卵は1個何グラム?重さをS・M・Lサイズ別で紹介!卵黄・卵白の割合やCCも!
卵は1個何グラムかを知っていますか?今回は、卵1個は何グラムか・重さを〈S・M・L・LL〉などのサイズ別で、〈全卵・卵黄・卵白〉など部分別に紹介します。Lサイズの卵はMサイズ何個で代用できるかや、何ccかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 卵は1個何グラム?重さは?サイズ別に紹介!
- SSサイズの卵1個の重さは40g以上46g未満
- Sサイズの卵1個の重さは46g以上52g未満
- MSサイズの卵1個の重さは52g以上58g未満
- Mサイズの卵1個の重さは58g以上64g未満
- Lサイズの卵1個の重さは64g以上70g未満
- LLサイズの卵1個の重さは70g以上76g未満
- 卵はサイズによって何が変わる?
- 卵黄と卵白の比率が異なる
- 卵黄が多い卵のメリット
- 卵白が多い卵のメリット
- Sサイズの卵におすすめのレシピを紹介!
- ①茶碗蒸し
- ②ケーキ
- Mサイズの卵におすすめのレシピを紹介!
- ①目玉焼き
- ②卵かけご飯
- Lサイズの卵におすすめのレシピを紹介!
- ①親子丼
- ②オムレツ
- 卵は1個何グラムか重さを知っておこう
卵は1個何グラム?重さは?サイズ別に紹介!
昨今では値上げの波で高価になりつつある卵ですが、完全栄養食と言われるスーパーフードです。そんな卵ですが、スーパーで購入する際にMやLと言ったサイズの表記が見られます。ここでは、サイズ表記にどういった基準があるのかを説明します。
SSサイズの卵1個の重さは40g以上46g未満
・殻付き:40〜46g
・全卵:46g
・卵黄:20g
・卵白:26g
・カロリー:57g
・たんぱく質:5.6g
・コレステロール:170.2g
・液体量:40cc
SSサイズは卵白と卵黄の10グラム未満と差が無いので、卵白が苦手という人はSSサイズをお勧めします。但し、SSサイズは出荷数が少ないため、他のサイズほど見かけることは少ないです。SSサイズは他のサイズより小さいので、お弁当などに詰める用の卵焼きにも丁度良いグラム数です。
重さに伴ってカロリーやコレステロールも低いので、気になる人はSSサイズを使ってください。
Sサイズの卵1個の重さは46g以上52g未満
・殻付き:46~52g
・全卵:50g
・卵黄:20g
・卵白:30g
・カロリー:65g
・たんぱく質:6.1g
・コレステロール:185g
・液体量:45cc
Sサイズの卵は、細かくグラムを調節する必要がある茶碗蒸しやケーキなどで使用する方法がおすすめです。特にケーキは僅かなグラムの差で仕上がりが違うので、他のサイズ1つとSサイズ1つなど、調整用として使用すると使い勝手が良いです。SSサイズ同様、供給が少なくスーパーで見かけることは稀なサイズです。
MSサイズの卵1個の重さは52g以上58g未満
・殻付き:52~58g
・全卵:52g
・卵黄:20g
・卵白:32g
・カロリー:72g
・たんぱく質:6.34g
・コレステロール:192.4g
・液体量:50cc
MSサイズから、卵黄と卵白の割合の差が10グラムを超えます。MSサイズはMサイズ卵と一緒に、ミックス卵という2種以上のサイズが1パックになった形で売られる事が多く、サイズが一定でないため値段が少し安くなっている事が多いです。
Mサイズの卵1個の重さは58g以上64g未満
・殻付き:58~64g
・全卵:56g
・卵黄:20g
・卵白:36g
・カロリー:81g
・たんぱく質:6.8g
・コレステロール:207.2g
・液体量:55cc
一般的によく見られるサイズがMサイズの卵です。規格でラベルは緑色と決まっているため、スーパーなどではパック内に緑色の品質表示が入っていたり、側面に貼られている物を多く見かけます。黄身と卵白の割合の差が20グラム未満で、卵かけご飯や目玉焼きに使うと綺麗に仕上がるのでおすすめです。
レシピ上でLサイズと指定がある場合でも、Mサイズでの代用が可能で、個数は同じか黄身1個分追加するとちょうど良い割合になります。特に黄身を足すと濃厚さが増すので、より美味しく仕上がります。
Lサイズの卵1個の重さは64g以上70g未満
・殻付き:64~70g
・全卵:60g
・卵黄:20g
・卵白:40g
・カロリー:89g
・たんぱく質:7.3g
・コレステロール:222g
・液体量:60cc
Lサイズは各サイズ内でも黄身と白身の割合が良いサイズです。親子丼やオムレツなど、生の状態を少し残すような料理に使用すると、見栄えの良い状態で仕上がります。パンケーキやマフィンと言った、卵の量を気にせず調理できるスイーツであれば、Mサイズの代用としても使用できます。
基本的に卵のサイズが指定されているスポンジケーキなどでLサイズ卵を使うと、生地の膨らみ具合や密度が変わるので食感が違います。ふっくらとした生地が好きな人は、Lサイズで試してみてください。
LLサイズの卵1個の重さは70g以上76g未満
・殻付き:70~76g
・全卵:72g
・卵黄:20g
・卵白:42g
・カロリー:97g
・たんぱく質:8.7g
・コレステロール:266.4g
・液体量:63cc
LLサイズの場合、卵白が卵黄の割合の差が倍程あり、メレンゲなど卵白がメインのレシピに使用するとコストパフォーマンスが良いです。カロリーが約100グラムと高めですが、卵自体が栄養豊富な完全栄養食なので、ダイエットなどで栄養の割合を調整する必要がある人にもおすすめのサイズです。
1パックLLサイズのみで販売されている事が珍しく、MSサイズと同様、他のサイズと混ぜてミックス卵として販売されている場合が多いサイズです。
卵はサイズによって何が変わる?
