルレスの容器が使用されているため環境にも優しいと評判です。
②サントリー 天然水 ラベルレス(税込4898円)
サントリーでは採水した水を外気に触れさせずにボトリングするなど徹底的な品質管理がなされています。加熱処理がされている上に保存料や添加物等が一切使用されていないため、小さな子供にも安心して飲ませることができると評判です。
③伊藤園 磨かれて、澄みきった日本の水(税込2580円)
国内で採水され、活性炭フィルターとマイクロフィルターという2種類のフィルターを通して徹底的に不純物を取り除いたミネラルウォーターのセットです。非常に柔らかい軟水が使用されており、雑味のないまろやかな味わいで美味しいと評判です。
ペットボトルの水は安全なので飲んでOK
今回はペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由について紹介しましたが、適切な飲み方を守っていれば安全に飲むことができるので安心してください。ペットボトルの水は手軽に購入できるので、気に入った味わいの商品を見つけて飲んでみましょう。