卵のサイズの違いは主にグラム数にありますが、他にはどんな事が変わるのか気になります。グラムが増えれば卵黄と卵白の割合も増えるイメージがありますが、実際はどうなのでしょう。ここでは卵黄と卵白の割合や、卵黄と卵白のそれぞれのメリットに触れながら説明します。
卵黄と卵白の比率が異なる
卵はサイズが変わることによって、卵黄と卵白の比率が異なります。卵は重さが増えても、各サイズの卵黄の重さに大きな変化はなく、卵白の重さに大きな差が出ます。卵黄はどのサイズも大体20グラム前後ですが、卵白はSSサイズで26グラム、LLサイズで42グラムと約20グラムの差があります。好みや用途によって使い分けましょう。
卵黄が多い卵のメリット
卵黄が多い卵のメリットは以下です。
・栄養価が高い
・濃厚さが増す
・善玉コレステロールを増やす
卵黄は、卵白よりも栄養価が高く、特にタンパク質は卵白の約3倍が含まれています。中でもビタミン類が豊富で、疲労回復や美肌効果、免疫力を高めるなど、完全栄養食の名に恥じない様々な効果をもたらします。認知症に効果的なコリンも含まれており、コリンはレバーやささげなど、常用されない食材に含まれることが多いため、日常的に卵を食べる事で補えます。
調理においても、卵黄が多いと濃厚さが増し、仕上がりの色味が濃くなることで華やかな見た目であったり食欲増進にもつながったりと、メリットが多いことが特徴です。レシチンと呼ばれる善玉コレステロール値を増加させる成分も含まれています。
卵白が多い卵のメリット
卵白が多い卵のメリットは以下です。
・悪玉コレステロールを下げる
・カロリーが低い
卵白には悪玉コレステロール値を下げる作用があり、この作用は血圧を下げることにも繋がり脳出血の予防になります。卵白は卵黄よりもカロリーが低く、卵黄の約8分の1程の量なので、ダイエット食品として向いています。
Sサイズの卵におすすめのレシピを紹介!
あまり見かけないSサイズ卵ですが、ミックス卵に入っていた場合に何に使えば良いのか困ることがあります。Sサイズはそのまま調理するよりも、溶いて使う方が使いやすいサイズなので、ここではその特性を活かしたレシピを2つ紹介します。
①茶碗蒸し
茶碗蒸しは溶いた卵を使用するので、Sサイズ卵が利用しやすいレシピです。こちらのレシピでは卵液を濾す作業を省けるので、手間も洗い物も減らす事ができます。茶碗蒸しは難しいイメージがありますが、お手軽に本格的な茶碗蒸しが作れるので試してみてください。
②ケーキ
ケーキも溶いた卵を利用する事が多く、細かくグラムの指定をしていることも多いのでSサイズ卵が使いやすいです。こちらのレシピでは、材料全てを入れてブレンダーで撹拌するという細かい作業が無いレシピなので、初心者でも作りやすいバスク風チーズケーキです。
Mサイズの卵におすすめのレシピを紹介!
Mサイズ卵は比較的どの料理にも使える万能サイズですが、今回は特にMサイズであることが活かされる料理を紹介します。手間が少なく直ぐに出来上がるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
①目玉焼き
Mサイズは卵白と卵黄の比率が良いというメリットがあるため、見た目も気になる料理に適しています。特にこちらのレシピは、目玉焼きを作る際に白い膜が張るという悩みを解消してくれます。黄身の見た目を綺麗に仕上げることができ、気分も上げることができる調理法です。
②卵かけご飯
ソウルフードでもある卵かけご飯は、新鮮な卵にこだわる日本だからこそできる料理です。卵白と卵黄がちょうどよくご飯と調味料に絡み、さらに薬味を加えることで塩味が増し、食感が変わるので、より美味しく食べられるレシピです。
Lサイズの卵におすすめのレシピを紹介!
グラム数が大きいLサイズの卵は、1個だけでも満足感が得られます。1人前で作ることが多い丼ものなどに活かしやすいサイズなので、紹介するレシピを参考に調理してみてください。
①親子丼
Lサイズの卵はグラムが多いため、半熟を残したい料理に活かす事ができます。トロトロとした部分を残す事で見た目的にも食欲が増し、口に含んだ後も固まっている部分と半熟の部分が相まって美味しく仕上がります。
②オムレツ
こちらのレシピでは、卵と牛乳を混ぜて卵液を作ります。昔ながらのオムライスのような見た目ですが、中はトロトロとした食感が味わえるオムレツです。おかずとしてオムレツにしても、中身をチキンライスにしてオムライスにしても美味しいレシピです。
卵は1個何グラムか重さを知っておこう
卵のグラム数や内訳を知っておくと、どんな料理に使えば美味しく活かせるのかが分かって便利です。グラムの小さい卵も、大きい卵も、それぞれの良さを理解して、様々な料理に挑戦してみましょう。